【002】ときどき旅に出るカフェ #おきあり図書館
「世界一不幸ではないけれど、なんとなく憂鬱…」そんな帯の言葉と、おいしそうな表紙にひかれて読んだ本。
うまく言葉にできないのが悔しいけど、すごく好きな本だった。
温かくて、カフェっていい場所だなって思った。
自分がこれまで生きてきたように、私の目の前にいる人、そして同じカフェで会話をすることもない、名前すら知らない誰かもみんな自分を生きている。生きているということは物語を持っていることだと私は思っている。
1つのメニューを通して、さまざまな人たちの人生を追体験できたのはとても楽しかった。実は年始に読んで「はぁ、いいな」と思ってから、そこそこ時間が経ったので、覚えていないのが本音である。
みんな幸せになればいい、ここまでが幸せじゃなくても、きっと人間うまいように最後は幸せだと思えるはずだから
そんな昔から持っている自分を励ます言葉を確信に変えてくれた、そんな本だった。
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