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あれこれ考える前にすぐさま行動-『戦略と情熱で仕事をつくる』
おはようございます。ムラカミ・ユウヤです。
本日は、松永直樹さんの著書「戦略と情熱で仕事をつくる 自分の強みを見つけて自由に生きる技術」から、好きを仕事にするために必要な行動力 についてご紹介します。
好きなものを仕事にしたいなら、圧倒的な行動力が必要です。
それは、簡単に実現する仕事ならば、すでに誰かがやっている、もしくは、最初は成功したとしても長続きはしない可能性が高い、ということを意味しています。
著者の松永さんは、まさに「圧倒的な行動力」で、ボードゲームという自分の「好き」を仕事にしました。
本著には、そんな松永さんの「ボードゲームで世界を変える」という本気の覚悟と、そのために実行したことがわかりやすく語られています。
■好きなものを仕事にしたいが、どこから手を付けていいかわからない
■チャレンジしようと思っても躊躇してしまいがち
■アイデアが浮かんでも、考えすぎて行動に移せないことが多い
という方はぜひご覧ください。
著者の「やり切る」行動力
まずは経歴をご紹介します。
【経歴】(本著より抜粋)
肩書は「ボードゲームソムリエ」「ボードゲームデザイナー」。
6歳で「人生ゲーム」に出会い、青春全てをボードゲームに注ぎ込む。
大学3年生の時に、ボードゲームの魅力を提供する「ボードゲームソムリエ」として活動開始。
累計5000人以上にボードゲームを感動サプライズとして提供するエンターテイナーとして活躍。
自らデザインした「7つの習慣」のボードゲームは、クラウドファンディング「Makuake」において、日本で行われたボードゲームのCFプロジェクトで史上初の1000万円を突破。
また2年後に制作した7つの習慣ボードゲームの2作目「7つの秘宝」もCFにおいて、1000万円を突破し、史上2作目の快挙となる。
本著を1ページ読み進めるたびに、著者の行動力に驚かされます。
中でも個人的に印象に残っているのが、女性とのコミュニケーションスキルに関するエピソードです。
大学1年のとき、小学生のときに好きだった女の子と初デートをします。
ところが、これまでボードゲームばかりやっていた著者には女性と話せるネタがなく、目を合わせることもできなかったため、デートは失敗に終わってしまいます。
そこから、”コミュ障”克服のための「行動」が始まるのです。
【女性との"コミュ障"を克服するための行動】
・ポールスミスの時計(4万円)を購入
・恋愛本を20-30冊読破
・同年代の女性が多く働く職場でアルバイト(カラオケ、結婚式場など)
・マッチングアプリのようなものを使って、女性と1対1の会話を訓練
その結果、女性に対する苦手意識を克服するのはもちろんのこと、友人から女性とのメールの返事について相談を受けるまでになったのです。
「やり切る」とは、まさにこのことを言うのだと感じました。
「なぜ?と聞いている暇があるなら、さっさとやって実行したほうがいい」
これは本著に出てくる著者のアドバイスですが、その行動力のレベルの高さが表れています。
成功に至るまでの数々の行動
「7つの習慣」ボードゲームがCFで1000万円を達成するまでに、著者がチャレンジしたことを簡潔にまとめてみます。
・興味のある本を片っ端から読む
・セミナーで出会った講師に連絡をとり、3万円支払って2人で会う
・その方に言われたアドバイスを素直に実行
・SNSやイベントで知り合った人にボードゲームを紹介する
・さまざまな学生の集まる場でボードゲームイベントを開催
・ドイツ大使館に直接連絡
・日独協会に連絡をとり、一緒にイベントを開催
・起業家だけが集まるシェアハウスに訪問し、そのまま住む
・東京のシェアハウス、コワーキングスペースに片っ端から連絡をとり、会場でイベント開催
・「国際ボードゲーム協会」を設立
・老人ホームでイベント開催
・自宅でイベント開催
・新卒でIT会社に就職も2カ月で退職、ベンチャーへ(3カ月で終了)
・経営者に連絡を取り、誕生日パーティーでイベント開催
・当時所属していたIT会社社長からボードゲーム化に反対されるも、熱意で押し切る
・「お前がつくってこい」と言われてから4日でゲームの根幹を完成
・CFに挑戦
・CF開始直前までお世話になった人に片っ端から連絡
自分の好きなことで食べていくには、これだけの行動を積み重ねていかなければならないのです。
これが絶対というわけではないと思いますし、場合によってはこれ以上かもしれません。
ですが、これだけの行動をとる覚悟は絶対に必要なんだと思います。
さいごに
本著から私が学んだことは、「あれこれ考える前にまずは行動する」ということです。
人は新しいことに対してハードルを感じ、やらない理由を探してしまいがちです。
ときどき立ち止まって考えることも大事だと思いますが、新しいことにチャレンジするときは、反射的に行動することこそ、成功への近道なのかもしれません。
「膝蓋腱反射」のように。。
本書を読んでみたい方は、コチラから是非ご購入ください。
おまけ:そもそも好きなことを仕事にしている人はどのくらいいるのか?
いくつかの調査を見ると、好きなことを仕事にしている人の割合は3-4割のようです。
思ったより多いな、と感じたのではないでしょうか?
あなたの友人・知人10人中3-4人は好きを仕事にしている、ということになります。
もし、あなたが好きを仕事にしたいのになかなか踏み出せない場合は、この3-4人の方へ話を聞いてみるとよいかもしれません。
きっと、新しい発見があるはずです。
そして、好きを仕事仕事にしている友人からのアドバイスは、頭で考えないですぐに行動に移しましょう!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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