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嫁と鍋

鍋様じゃ!鍋様のおな~りぃい!

ようやく暑さが鳴りを潜めてきた。
突然ですけど鍋って最高ですよね。

寒い日にフーフー言って食べる鍋
サイコーですよね!

先日、今季初の鍋デビューでした。
使ったスープはあの一風堂さんの
極みからか。けっこうカラいやつ。

極(きわみ)からか

余談ですけど私たち夫婦は辛い物
大好きな夫婦でもあったのですよ。

キムチ常備は当たり前。唐辛子の
種類にだってこだわる変態っぷり。
チョリソー、中本なんでもござれ。
あ、でもデスソースは流石に無理。

そんな私たちが見るからに辛そうな
鍋スープをチョイスするのはもはや
自然のことわり。当然であり常道なのです。

さて、そんな冬の定番鍋料理ですが
今回の鍋は一味も二味も違いました。

「夫くん、今日の鍋は夜中に食べよう」

ウチの嫁様がとんでもないことを
しれっと言いだしたからです。
何ィ!?夜中って・・・夜中かよ!?

ダイエットを志した人なら分かると思いますが
夜中に食べるってことは太るってことと同義。
迫りくる健康診断に真っ向から決別する覚悟。
とにもかくにもヤバい発言なんですよ奥さん!

「いいから、食べるの?食べないの?どっち?」

食べますとも。喜んでつつしんで頂きますとも。
だって夜中に食べるごはんってサイコーじゃん!
たまにはいいよ。いいに決まってる。いいよね。

あ、一応嫁様の名誉のために弁明しときますが
ウチの嫁様の食生活はかなりしっかりしていて
朝・昼・晩と三食、時間通りに食べるのが基本。
決して乱れ切った食生活をしてはいないのです。

ただ・・・
たまに妙な食のスイッチが入ることがあって
今回もきっとそんな感じの一時的暴走かなと
信じております。ええ、信じていますとも。

そんな罪悪感と背徳感にまみれた夜の鍋は
(ここだけ切り取るとなんかいやらしい)
予想を超えて最高の最高に美味。
大量に投入した野菜が辛いスープと良く絡む。
辛くて熱くてあったまって、とにかくウマい。
あっと言う間に食べつくして、〆のうどんも
ペロリってもんですよ。げふう。

ここにきて今回の記事のテーマなんですけど
ずばり背徳のススメ

は、背徳ぅ?
なんてものを勧めるんじゃい!ですよね。
しかし落ち着いて聞いていただきたいのです。

普段、しっかりとした食生活をしている人にこそ
タガが外れたようなヤバい食べ方をお勧めしたい。
お菓子祭りとかカレーとチャーハン同時喰いとか。
ついでに、普段食べないものを食べてみるとかね。

多少、贅肉さんが肥大するリスクはありますが
きっとそこには、新しい世界が見えるはずです。
ラードと油の妖精を目にできるかもしれません。

なんというか、食べ物とかに限らず
これは絶対にやったらダメ。体に悪い。
って自分で絶対に禁止しているものって
あるじゃないですか。

もちろん非合法な薬物とかは完全論外ですけど
少しくらい体に悪い(とされている)物ならば
時にはその縛りを外してみるのもいいのかなと
思うわけです。
昔と今とでは、自分の感覚が変わっているので
やってみたらしっくり来た。新しい扉が開いた。
なんて体験ができるかもしれませんから。


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