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みなさんおはようございます。 今日はお待ちかねの「いい夫婦の日」! てなわけで「思い返せばいい夫婦だった!」的な エピソードをつらつら書いてみたい気分です。 よろしければお付き合いくださいませ。 ・・・ episode1『ズッ友』 「おれたち!ズッ友だよな!」 と言う掛け声と同時に 「く」の字に曲げた私の左腕と 「く」の字に曲げた嫁の右腕を ガッシィーン!と効果音が出るくらいの勢いで クロスさせるのが私たち夫婦のマイブーム。 この後夫婦のテンションが爆上がりします。
ぼくは車の運転がきらいだ。 なんでかって?よくぞ聞いてくれました。 極度の方向音痴ってやつなんだよ、ぼかぁ。 運転免許をとりたてのころにね はじめて車を従兄弟からもらったんだよね。 あれは、うれしかったなぁ。 これでもかっていうくらい、乗り回したっけ。 たのしいんだけど、となりに人を乗せるとね とたんにキンチョウしちゃうわけ。 なんでだろう? そのときのぼくの頭の中は 「ぜーったいに道をまちがえるな!」 って警報ががんがん鳴っているんだよ。 たぶん、パッションにあふれ
日曜日の朝は珈琲から始まる――― いかーん!ムラムラしてきた。 カフェイン成分が足りぬ! 嫁様、珈琲を淹れようぞ。 先日購入したエメラルドマウンテンを開封じゃ。 「おぉ、いいね。何か手伝うかい?」 じゃあモデルになってくれ。 「は?」 何か今日は写真を撮りたい気分なのだ。 「はあ」 だいじょうぶ!手しか映さないから、ね? 「へえ」 じゃあまずは、珈琲豆をウチの電動ミルに ザラザラ~っと入れてみようか!35gね。 いいねー!いいねー!角度バッチリ! 肌も輝い
「このっ、泥棒猫ぉお!!」 私がその昔見ていた昼ドラ。 若い女性に顔面にコップの水を浴びせて 食事にはコロッケと称したタワシを出し ドロドロ泥沼の愛憎劇が繰り広げられる… (女って怖いんだな…ごくり) と震え上がりながらも 指の隙間から画面を見ていた私です。 でもストーリーをよくよく見てみると 男がホイホイと浮気しちゃうんだよね… えっ、そんなの絶対バレるやつじゃん! て思って見てたら案の定すぐバレる。 この荒唐無稽な展開が一周まわって 妙に面白い。めっちゃツボ
「夫くん、これあげるよ」 嫁ちゃんがカルディで爆買いしてきたらしく ご丁寧に私におみやげまで持ってきてくれた。 さて、嫁ちゃんが私に何を買ってくれたのかと 目を凝らしてみると…ラムレーズン? 果肉入りラムレーズンフレーバーコーヒー?? なんだろうこれ、初めて見る。新商品? 「うん、ぜひ夫くんに飲んでほしくてね!」 ああ、うん。ありがとう。でもこれさぁ… なんでラムレーズン味のチョイスなの? 「夫くん、ラムレーズン好きでしょ?」 いや、好きじゃないよ? 「ええ
「わたし、あなたの作る〇〇が好きだよ」 ウチの嫁ちゃんは、料理が上手い。 「上手い」というのは手際が良いだけでなく 作る料理がどれも美味しいという意味もある。 三つのIHコンロとオーブントースターを操り あれよあれよと料理が並行で出来ていく様は 毎度のことながら恐れ入る。(しかも美味だ) そんなわけでウチの特級料理長は嫁ちゃん。 料理を「作る方」は完全にお任せ状態だ。 しかし、幸いなことに、ウチの嫁ちゃんは 食べ終わった食器の「片付け」が大嫌いだ。 どうしてそれが幸い
この記事は「仲良し夫婦サークル」の 33回目の企画記事です。 私が子供のころって道行く女性がみんな キラキラして見えたんだよね。 学校の先生もキラキラしてたし お店のレジの女性もキラキラしていた。 友達のお母さんもキラキラ輝いてたしさ 実の母親でさえ、キラキラしてたんだよね。 あぁ、でもウチのおばあちゃん(父の母親)は キラキラしていなかったな… たぶん、祖母くらいに歳が離れていると 「女性」と認識していなかったのかもしれない。 いやまて… 同級生の女の子も別にキラキ
ぼくは踊った。 いや、踊っていた。 背中に羽根が生えたように体は軽くなり 腕が、胸が、背骨が持ち上がっていく。 雲を踏むようにステップが止まらない。 口角までもが不自然に持ち上がってきた。 涙と涎と、沢山の鼻水が止まらない。 頭の中にはこれでもかと警鐘が鳴り響く。 これは良くない、体と頭の自由が利かない。 だが痺れ。全身を覆う甘い痺れ。 委ねたい。ダイブしたい。快楽の海へ。 だめだ。まだだ。あと一息。 自制心を総動員させて、啜る。 悪魔のように熱く、黒
『今仕事終わったよ。すぐに帰るね』 ぼくはこのように、仕事が終わると速攻で 嫁ちゃんにLINEを送っている。 すると「了解」の意味合いを持つ スタンプが嫁ちゃんからポン!と送られてくる。 これがウチの仕事終わりのいつもの光景なのだ。 いつからこうしているのかは忘れてしまった。 ただ、過去に数回だけ 仕事終わったよLINEを忘れたまま帰宅 したことがある。 そのときの嫁ちゃんのキレっぷりといったら ちょっとハンパではなかった。 怖いけどそのあたりを記してみようと思う。
「私、結婚するとき夫に条件出したの」 滔々と彼女は語りだした。 私をお金で困らせない事。 私に嫌な思いをさせない事。 私の意見を最大限尊重する事。 そして、必ず私を幸せにする事。 なるほど条件付きの結婚か。 そんな結婚観もあるのだな。 彼女は結婚から数十年経った今でも 夫から変わらぬ愛を受けているという。 しかし私には響かなかった。 共感も、羨望も、嫉妬も、何も湧かない。 どこかファンタジーめいた感覚だけが 私の体を通り過ぎた。なぜだろう。 ・・・ 結婚は人生の餅
「夫くん、これも・・・入れちゃうよ。ふふ」 「や、やめろぉおお!!早まるなあああ!!」 ・・・ 私の得意料理のひとつ、カレー。 もちろん、市販のルウを使って作るカレーだ。 ここ日本はカレー先進国。 どのメーカーも鎬を削り、低価格・高品質の ルウを競って市場に出してくれる。最高かよ。 おかげで私はパッケージの説明通りの手順で いつでも高品質のカレーを作ることができる。 ウチで絶賛するルウは「ジャワカレー(辛口)」 味の深みと奥行きが素晴らしい。 あと、ちゃんと辛い。こ
やあ、そこの君。 サウナ、入ってる? おや、サウナをご存じない? サウナはいーよぉお! 自発的に汗を出すのって気持ちいいんだ。 体に溜まった老廃物が嫌ぁなストレスと一緒に 融けて流れ落ちる感覚が最ッ高に気持ちいい! いやほんと掛け値なしにさ ツラい事や、イヤなこと、ムカつくこと そんな黒い感情がグルグル渦巻いていてもさ サウナにじっと入っているとほぐれていくんだ。 何かの本で読んだことがあるけど 人間って、自分の体から液体を出すときに 快感を伴うんだってさ。 汗しかり
長袖がしっくりくる季節。 こんな日こそアレだね、嫁ちゃんよ。 「そうだね!アレだね!夫くん」 分かるだろう、濃厚なチーズの、アレ。 「チーズフォンデュだね!任せとけ!!」 こ、これは! 大量の熱したチーズを白ワインで伸ばし 風味と香りを増したチーズフォンデュじゃないか! 具材はハード系のパンに、ソーセージ、ベーコンに ジャガイモ、カリフラワーと隙の無いラインナップ! う、美味い!美味いよッ!最高の秋だ! 「ちっちっち、甘いよ、夫くん」 どうしたんだ嫁ちゃん、そ
マジかよ。 やれコスパだ、タイパ重視だ、と 映画を倍速で観る人は結構いるらしい。 なんてこった、という感情が湧き出る。 映画って、娯楽だろう? 娯楽を倍速でチャッチャと観て面白いのか? いやなそれよりもなんか・・・こう・・・ 映画を作った人に対する敬意というか・・・ ああ、なんか私気持ち悪いこと言ってる・・・? 独りよがりの意見を押し付けようとしている!? これが老害化ってやつなのかもしれない。 うむむ、気を付けなくては、でも、でもなあ! 「どうしたの夫くん。一人で悶