
世界のデザート vol.8 | 日本 ③_番外編
やっぱり最近思うのは、お盆が少し過ぎると
一時期の暑さも、わずかに少し和らいで来たように感じますね。
そんな時期に、昨年は 世界のデザート vol.5|日本 を書いたなあと
思い出していました。
昨年和菓子について書いた時、洋菓子を書いた時と比べてみたら
やはり、和菓子好きの人口より洋菓子好きの人口が多いかなと感じました。
けれども素敵なお店がたくさん増えるにつれ、和菓子好きの人も増えている(もともと好きな人が一定数たくさんいる)と思いました。
昨年の「わらび餅」「大福」に加え、日本の欠かせない和菓子には「おはぎ」がありますね。
今回は「おはぎ」について書くことにしてみました。
「おはぎ」は、春と秋で呼び名が異なります。春には「ぼたもち」と呼ばれ、漢字では「牡丹餅」と書きます。一方、秋には「おはぎ」と呼ばれ、漢字では「御萩」と書きます。この呼び名の違いは、それぞれの季節に咲く花に由来しています。
お彼岸に「おはぎ」や「ぼたもち」をお供えする由来には、いくつかの説があります。古くから小豆の赤い色には魔除けの効果があると信じられており、邪気を払う食べ物としてご先祖様にお供えされてきました。また、「もち米」と「あんこ」を「合わせる」ことで、ご先祖様の心と自分たちの心を「合わせる」という意味も込められています。
さらに、昔は砂糖が貴重だったため、砂糖を使った「おはぎ(ぼたもち)」は特別な食べ物とされていました。お彼岸という特別な時期に、魔除けの意味と高級品である砂糖を使って「おはぎ」を作り、ご先祖様に感謝の気持ちと願いを込めてお供えする習慣があったのです。時代が変わっても、ご先祖様を大切にする気持ちは変わらないことが大切です。
そうだったんだ、、勉強になりますね。(毎回のことですが)
私の母は、お彼岸になると必ず「おはぎ」を作ります。
なぜ作るのか?と考えたことはなかったのですが 魔除けの効果がある小豆を、ご先祖さまに供えることで邪気を払い心を合わせるという意味があったのですね。
もう〜、小豆ってば、美肌効果etc..もある(上のリンク・日本②を見てね)し、、そんな効果もあって。最強だわ。
細かい意味はさておき、夫はおはぎが単純に好きなのですが
どこが好きなのかと聞くと、やはりお米のモチモチ感が好きとの事でした。男性は好きな方が多いみたいですね。
先日、タケノとおはぎさんで
おはぎの詰め合わせを買うことができました。

7個入りで、基本のおはぎのこしあん・つぶあん、の他に日替わりで変わる
5種のおはぎを楽しむ事ができます。
少しドキドキしながら、とりあえず見た目で手にしやすいものから
それぞれ分けながら味わいました。


お花の形はハイビスカスを表しているそうです。
ひとつひとつがもう究極の作品というか・・とにかく美しいの一言に尽きました。
練り切りとおはぎが一体になったようで、素材の味もひとつひとつ感じられ色々な味が口の中を通り過ぎていく。口の中で味の協奏曲が奏でられているかのようでした。これは食べてみないと分からない感覚です。
最近は表参道にも店舗が新しくオープンしたようなので、おはぎを好きな人が増えそうで嬉しいなと思っています。
店舗に購入できるか電話してみた際、既にこしあん・つぶあんは売り切れていたようなので、やっぱり基本の小豆を使ったおはぎが人気なのかもしれないですね。
個人的には基本のおはぎと創作おはぎを組み合わせて2個は食べたいです。

今回もお読みいただきありがとうございました。
追記:
世界のデザートの連載は、ここでしばらくお休みの予定です。
昨年よりお読みいただいた皆さまありがとうございました。
次回予定だったオーストリアが出来たら、続きをまた再開するかもしれません。
もう少ししたら、
世界の朝ごはん(vol.1台湾)が出来上がるかもしれないので
今後もご覧いただけたら嬉しいです。
新しいものが2つほど仲間入りしました。
詳しくは以下のリンクを。
世界の朝ごはんのコンテンツも準備中。
スローペースですが
ご興味ある方はご覧頂けたら嬉しいです。
アプリ版インストールすると更新情報が分かります。
_____________________________
s.&co.
健康を意識した食 素材 彩るものたち
焼くことにまつわる道具やご縁があって出会った素敵なもの
オリジナルレシピなどのコンテンツを少しずつ掲載しています。
web版(https://bakingsweets.handcrafted.jp)
アプリ版(https://thebase.com/to_app?s=shop&shop_id=bakingsweets-handcrafted-jp&follow=true)
_____________________________