あなたのことが好きになる~人の心を動かすストーリーテリング
「このボールペン、実はなくなったおじいちゃんの形見なんです」
といわれたら
そのボールペンはただのゼブラのボールペンではなくなる。
「ディス イズ ア ペン」wじゃなくなる。
「ディス イズ ア ペン」だと惹きつけられないけど、
「おじいちゃんの形見であるペン」だとそのペンは意味を持つ。
そのボールペンの背景に物語が透けて見えるから。
※ただし
「ペンパイナッポーアッポーペン」(英: Pen-Pineapple-Apple-Pen、略称:PPAPと言われたら関心を持たれるかもww
また
「実はわたし、これこれこういうことがあって、
かくかくしかじかでこの作品をつくったんです!」
みたいに言われると
「え~この人、そういう思いでコレ作ったんだ」ってありがたくなる。
作り手のストーリを知ると感情移入するのが人間。
その人のストーリ、その人の思いがこめられてるものは人の心を揺さぶる。
「ディス イズ ア ペン」VS
「このボールペン、実はなくなったおじいちゃんの形見なんです」
間違いなく後者に軍配があがる!
そう情報とストーリーじゃまるで違う。
ただ情報を伝えるのとエピソードや物語を語るのでは
聞き手の感じ方はかわる。
以前からなんどもTwitter Xのスペースでこのことを話てるけど
情報は人の心には入り込めない。
頭に入っても心まで揺り動かすことはできない。
ビジネスでも商売でもそう。ただ情報を人に伝えても、ただ商品の説明をしても感動などしてくれない。
情報を聞いた相手はその場では
「役にたった」とか「勉強になった」とか「へ~知らなかったです」と言ってくれるかもしれないけど、すぐ忘れてしまう。
情報はだれが言っても同じ、ほぼ変わらないから。
たとえば会社のルール説明を部長がいおうが課長がいおうが変わらないよね。誰が説明しても大差はない。
商品の取り扱い説明をその会社の社員AさんとBさんがお客さんに伝えてもあまりかわりはない。
Aさんがめちゃイケメンなら話は別だけどww
ビジュアルが普通ならだれが言ってもさほど惹きつけられない。
そして説明や情報というのは誰がいったかなんて
聞いたほうは忘れてしまう。
でもエピソードやストーリーは違う。
記憶に残る。
しかもストーリー次第で人は人を好きになったり応援したくなる。
またはその商品に愛着を覚えたり、その会社を応援したくなったりもする。
ストーリーには「力」がある。
人の心に深く突き刺さり
人の感情を揺さぶることもできる。
人の行動や思考を変えることもできる。
自身の体験談やエピソードをストーリーとして取り入れて人の心にのこる
文章を書こう。
ストーリーテリング
伝えたいことを「ストーリー=物語形式」で語ろう。
わたしもTwitter Xでちょくちょくストーリ形式で投稿してる。
こんな感じで。
ストーリは人の心に影響を与えることができる。