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安い道具でも最高に美味しいコーヒーを淹れる方法|twinsメソッド
こんにちは!twins|コーヒーと庭 です。
今日は、最近私があれこれとコーヒーのドリップ条件を試してたどり着いた、美味しいコーヒーを淹れる方法のまとめ記事です。
安い道具でも、少しの工夫で美味しいコーヒーを楽しめますよ!
ドリップに必要な最低限の道具たち
║必要な道具一覧
1. ドリッパー(V60)
2. ペーパーフィルター
3. コーヒーサーバー
4. 細口のドリップケトル
5. 温度計
6. スケール(0.1g単位のキッチンスケールでOK)
7. 珈琲プロファイル(スマホアプリ)
8. ミル
9. 粉ふるい(百均産でOK)
10. コーヒーを楽しむ時間
まずはこれらを揃えましょう。こだわると高くつきますが、安いものを選べば1万円くらいで揃うのでは、と思います!
ドリッパーはHARIOのV60(プラ製)でOK。お値段400円!
ちなみに私が使っている温度計はこちらの記事で紹介しています。Amazonで適当に買ったものですが、十分使えます。
そして何よりもコーヒーを楽しむ時間を作るのが最重要です!笑
ドリップメソッド
║豆も時間も温度も、計りましょう
ハンドドリップで大事なのは、面倒くさがらずにちゃんと計量するということです。
豆の重さ、お湯の温度、ドリップ時間、これらをちゃんと計りながら淹れるといつも美味しいコーヒーが飲めます。
ドリップタイマーとして便利なのが珈琲プロファイルというスマホアプリです。これを使えばコーヒー用のスケールはなくても大丈夫。
このアプリに、あらかじめメソッドを登録しておきましょう。
║twinsメソッド
今回の淹れ方は「twinsメソッド」と名付けました。下の画像がその全貌です。
挽目は中粗挽きくらい。私はタイムモアC3Sなら18クリックに設定しています。
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ポイントは以下の点です。
・ミルで豆を挽いたら粉ふるいで微粉を取り除く
・3投目の前にお湯の温度を70℃に下げる
いざ、実践!
║準備:微粉を取り除く
まずはコーヒー豆を計量します。微粉を取り除く工程でコーヒー粉が減るので、ここでは少し多めに量り取ります。
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ミルでゴリゴリ挽いたら、粉ふるいにかけて微粉を取り除きます。
安いミルだと微粉がたくさん出ますが、ここで微粉を取り除くことでスッキリとした雑味の無いコーヒーを淹れられますよ!
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微粉を取り除いたら、再度コーヒー粉を計量して14gになるように調整します。
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║ドリップ、その前に:サーバーを温める
いよいよドリップ!の前に、ドリッパーとサーバーを温めます。
ドリッパーにペーパーフィルターをセットしてサーバーの上に置き、ケトルでお湯を注ぎ入れます。サーバーが温まったらお湯をマグカップに移してマグカップを温めておきます。
║ドリップ!:twinsメソッド
手元にドリップタイマーを準備して、ドリップしていきます。細口ケトルのお湯の温度が92℃になったらドリップ開始!
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① 1投目:蒸らし(40ml 30秒)
まずは蒸らしの工程です。キッチンスケールを見つつ、40ml注ぎ30秒待ちます。円を描くようにしてお湯を注ぎ、コーヒー粉全体にお湯が行き渡るように。
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② 2投目(40ml 45秒)
続いて2投目。こちらも40ml注ぎます。さっきと同様に円を描きながら注ぎます。
2投目は45秒ですが、お湯を注ぎ終わったら3投目に向けてすかさずお湯の温度を下げます。
③ お湯の温度を70℃に下げる
細口ケトルに直接水を入れ、温度計を見ながら70℃になるように調整します。
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④ 3投目(70℃ 120ml 105秒)
3投目は70℃のお湯を使って、120ml注ぎます。この時ドリッパーの中心付近を狙い、あまり動かさずに淡々と注いでください。
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合計3分で落ち切らなかった分はそのままにしてドリッパーを外します。が、多分落ち切ると思います。落ち切らない場合は挽目が細かすぎるかも?
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終わりに
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この淹れ方は、安い道具を使った際に起こりがちな雑味やエグみの影響を最小化するために、微粉を取り除き、3投目の温度を下げたメソッドです。
特に、低クオリティなミルを使う際に発生する微粉を取り除くことで、スッキリとした味わいのコーヒーになるはずです。
タイムモアやコマンダンテなどの高品位なミルを使用する場合は、粉ふるいによる微粉除去は必要なくなると思います。
3投目の温度を下げているのは、過抽出の抑制を狙っています。粕谷さんのハイブリッドメソッドを参考にしました。
twinsメソッドは今後もアップデートされていきます!乞うご期待!
また、この淹れ方のご感想もお待ちしています。お気軽にコメントで教えてください!