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時時勤払拭(じじにつとめてふっしきせよ)

時時勤払拭とは
汚れに気づいたら、その都度きれいに心を磨く
という意味です。

・・・

「人は後悔しながら生きるべきではない
心がずたずたになる可能性がある」

スヌーピーのセリフです。

どうでしょうか。
あなたは今、後悔しながら生きていませんか?

一つの後悔だけではなく
うんざりするほどたくさんの後悔をかかえて
晴れない気持ちで生きていないでしょうか。

私たちは心の汚れ(後悔)を見つけても
「まあ、いいや」と放置しがちです。

私も
「時間のあるときになんとかしよう」と
軽く考えていました。

そして、気が付いたら、心はどんよりと
古びたガラスのような汚れで覆われていました。

あのとき、ああしていればなぁ・・・

そんなことを何度も思って、悔やみました。
でも、それではちっとも汚れは取れません。

汚れは、きちんとそれに向き合って
ていねいに落とすしかないからです。

私のように、半ば結晶化した汚れはもはや
キレイにすることは不可能かもしれません。

だからといってこれを放置したままでは
後悔をずっと引き摺って生き続けるようなもの。

うはあ、苦しそう。考えただけで気が重い。
私はそんなのまっぴらごめんです。

後悔は引き摺るものではなく学びに変えるもの。

自分の中に溜まったものが大量の汚物だったら
誰だってそんな人生いやでしょう。

自分も照らして、すきなひとも照らしてくれる
きらきらの宝石のほうがいいに決まってます。

まあ、最低限、だれが見ても「汚っ」と
ならないくらいに、きれいに磨いておきたい。

それにはやっぱり、汚れを見つけたときに
その都度、きゅっきゅって拭いてあげること。

時時勤払拭ってすごいことばです。

かんたんそうで、実際はむずかしいこと。
でもそれはやったほうがいいって教えてくれる。

何年かなぁ。
気付いてから3年?4年くらいかなぁ。
できる範囲で、磨いてきたら
ある日を境に、こう、ふわりと、心が
かるくなりました。

もちろん今も、つづけています。


こちらの
「心をととのえるスヌーピー」
という書籍を読みました。オススメです。

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