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世界のデザート vol.7 | ベルギー

バレンタインもホワイトデーも過ぎたけれど、3月・4月は、まだギフトのシーズンが続きそうですね。

7回目となる今回は、ベルギー。
ベルギーの代表的なデザートはワッフル。それとチョコレートが有名です。
ゴディバやピエール・マルコリーニなど日本でも有名なチョコレートの老舗が目白押しですね。

思い返すと…イタリアの時は、「美食の島」というイメージでしたが、
ベルギーにおいては「スイーツ王国」という印象です。


イタリア編はフォロワーさまとのコメントでもご好評を頂き、自分でも多少ながら手応えを感じていたので嬉しかったです。
①と②がありますので、宜しければ下のリンクからどうぞ。


ワッフルの人気は日本でも依然として根強いものがありますね。
自分でも、作るのが楽しくて、以前ワッフルメーカーでよく作った思い出があります。
今は、もう他にも流行っているスイーツが沢山あるし…、と思ったりもしましたが、現在もワッフルがすたれている様子は全くないように感じます。


ここで気になるのがワッフルの種類です。
ベルギーワッフルの他に、アメリカンワッフルも耳にしますね。

まず、【ベルギーワッフル】には2種類。
リエージュワッフルとブリュッセルワッフルです。
こちらは「イースト」を用いて生地を発酵させているのがポイント。

リエージュワッフル・・
生地そのものが甘くてカリカリとして、食感と円形が特徴的。

ブリュッセルワッフル・・
長方形が特徴的で味は控えめな生地で、ソースやフルーツをトッピングしたりします。

一方で、【アメリカンワッフル】は、「ベーキングパウダー」を使用して作っているのが特徴です。いずれも生地が違っていますね。



では、ベルギーワッフルの「リエージュワッフル」って。
どこで食べるのが良いでしょうか?


この青いマークは・・!?



気になったのが、ブルーボトルコーヒーさんのリエージュ・ワッフルです。
お店の店頭でも、きちんと「リエージュ・ワッフル」と書かれて並んでいます。

サクッとした生地に、控えめなシュガーの甘さがところどころに感じられ、
ミルクたっぷりのカフェラテにぴったりでした。
美味しかったです。
ワッフルを作るときには、参考にしたい生地の食感、味でした。
コーヒーフィルターにワッフルを包んでいるひと工夫も、真似したいところです。


ブルーボトルコーヒー(三軒茶屋店)さん



ブルーボトルコーヒーさんは、アメリカ発祥ですが、リエージュワッフルを扱っているところはやはり、ベルギーワッフルが世界的にも一般的なのかなと感じました。




一方の「ブリュッセルワッフル」はレモンミルクのアイスがトッピングされていた、kuppographyさんのワッフルが絶品でした。

サクほろ食感で、プレーンな生地。丁寧に生地を作られているのが醸し出されていました。優しい味が美味しかったです。
こちらもワッフルを作るときには、参考にしたい生地の食感、味でした。


レモンミルクアイスが爽やかで美味しい。



kuppography coffee (駒沢公園スタジオ)さん




ここで、ワッフルの元になったと言われる焼き菓子をいくつか紹介しようと思います。


ワッフルの起源は18世紀のギリシャに遡ります。
最も古いお菓子の一つである『ウブリ』(小麦粉と卵で作った
生地を鉄板の上で丸く焼いた軽いお菓子)に凹凸模様をつけて
焼くことが考案され、それをゴーフルと呼ぶようになったものが始まりです。

クレープと並び、もっとも庶民的な食べ物であり村祭りなどで必ず
露天売りされていました。各地方に特有の作り方があります。

モンテール・スイーツ学園 より引用



ゴーフルがワッフルの元だったのですね。
薄焼きの生地にクリームを挟んだ焼き菓子がゴーフル。
こちらも以前、作るのにはまった時期がありました。
生地に模様が綺麗に付くのが嬉しくて、たくさん作っていました。


以前自分で作ったゴーフルがお店に並び、残り少ない所です。


以前、焼き菓子を委託販売をしていただいたことがあり、完売をいただいたゴーフル。
詳しくは最後に改めて、以前作ったワッフルと一緒に書いていきます。



もうひとつ、ワッフルやゴーフルのもととなっている、縁起の良いイタリアの伝統菓子を紹介しようと思います。
こちらは最近注目のスイーツとして、あのスイーツ女王・ぼる塾田辺さんも豪語していらっしゃったので、書くことにしました。
それが、「チャルダ」です。


テレビのショットですみません(汗


チャルダは、イタリアの「幸せを表す縁起の良い伝統菓子」で
のちにワッフルのもとになったと言われるスイーツ。(田辺さんより)
ゴーフルよりは少し大きめサイズかなと思いました。
私は食べていないのですが、ゴーフルはパリッとした食感がする一方、
チャルダはザクザクとした感じがするそうです。


これはきっとカフェラテに合う!



チョコレートとの相性も抜群だそうです。
自由が丘にお店があるそうなので、一度行ってみたいと思っています。

ラ・チャルダさんのinstagramより


幸せを表す縁起の良い伝統菓子と言うところは、おめでたいお祝いのお菓子としてプレゼントにもピッタリですね。




それでは最後に、ご案内も含めて・・
今回のベルギーでワッフルを書いていて、自分で以前ワッフルやゴーフルを作っていたことを改めて思い出すことになりました。

一時期、あるお店で、焼き菓子の委託販売をお願いしていたこともありました。東日本大震災の時だったので思い出に残っています。
気になる方は良かったらその時の事を下記に書いていますので、どうぞご覧ください。


現在は、当時のレシピが生まれ変わりヘルシーな米粉のワッフルになりました。
レシピに関してはメールでのサポートも致しますので、詳細は下記をご覧いただきご質問があればお問い合わせください。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。



次回は、オーストリア・ザッハトルテの予定です。
(こちらは難易度高めかも・・果たしてできるのか・・笑。)


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