![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/37593652/rectangle_large_type_2_5ac1f2d8a15eef091e9d10517f602100.jpg?width=1200)
秋の腸ファスティング中に思うこと
かなり久しぶりの投稿になりました。
息子は8ヶ月を迎え、高速ハイハイと伝い歩きで家中を自由に動き回っています。
トップ画像は、秋の味覚・実家からもらったサツマイモをしゃぶる息子。(まだ離乳食はスタートしていません)
そして、私のことを探す時には"マンマー"と泣きます。
よく侵入されるキッチンエリア
成長が著しい秋、です。
腎臓から腸ファスティングへの移行期
先月の腎臓ファスティングから一月が経ちました。
腎臓ファスティングについて、もっと色々書く予定が筆が進まず…もしかしたら後日、振り返り投稿をするかもしれません。
今日はすでに大腸ファスティング、3日目。
五行的にも秋は肺・大腸の季節なのでファスティングには良いタイミングかもしれません。
(...と言っても、来週には立冬を迎えてしまうので、暦上はもう冬間近ですね。)
前回のファスティングから今回まで、色々と思うところ、考えるところがありました。
腎臓ファスティングで、エネルギーレベルまでドサっと手放しをしたせいか、その反動でたくさん取り込みたくなるような衝動と共にあった1ヶ月。
お陰で体重も5キロ近く戻り、心身共に重だるさを感じていました。
先日、衣替えをした際に、ひどいハウスダストアレルギーが出て、くしゃみと鼻水が止まらない状態に…
さらには、実家滞在時に冷えたのか、風邪も引き込んでしまい、息子と二人でずるずる鼻水に悩まされていました。
この期間中に自分の体内に溜め込んでしまったもの、それは食べ物もありますが、実は"情報"でもあるように感じています。
肺・大腸は情報収集機関
ー呼吸という神秘
突然ですが、人は1日にどれくらいの量の空気を吸っているかをご存知ですか?
体重50kgの人で、約20kg、換算するとご飯約100杯分にもなるそうです!
*1回あたりの換気量を0.5リットル×1日の呼吸数28,800回(1分間に20回)= 一日の呼吸量 14,400リットル(=約20kg) -ダイキン工業web siteより
このように、肺を介して大量の空気の出入りがあるわけですが、その空気の中には様々なものが含まれています。
酸素、二酸化炭素、窒素…という成分はもちろんですが、隣のあの人の吐いた息、そこの植物が光合成で作ってくれた二酸化炭素、多種多様な細菌をはじめとした微生物 etc…
実は、地球が誕生してから、今に至るまでの全ての存在の残した軌跡、呼吸の情報が全て含まれているのです。
そう考えると、壮大な話だと思いませんか?
自分が吸うこの一息に、超微量ではあっても、全ての存在の形跡が含まれている。宇宙も含めて、ですよ。
自分の憧れのあの偉人の吸っていた空気を、自分たちもまた吸い込んでいるわけです。
そんな空気を日々取り込み、そして自分の情報をまた呼気として吐き出して生きている私たち。
実は肺という機関を介して、私たちは、膨大な量の情報のやりとりを、毎瞬間行っているわけです。
ー消化・吸収・排泄という緻密なプロセス
そして、食べ物、も、一種の情報です。
外から食道を通じて入ってくるものを解析し、自分の中に取り入れるか入れないかの判断をしながら消化・吸収・排泄処理をしているのは腸です。
長年に渡って培わられ、受け継がれてきたDNAという”記憶”を元に、微生物という体外生物と共生しながら、腸内フローラという環境を発達させてきたのです。
腸内お花畑、何となくのイメージ
その時の自分の体内環境に最もふさわしいバランスを保ちながら。
...それって、自分の思考で考えてできる作業ではないですよね。
それが、腸は第二の脳と言われる所以です。
ですが、腸内に未消化・不要なゴミが溜まってくると、その脳の機能が低下し、身体全体の調子が狂ってきてしまいます...
スムーズな情報循環の大切さ
肺も腸も、実は身体の体内ではなく、体外だと考えられています。
つまり、外から来る情報に常に晒されている機関だということです。
そして、それは皮膚も同様です。だから、肺と腸、皮膚の状態は相関関係があると言われているのですね。
この情報処理機関達を良い状態に保つには、その場での情報の循環を滞らせないことが肝心であると言えます。
情報を循環させるには、まず出すことから
情報は循環してこそ活きる、と言われますが、人によっては取り入れるばっかり、逆に出すばっかりが得意な人がいるようです。
あなたはどちらですか?
呼吸のうち、吸うのが楽か、吐くのが楽か、それを見ても自分の傾向がわかると思います。
私は完全に吸うのが得意派です…
取り入れるばっかりで出すのが苦手。
このひと月は、取り入れるばかりで出すのが上手くいってなかったなぁと、自分を振り返ってみて感じます。
それを、アレルギーや風邪という身体に生じたサインで自覚できた、というわけです。
ファスティングのありがたい効能
お陰様で、ファスティング1日目を終えて、すぐに鼻水は止まりました。
ファスティングによって、腸の方の"出す"モードのスイッチが入ったからだと思います。
すると、自然に身体に必要なものも分かってくる…鈍っていた腸の脳機能も活性化してきたようです。
例を一つ挙げると、今まで完全放置していた、実家からもらった柿。これがなんだか急に食べたくなってきました。
朝のコールドプレスジュースに入れてみても、思いの外、美味✨
柿は薬膳的には甘、寒。
味は甘く、身体を冷やす特性があり、肺の熱を冷まして潤わせる、便秘解消、口内炎の緩和などの効能が認められています。
なるほど、秋の味覚だけあって、肺に良さそうな食べ物です。
ただ、摂り過ぎると身体を冷やし、合わせてタンニンによって便秘が増長する、という側面も。
というわけで、甘柿だけれど、干してみました。
柿の寒性&タンニン緩和作戦
(皮を剥いた方がタンニン量は減ります)
さて、美味しい"なんちゃって干し柿"が出来上がるか?
そんな一手間も、腸が綺麗になったお陰でやる気が出てきたようです。
そして、もう一つやる気になったこと、重い腰を上げてnote記事を書くこともできました。
ここから自分を取り巻く情報全般の循環の流れが生まれるといいなぁ…
体内に停滞してしまった情報を排出するには、定期的なファスティングがお勧めです。
安全で辛くないファスティングに興味がある方はこちらをご覧になってみて下さいね。