#9 Collective Intelligence [起業家教育/睡眠研究医/就活中大学生/HRスタートアップ/] 4min Knowledge Sharing
企画趣旨
オンライン化が進み異業種の交流の機会が減少している。一方で未曾有の危機に瀕した今だからこそ知の共有が必要なっている。
この企画は、異なる業種につく六人をあつめ3つの質問の答えを4分間で話してもらいナレッジシェアを行うことで異なる視座を見つける企画です。
運営方法
業界、各当事者が
「1 何が変化し」
「2 どういった対応を取り」
「3 何が新たな課題/好機として現れたか」の3点を中心に5分間でナレッジシェア。
【ナレッジシェア】
[起業家教育の人]
大学で客員准教授、起業家育成講義
自社メディア運営
・コロナ前後でなにが変わったか
“天才”の言葉の再定義。
→”天才”=●● と定義
教育改革からしている。
→オンラインでみんなが教え合うプラットフォームを作っている
10~60代おり、職種もバラバラ
時代を読み取る力によって、もとから2020年の変化を読んでいた。
オンラインを進めないといけないと始めていた
横のつながりを持つことは大切!
5年前から、社員を抱えるのは古い!と固定費を削減する動きをしていた。(案件無い時も雇わないといけないのおかしい)
社員を独立させていき、今は1人で会社をやっており、おかげもありコロナに対応できた。
・新たなチャンス/課題
不安を仰ぐメディアばかりだと感じたので、自分でメディアを作った。
毎日newsを選び、意見を言い、それに対してフィードバックをすることを毎日ライブ配信でしている。
動画で話すことが無料の時代に。無料でSNS拡散可能な時代に。
→うまく活用すれば新たなチャンスも。
[睡眠研究医の人]
睡眠専門の医者
・コロナ前後でなにが変わったか
新しい出会いは大切。偶発的に知り合うことが難しくなっている。
「PINGをとばす。」ことができなくなった。
→ちょっと目が合った。今喋りたそう。を伝えること
ex.)学会で、話したい時に”チラッと目が合い”声をかけるきっかけに。
→オフラインでしか使えない。ゆえに、初めの話すきっかけまでのハードルは高まっている。
また、人を動かすことが難しくなっている。
ex.)「痩せろ!」とメールで送っても効果ない。
→対面で合って話す方が効果が大きい(チャット→電話→直接...)
・新たなチャンス/課題
オンラインでより人を動かすことが可能ななるようなソリューションは生まれてくるんではないか?
[就活中大学生の人]
タンザニアで事業立ち上げ
就職活動中
・コロナ前後でなにが変わったか
コロナによるメリットを感じる就活生
→業界が既に決まっている子。(場所も時間も関係ない)
デメリットを感じる就活生
→今から業界を見つける就活生(新しい業界や会社との出会いの機会が減っている。)
就活は、全てweb上で行われている。
→GDはかなり難しい。一回も出会わずに内定が決まるため、オフラインで会いたい感はある。
・新たなチャンス/課題
情報格差がより大きく現れる気がする。
地方学生は移動しなくなってよかったのでそこはかなりチャンス。
[HRスタートアップの人]
採用市場の起業家
・コロナ前後でなにが変わったか
コロナ下におけるチームマネジメントで感じたこと。
→他のメンバーの稼働が見えづらくなった。
trelloなどでタスク管理は可能だが、
オフラインで立ち止まった時に声をかけられたが、それができなくなった。
オフラインでは目に見て無意識で行っていた最適なタスク分配も難しい。
失敗した対応策
1時間に1回slackでタスク報告をしてもらうように。
zoomの付けっ放し。
→抵抗の嵐。。エンジニアとか特に。
・新たなチャンス/課題
チャットビジネスは狙い。
→今まではオフラインありきで設計されている。
既存で個人的に最も有効と感じるのは、ディスコード
→自分の部屋を作って、ボイスチャット
ただし、オンライン”のみ”最適はされていないと感じるため、現れそう。
【質疑応答】
Q.睡眠に与えるコロナの影響はあるか?
A.ある。日本人就労者全体の睡眠は改善されている。(通勤時間etcがなくなったため)全体として睡眠外来患者は減っている。
一方で、悪化してしまう人もいる。生活リズムが崩れてしまう人。食と光が大きく影響している。一日中室内におり光をあびなくなったため、眠れなくなった人もいる。
Q.コロナ下での「魅力的な」企業は?
A.ランキングと変わっている感じはしない。「変化に対応できる会社か?」をより見るようになった。
Q.事業立ち上げ時にコロナでプラスに働いていることは?
A.オンライン完結するには?を考える良いきっかけになった。インターネットを駆使して効率が高い事業が増えた。”制約”をかけられたことによって、制約がない状態では生まれないような事業がいくつか立ち上がった。ショックは燃える。
Q.渋谷スタートアップ界隈はどう?投資環境は?
A. 今コワーキングオフィスで働いている。三密の極み(笑)オフィスが閉鎖した。1ヶ月後にオフィス行ったら、投資家はオフィス閉鎖を伝えたのに、みんなしていた。
ちゃんと売り上げが上がっていないと、調達が難しくなっているイメージ。リファレンスがかなり大切。
スタートアップ面談はzoomになって、場所関係なく時間だけ合わせたら良いので(上司を連れてくることができたり)便利になることも増えた。
終わりに
第一回目の開催からおよそ2週間が経ちました。ついに次回で10回目の開催となります。これまで40人近い方々にご参加いただき、それぞれの立場からの知見を共有してくださいました。ありがとうございます。
次回は、5月27日(水)19:00~ となります。
ぜひnoteのフォローやSNSでの発信などよろしくお願いいたします!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?