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嫁にまつわるハナシ

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私と嫁のやりとりの記事となります。 週に一本以上は更新される予定です。 夫婦に興味のある方が主な対象です。
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#楽しい

ブ厚いローストビーフを作る

同僚から良いものを貰ったぞ。ふふふ。 驚かないで下さいね。 これがあれば、誰でも自宅でリッチな ローストビーフを作れちゃうんですよ! ええっ!?そんな夢のような話があるんですか? あるんです。夢は叶うんですよ。 まあ素敵!抱いて!ムギュー。 「夫くん、なに一人でブツブツ言ってるの?」 振り返れば嫁が居た。 ごほん。 やあやあ嫁ちゃん、ちょうど良い所に。 実はこんな良いものを貰ったんだよ。 「へえ。ローストビーフ!作れちゃうの?」 そうなんだよね。あの誰もが難

ゆるい夫婦の日曜日

今日は休日。 嫁様は出かけた。 今、この家にはぼく一人。 俺がこの家のキングだ! よし珈琲を淹れよう。 マンデリンがいいね。 とぽとぽ。 うん、おいしい。 ロイズのポテトチョコ食べちゃおう。 ああっ!珈琲に合う!うますぎる! noteを書こう。 麻雀をしよう。 YouTubeを見よう。 うーん、休日。素晴らしい休日。 自堕落にだらだら、なんか久しぶり。 おっともうお昼か。 買っておいたレトルトカレーにしよう。 あっ、朝に嫁様が作ってくれた ニラ玉汁が残ってる。いた

食パンバトル

ああ! 無性に! 食パンが食べたい! この思い、どうすればいいんだ! 「話は聞かせてもらった」 嫁ちゃん、いつからそこに!? 「実はわたしも、食パンが欲しいのよ」 夫婦の目的がひとつになるとき この世は楽しいステージへと変わる。 いざ行かん。食パンを求め。 いざ行かん。夕方のスーパーへ。 食パン大好き夫婦の明日はどっちだ。 ・・・ 「じゃあどーんと12枚くらい買おうか」 待て待て、そんなに買ってどうするのだ? さすがに賞味期限内に食べきれないと思うよ。 「夫

ハッピーバースデー嫁

「ねえ嫁ちゃん」 「なんだい夫くん」 「来週はきみの誕生日だね、おめでとう」 「ありがとう」 「普段行かないランチでも食べに行かない?」 「いいね!どこに行くの?」 「A店とB店の候補がある。どっちが好み?」 「ふむ…A店とB店か。悩むなぁ」 「ぼくはA店が良いと思うんだよね」 「よし決めた、C店にしよう!」 「なんッでやねん!」 「ふぁっ!?」 「A店かB店ってゆっとろーが! どっからC店が出てきたんじゃああ」 「いやあ、だってほら、C店の方面には

きのう何食べた?season2

アマプラは神。 月額500円くらいで沢山の映像作品が観れる。 サブスク万歳。 ・・・ さて 洋風のキッチンテーブルを想像して頂きたい。 テーブルの上にはノートパソコンがひとつ。 他のモノは一切テーブルに、乗せていない。 私は珈琲を。 嫁は紅茶を。 更に気分次第でお菓子を用意する。 長椅子にちょこんと、私たち夫婦が座る。 足元にはパネルヒーター。毛布を掛けて。 寄り添い私たちはアマプラを一緒に観る。 幸いにも私たちは観る映像の好みが似ていて 不毛なチャンネル争いは勃

ひとりの時間とふたりの時間

「ひとりの時間は、大切だよね?」 ぼくは問うた。嫁は頷いた。 「じゃあ、ふたりの時間も、大切だよね?」 ぼくは問うた。嫁は頷いた。 ぼくは満足して目を細めた。 ・・・ この世には お金よりも大事なものがいくつか存在する。 そのうちのひとつが「ひとりの時間」で そのうちのひとつが「ふたりの時間」だ。 全人類に聞いたわけではないので 確実にそうだとは言えないのだけど 少なくともぼく自身はそう思っている。 さて ぼくはこう見えても嫁が大好きで 隙あらばすかさず嫁と一

ブラックフライデー2024

いつの間にやら日本に定着した感のある ブラックフライデー。 これは語感が秀逸なのだと思う。 「なるほどブラックか!フライデーなのか! 少しキケンで掘り出し物的な匂いがするぞ!」 みたいな気持ちがざわざわと湧きあがってくる。 私は嫁をちょいちょいとパソコンの前に呼んで 一緒に商品を眺めたりするのだ。これが楽しい! Amazonブラックフライデーは最高のエンタメ! 誤解のないように言っておくけど ぼくたちは普段、ネットショッピングをしない。 実物を手に取って買うほうが好きだ

いい夫婦の日!

みなさんおはようございます。 今日はお待ちかねの「いい夫婦の日」! てなわけで「思い返せばいい夫婦だった!」的な エピソードをつらつら書いてみたい気分です。 よろしければお付き合いくださいませ。 ・・・ episode1『ズッ友』 「おれたち!ズッ友だよな!」 と言う掛け声と同時に 「く」の字に曲げた私の左腕と 「く」の字に曲げた嫁の右腕を ガッシィーン!と効果音が出るくらいの勢いで クロスさせるのが私たち夫婦のマイブーム。 この後夫婦のテンションが爆上がりします。

ラムレーズンは…

「夫くん、これあげるよ」 嫁ちゃんがカルディで爆買いしてきたらしく ご丁寧に私におみやげまで持ってきてくれた。 さて、嫁ちゃんが私に何を買ってくれたのかと 目を凝らしてみると…ラムレーズン? 果肉入りラムレーズンフレーバーコーヒー?? なんだろうこれ、初めて見る。新商品? 「うん、ぜひ夫くんに飲んでほしくてね!」 ああ、うん。ありがとう。でもこれさぁ… なんでラムレーズン味のチョイスなの? 「夫くん、ラムレーズン好きでしょ?」 いや、好きじゃないよ? 「ええ

ゲリラトークやってみた

昨日ふと思いついたのでやってみた企画 「ゲリラトーク」 我ながら変なことを思いついたものだ。 断っておくけど、これに関しては他の方の 記事を見てオマージュとかリスペクトとか パクったとかそんなものではない。 本当に、ぼんやりと、我が脳内会議室で おずおずと企画提案されたものを採用しただけ。 「ふーん、いいかも、やってみよっかぁ」と。 これの目的は「会話を増やす」。 なのだが、これは表向きの理由。 私個人の目的は 「嫁ちゃんとの楽しい会話内容を残したい」 なのである。

ぼくたちの回転寿司

嫁ちゃんの体調がおかしい。 自慢ではないけどぼくは他人のことを 本当に、まるで、見ていない。 たぶん関心が無いんだと思う。 しかし嫁ちゃんに関しては別だ。関心がある。 鈍感を自称するぼくでも嫁ちゃんの 表情の変化には気付いてしまうのだ。 今日はサウナに行く予定だったけど ベストコンディションじゃないのに 行ってる場合ではない。予定変更だ。 「じゃあわたし、買い物に行きたいな」 食材確保を嫁ちゃんより提案された。 ふたつ返事で了承して車を走らせる。 せっかくだから何か

嫁ちゃんと「歌」

突然だが、ぼくは音痴だ。 よく音程を外してしまう。 いや、狙った音程を出せないと言うべきかな。 ぼくが音痴だと自覚したのは小学五年生の時。 当時の担任の先生が恐ろしい試みをした時だ。 恐ろしい試みとは何か? それは生徒一人ずつ歌わせて、録音し、更に クラス全員の前で流すといった悪魔の所業だ。 ぼくはこの時まで、まさか自分が音痴だとは 夢にも思わなかった。思わなかったのだが… ぼくの歌声がクラス全員の前でひびきわたる。 ドリフの大爆笑を遥かに超える爆笑が起こる。 一瞬、

狙う女

嫁ちゃんとの買い物が好きだ。 なんかこう、楽しいから。 大型ショッピングモールでも スーパーやドラッグストアでも ドライブがてらのコンビニだって 一緒に歩いて買い物をすると楽しい。 そういえばなんで楽しいのだろう? 目に留まる商品についてあれこれ話すのが 面白いからだろうか。 同意見であることが多いからだろうか。 付き合いたての頃から一緒に買い物をして もう随分と経つけど、未だに理由は不明だ。 いつか解明してみようと思う。 解明しなくてもいいかなとも思う。 とはいっても

気に入った卵焼き

「ねえ、卵焼き作ろうか?」 今年の抱負で料理を3つ習得すると決めた。 ナポリタン、卵焼きと習得した私だけど 最近ことあるごとに卵焼きを焼いている。 自分のことながら驚きだけど、卵焼きの お手軽さ&奥深さにハマっているらしい。 そんなわけで今朝も 寝起きの嫁ちゃんを揺さぶって 卵焼きを作らせてくれと申し出たのだ。 今まではプレーンの卵焼きだったけど 今日ははじめての具材入りだ。ネギだけど。 一つ工程が加わるだけで難易度が上がる。 (ネギくらいで大げさな)と思うかも