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想い、思う|feeling

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日々の暮らしに、目にする景色に、心に浮かんだ想いを記します。思いを共に感じていただければ幸いです。
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記事一覧

湖畔の山並み、時をこえる美しさ|冬の1コマ

空気が冴える朝 湖岸の道を北上する 静謐な湖面の先に比良の山並み 雪をいただき朝靄に浮か…

あをそめ.
1か月前
159

季節はめぐる 一歩一歩|冬の1コマ

師走とは思えない、暖かな日差しのもと 私はまちに歩き出す 沿道の木々は落葉し 冬の訪れを…

あをそめ.
2か月前
115

言葉と思い、本当の自分はどっちなの?

私はたくさん話をした後、とめどなく落ち込むことがある。 職場の会議やミーティング、飲み会…

あをそめ.
2か月前
93

100年建築の真ん中で、100年先を思ってみた|京都

私はお散歩が好きで、京都のまちなかを、綿毛のようにフワフワ歩き回ります。 そんな私の定番…

あをそめ.
2か月前
113

日常の解像度を上げてみたら、ちょっとカシコクなった気がする

私がnoteで得られたもの。 そのひとつは、風景の解像度が上がったことです。 毎日何気なくや…

あをそめ.
3か月前
107

ふるさとが寂しく思えた日

大阪の実家に帰った。 少し時間があったので、 久しぶりに生まれ育ったまちを ブラブラしてみ…

あをそめ.
3か月前
105

ゲコを解放せよ

私はお酒が呑めない。 正真正銘の下戸だ。 ビールは小さなグラス1杯が私の致死量。 2杯も飲もうもんなら、 あの世とこの世を行き来する。 だからと言って、 お酒の席は嫌いではない。 誘われたら断らないし、 行けば呑んだように振る舞える。 そして、ナイチンゲールがごとき慈愛の精神で、 酒破れし者たちも介抱してきた。 それなりに上手くやれてるつもりだ。 お酒に強い・弱いは遺伝との説が有力らしい。 だがしかし、 父も妹もまあまあ呑める。 なぜ私は・・・ 初めて就職

日暮れ美に立ち尽くした

あまりに綺麗な夕焼け空に、 私は時間を忘れて立ち尽くしていました。 滲むように混ざり合う …

あをそめ.
3か月前
92

あの山の向こうに

久しぶりに、私のフォトライブラリーを見返してみた。 すると、山の尾根や稜線を撮ったものが…

あをそめ.
3か月前
136

私の特技は、仕事を楽しくしちゃうこと

先日仕事の関係で、大学生の方とお話をする機会がありました。 その学生さんは、現在就職活動…

あをそめ.
6か月前
52

コミュニケーションって難しい。分かり合えない真ん中で

「上司に恵まれない。」 そう嘆き続ける人がいます。 そう言いたくなる時ってありますよね。 …

あをそめ.
4か月前
68

短所が生きることもある。私を変えた先生の一言

私はかなりのひと見知りだ。 人の目を見て話せないし、 すぐに赤面するし、 仕事で外部の方と…

あをそめ.
5か月前
85

四十にして老眼を知る

私には最近困っていることがある。 それは、ろ… エイジング・アイ! 子どもの頃の視力検査…

あをそめ.
4か月前
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ノーベル平和賞。おじいちゃんの静かな祈り

2024年のノーベル平和賞を「日本原水爆被害者団体協議会」が受賞された。 私の祖父は「被爆者」だった。 どこでどのように被爆したのかは知らない。 私が原爆について学んだのは学校の教科書であり、 広島への修学旅行での平和学習だった。 毎年、広島の祖父母のもとに遊びに行っていたにもかかわらず。 祖父は生涯、決して原爆の体験を語ることはなかった。 それは自分の娘(私の母)に対しても同じだったようだ。 私を平和記念公園に連れていくことは無かったし、 私が行こうとした時も、祖父は着