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ウェルビーイング 幸せとは、 書籍紹介

ようやく時間が空いて感想!

前野夫妻( 前野 隆司 さん・ 前野 マドカ さん )の共著の3月に発刊された本「ウェルビーイング」

幸せになりませんか?って聞くと胡散臭く感じる人もいると思います。

宗教でもはじめたのかと?
そんな夢のような話をするなと。

そんな事言う人もいますよね。

でも、不幸せよりも幸せの方がいい。他人と比較した幸せよりも、自分が幸せを感じるかどうかだと思います。それを丁寧に解説した本です。

気になったところ 海外との幸せの感じ方の違い

特に自分がなるほどなと思ったのは、海外と、日本とを比べた幸せの感じ方。

日本人は自分が幸せと感じてても、アンケートを取ると 自分だけが、幸せと答えちゃいけないんじゃないかと低く出るところまでは、なんとなくアンケートを見てて感じてはいたのですが、

それが、欧米とアジアを比べると顕著だと。それは個人主義傾向にあるか、集団主義傾向にあるか。細かく言うと欧州でも違うみたいですが、大雑把に。

自分がハッピーとと思えば幸せ!という欧米と、自分だけがハッピーと思うけど周りが幸せでなかったら幸せと答えちゃいけないんじゃないかと思うアジア地域。

その辺も詳しく書いてありますが、

ただ、分布が欧米型でもアジア型もない日本がもっと面白い。日本は戦後もっというと、明治維新以降西洋に追いつけ追い越せで、個人主義を輸入してきた。なので、ある部分が欧米型の個人主義が浸透している。でも、もともともっていた集団主義傾向も見受けられる。ということで、やはり日本人は世界観て特殊な国だとわかる。

歴史的に一番長い歴史を持った国であり、他の文化をうまく取り込んできた国であり、だからこそこの幸せを世界的に考えたときに日本がリーダーとなりうると思った。

おすすめの読み方

もちろん、本全部読むのがいいのですが、

忙しい人は、ここだけでも読んで!

ぜひ会社経営や働くということを考えている人は、

第4章経営とウェルビーイング

自治体の関係者は地域活動している人は、

第5章の1. 自治体の取り組み

結婚・夫婦・家族・子供の幸せを考えたい人は、

第5章の2. 夫婦の幸福度を上げる方法

だけでも、よんでみてください。

今までの研究がよくまとめられていて持ち運びやすい文庫本
幸せを考えるときに手元にあると便利だと思います。

そのなかでも、何度も取り上げていますが、

前野先生の幸せの4因子大好きです。

ありがとう。ありのままに。やってみよう。なんとかなる。

くよくよ悩まずまず「やってみよう」。 自分がそうもそうであるように、子どもたちにも、まずは「やってみよう!」。と。

でも、放置するのではなく、 「なんとなる」と思い見守ること。

そういう思いで、子供を見守ることができたら、なんと気持ちに余裕ができることか。

その行動が「ありのままに」できるとさらにいいと思うし、「ありのままに」やっている自分を許せるか、また、子供にその気持ちになってもらうことも大切。

そのすべてに行動、起きた現象、また関わった人たちに「ありがとう」を言えることがさらに幸せ度をましていくと思います。

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