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結論を出さずに居続ける力

現代では、即座の判断を求められることが多くあります
ざっくりとですが、これをポジティブ・ケイパビリティと言います

対してネガティブ・ケイパビリティという保留する力が存在します
問題の本質がまだ見えない時や答えが出ない問題を抱えた時、違和感を持ったままいる力のことです

それはあきらめや先延ばしではなく、
新しい考えの出現や自分や関係者の成長を待つこととも言えます

この二つを両輪のように使いこなせるのが理想的ですが、ご相談に来られる方はポジティブ・ケイパビリティ優先で行き詰まり、体調を崩した方が多い様に感じます

すぐに答えを出す問題、保留しておいて見守り続ける問題、双方をうまく使い分けられると良いですね

ネガティブ・ケイパビリティを育むには、たくさんの方法がありますが、
こじか漢方で行うのは話を100%聞き切ってもらう時間を持っていただくこと

・さえぎらない
・確認以外の質問しない
・アドバイスをしない
・自分の話をしない
・沈黙を恐れないで待つ
・相手への敬意を持つ

このようなルールの中でお話していただくことで、ご自身の思考の中で行ったり来たりして、拙速な判断をしてしまわない力、解決に十分な時間をかける力をつけていきます

漢方相談といっても、このように"話を聞くだけ"など必要に応じて色々な方法を使っています
その根底には「心身一如」(体と心はひとつ)の考えに基づいています

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