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データの世紀

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2019年度の新聞協会賞を受賞した日本経済新聞社の「連載企画『データの世紀』とネット社会に関する一連の調査報道」の次期連載に向けて、このマガジンでは「データの世紀」をテーマに書か…
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2019年11月の記事一覧

やる気のデータを測って何をしたいのかを考えた方が良い

COMEMOネタです。 人事業界を中心に近年「HRテック」と呼ばれる技術が広がっています。リストバンドや首から提げる形の機器などを通じ、従業員の心拍やまばたきの回数、細かい体の動きや位置情報、脳波など様々なデータを集めて、ストレス値や集中力、感情の動きなどを分析する技術です。 これをHR-Techとして一括にして良いのかどうか議論の余地はありそうですが、以下の質問について考えてみます。 ・会社が、従業員の内面のデータを集めてそれぞれの集中力やストレス値などを算出する技術

「データはあなたも組織も守ってくれる。」

 「データ世紀」。そんな風に言われる時代になったのですね。 私がやっているサービスは、まさにビッグデータビジネスでもあります。受付にくる方の情報(データ)を貯めて行くことができます。 これは私が起業するときに、「まだ世の中にないデータである」と認識し、そして「このデータは必ずビジネス上で価値のあるデータである」と確信し、プロダクトを作ろうと心に決めた理由の一つでもあります。 どうして私が「データが組織も人も守ってくれる」と考えているかというと、人間の行動軸を考える・決め

「HRテック」について

・会社が、従業員の内面のデータを集めてそれぞれの集中力やストレス値などを算出する技術を導入することに、賛成ですか。反対ですか。もし実体験があれば、そのエピソードも含めてご意見をお聞かせ下さい。 (意見)賛成です。何故ならAIの技術は進化しており、従業員のメールや表情からその人の感情を分析することが可能だからです。顔を突き合わせての従業員の集中力を感じたりストレスを見出すことも重要ですが、それだけではわからない「サイン」を気づくことができるのではないでしょうか。 ・自分の内

まさに今がデータの世紀

エビです。 本日、日経COMEMOのトークセッションイベント「データの世紀-新時代のビジネスルール-」にご招待いただいたので、AIについて個人的な意見を書きます。 1.故人の人格再現AIを使いたい?これは使いますね。 使いたくない理由がみえづらいくらいかもです。 どうしてかというと、私は、母がクリスチャン系で父がブッディスト系の家系に産まれたのですが、実家はお彼岸やお盆、クリスマスをやるんですね。もちろんご先祖様の命日には墓跡に花をたむけます。その際、お線香の香りに包まれ

AIが本当に人格を再現できるのか

・AIによる故人の人格の再現という技術が利用できるなら、あなたは利用しますか。利用するならば、どんなことに使いたいと思いますか。利用しないならば、その理由はなぜですか。 (意見)利用したいです。万が一家族や仲の良い友人が私より先に亡くなってしまった場合、気軽に話すことは出来なくなってしまいます。何か相談したいときに人格が再現されたAIに相談したいと思います。 ・自分の人格をAIで再現し「もうひとりの自分」を作る技術は、利用したいと思いますか。利用したいなら何に使うのか、利

データが導く正解とは

COMEMOの方で意見を募集しているということだったので、「データが導く『正解』を信じますか」という質問について考えてみたら、信じるとか信じないの前に、「データが導く正解って何だ?」というところで思考が深みにはまってしまいました。。。 運転を例に考えてみましょう。自動運転ではなく普通の運転です。これは、周りの車や歩行者、道の状態、天候や車のスピード、目的地までの距離、約束の時間や自分の疲れ具合などなど、ものすごい量のデータを脳が絶えず処理しながら、今すべき動き(ハンドルを切

データが導く『正解』を信じますか

・データの分析が導く「正解」は、どのような場面や分野で人間の判断よりも勝ると思いますか。逆に「この場面・分野は、データ分析ではなく人間の判断が優先されるべきだ」というケースは、どういう場合でしょうか。ご意見をお聞かせください。 (意見)データの分析が導く「正解」は、どのような場面や分野で人間の判断より勝ると思わない。例えば自動運転車が今後社会に浸透することが想定されているが、まっすぐ進むと人が5人亡くなってしまう、またハンドルを切ると自分が死んでしまうというケースを想定して

データの分析が導く「正解」は、どのような場面や分野で人間の判断よりも勝るか

データの分析が導く「正解」が人間の判断よりも勝るのは、自然科学に関連する分野でしょう。 といいますのも、自然科学の分野は、人間がどのような理論や法則を考えようが、自然現象はその影響を受けずに自然の摂理の元に動きますから。 このため、データ分析の判断が人間の判断よりも勝るのではないでしょうか。 データ分析により、天気予報の精度が向上していることが良い例だと思います。 逆に、データ分析が必ずしも優先されるとは限らないのは、社会科学に関する分野でしょう。 特に経済の分野等

データが導けるのって「正解」というよりもむしろ「ありえそうな解」というのが私の感覚

データの世紀のご意見募集第3弾。 仕事でデータを使っていますし、私のこれまでのキャリアを省みるとデータとは切っても切れない関係があるので、自分の考えを書くことにしました。 さて、企画の内容の確認から。 ・データの分析が導く「正解」は、どのような場面や分野で人間の判断よりも勝ると思いますか。逆に「この場面・分野は、データ分析ではなく人間の判断が優先されるべきだ」というケースは、どういう場合でしょうか。 ご意見をお聞かせください。 まず、話を進める前に「データ」と「正解」を

データの世紀の『 年末調整 』

 先月中旬あたりから、生命保険料等の控除証明や、住宅ローン残高の証明が届き始めましたね。お勤めの方は、会社から年末調整に関する用紙を渡されたり、入力サイト等を案内されたり。総務や経理、経営者の方は、税理士から説明を受けたり。そんな業務の流れから、今年もあと2か月か・・なんて思うこの頃です。  noteなので、年末調整の用紙の書き方、注意点などを解説するつもりはありません。今日は業務をしていて思うワタクシゴトを記します。 ■ 1つだけ解説 ただ、変更点で1つだけ盲点になりそ

デジタルトランスフォーメーション(DX)は社会の変革をもって終わる

世間で話題となっている「デジタルトランスフォーメーション」とはなんなのか?なぜ騒がれているのか? ずっと不思議だったけど、先日参加したセミナーで少し腹おちした。 デジタルトランスフォーメーションは、デジタル化によって人の生活、文化を変えていく事だ。特に日本の様にリソースが分散している社会では、企業を超えて創り出す必要があるし、政府も社会も一緒になって作り出す必要がある。だから、関わってる人は世に問うているのだ。判ってもらうために。 +++ 「デジタル化」は経営課題とし

DXは顧客を巻き込み経営を変革し社会を進化させること

こちらのイベントに参加しました。 登壇者の方々左から本間さん・渡邊さん・兼松さん・藤井さんです。 以前、本間さんにはインタビューもさせていただきました。 書籍紹介登壇者の藤井さんと兼松さんがそれぞれ書籍を出されています。 データの世紀については2019/11/15に発売になります。日経新聞の連載に加筆されたものになるそうです。 データの世紀www.amazon.co.jp1,650円(2019年11月04日 06:37時点 詳しくはこちら)Amazon.co.jpで

【イベント公式レポ】「データの世紀」に新時代のビジネスルールを考えた

2019年11月1日、東京渋谷にあるイベントスペースで、COMEMO主催のイベント「データの世紀 新時代のビジネスルール」が開催されました。金曜の夜にもかかわらず、たくさんの方にご来場いただきました。 ■データの世紀とは?「データの世紀」は、日経電子版の「調査報道」連載企画として、大変ご好評をいただいているシリーズです。現在、シリーズは第7部まで続いています。新聞協会賞を受賞しまして、今回はその受賞を記念したイベントでした。 私たちの世界は今、あらゆることが数字に置き換え

「データ」の話にほしかった、「人」の話(11/01 COMEMOイベントレポート)

前説:尖った質問集昨日、またまた日経COMEMO主催のこちらのイベントに参加してきた。 来て早々、早速尖った質問が複数用意されており、暫し考えていた。 各問いに対して簡潔に答えを明記するならば、下記のようになる。 Q. 会社が、従業員の内面のデータを集めてそれぞれの集中力やストレス値などを算出する技術を導入することに、賛成ですか。反対ですか。もし実体験があれば、そのエピソードも含めてご意見をお聞かせ下さい。 A. そもそも、その「集中力」、「ストレス値」を算出し、どの