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壬(みずのえ)寅(とら)年元旦、膝のケアからスタート⁉︎〜築賓穴のセルフケア法・その2

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


2022年の干支:壬寅(みずのえとら)

2022年は壬寅(みずのえとら)の年です。

壬寅

壬(みずのえ)というのは、陰陽五行で言えば、陽の水を表します。
自然界にあるイメージで言うならば、大河や大海原といった、大量の水。
妊娠の妊のつくり”壬”から推し測られるように、厳しい冬を経て命を育む力そのものです。

壬=陽の水


そして、寅は陰陽五行でいうならば、陽の木。
春の芽吹き、伸びやかに成長し、広がっていく若々しい力。

そうした意味では、春の芽吹きが命の水によってサポートされる、という縁起のいい組み合わせになります。
今までの苦労が報われ、力を蓄えた命が日の目を見る年。

この壬寅の年の本当のスタートは2月4日の立春以降です。
そこまでに、芽吹きのしっかり下準備したいものですね。


家族3人の膝のケアでスタートした2022年

今年の元旦は、夫と私の両親の親戚の家を回って新年会を開催しました。
初詣は小田原の二宮神社へ。
学問の神様、二宮尊徳が祀られている神社ということで、学業成就の祈祷をしてもらいました。

その後、実家に戻ってから、年末から調子が悪いという弟の膝痛ケアをすることに。
次いで、義理の父と母も膝の調子が悪いということで、少しお手当をさせて頂きました。

膝=腎・水

膝というのは、陰陽五行的には水、つまり腎のエネルギー状態が現れるところです。

膝、関節=腎の司る部位

今年が陽の水である、壬(みずのえ)の年である、ということも関連しているのかもしれませんが、やはり、立春前の今は、春の芽吹きをサポートする水、つまり腎のケアをしっかりするべきタイミングなのだ、というサインを受け取ったように私は感じました。

(元旦明けに、水に関する夢ばかりをみたり、お茶でお腹を壊したり、水がらみの暗示がなぜか多い、というのもあります…)


水を巡らせるポンプ:ふくらはぎ

弟と義理の父母の膝をケアしながら感じたのは、3人とも揃って、ふくらはぎがガチガチだったことです。

ふくらはぎは、第二の心臓とも言われ、足元まで降りてきた水分を身体の上部に押し上げる大事なポンプ作用を担っています。

ここが作用しないとどんな困ったことが起こるでしょうか?

脚部に不要な水分、老廃物がどんどん溜まり、スムーズな循環が損なわれてしまいます。
体内を流れる水がどんどん汚れていく状況がイメージされますね。

また、重たい脚を引きずるように歩くことで、腰にも大きく負担がかかります。

ますます動くことが億劫になり、さらなる循環不全を引き起こしてしまうのです。


体内を流れる水の浄化を促すセルフケア

ガチガチのふくらはぎを復活させ、身体の中を流れる水を浄化するにはどうしたら良いのでしょうか?

ここで活躍するのが、前回の記事でも説明をした腎経の築賓(ちくひん)穴です。

この解毒の特攻穴、築賓を使って行う、もっと手軽なセルフケアを考えてみました。

それは、

築賓穴に反対脚の膝頭を当てた状態で、足首をグルグル回す、というもの。

築賓穴はこの辺りです

前回の記事でも説明をしましたが、築賓穴の場所は、脚の脛の内側、内くるぶしの一番高いところから、手の指8本分目(両手の親指以外の指8本を並べて、小指が来る辺り)の位置にあり、ちょうどふくらはぎのふっくらとした筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)が終わる辺りになります。

ここに、反対側の脚を曲げた膝頭を当てます。
*場所は大体でオッケーですが、ふくらはぎの筋肉に対して真下から当てるよりも、ちょっと脛の骨(脛骨)に当たるぐらいの斜めの角度の方が築賓穴を捉えやすいです。

そして、その当たっている方の脚の足首をぐるぐる回します。

こんな感じです

足首を回すことによって、脚の筋肉が動き、良い具合に築賓穴がほぐれてきます。
回す方向はどちらでも良いです。
どっち回しの方がピンポイントにツボに当たる感覚があるか、ぜひ感じ取ってみてくださいね。


この方法でしたら、テレビを見ながらでも、本を読みながらでも実践できますよね✨

築賓穴を使って、解毒、つまり体内を流れる水を浄化しつつ、ふくらはぎも解してしまおうというメソッドです。
実践していると、腰回りまでほんのり暖かくなってくるのが感じられると思います。

壬寅の年が本格的にスタートする立春の芽吹きに向けて、お手軽に体内の水の浄化、実践してみませんか?

もちろん、できる限り体内に毒物を入れずに、清らかな水を摂取することも大切ですので、合わせてお忘れなく〜。


今回ご紹介した方法が分かりにくかったり、これでいいのかしら?といったご質問などがありましたら、ぜひコメント欄からどうぞ。


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