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嫁にまつわるハナシ

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私と嫁のやりとりの記事となります。 週に一本以上は更新される予定です。 夫婦に興味のある方が主な対象です。
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記事一覧

いい妻

いい妻って、なんだろう? 私の「いい妻」の定義はこうだ。 いい妻とは、ウチの嫁様のことである。以上。 おっと、勘違いしないでほしい。 これは別にいつもの惚気記事ではない。 「いい妻」の本質に迫る記事なのである。 ・・・ さて、ウチの嫁様がどうして「いい妻」なのか。 手料理が鉄人級に美味いから…ではない。 正直、料理のスキルはそれほど関係ない。 じゃあ、愛嬌が抜群にあるから…でもない。 雰囲気や見た目も、実はそれほど関係ない。 「いい妻」の理由はこうだ。 適度に夫の

ぶりっ子モード

そういえばウチの嫁ちゃんは ぶりっ子ではない。 「いた~い」 「できな~い」 「わかんな~い」 なんて言葉は聞いたことがない。 「いったいなァ!」 「いや無理」 「・・・(分からないとは言いたくない)」 こんな感じでぶりっ子というよりは 男っぽい言動が多い気がする。 まあ、それでも充分魅力的なのだが。 俗に言うぶりっ子な女性というのは 一部の男性にとてもウケがいい。 (どれどれ僕に任せたまえ)なーんて 守ってあげたくなっちゃうのだろうか。 あ、ちなみに私はぶりっ子

わたしとスマホ、どっちが大事なの!?

スマホって便利。超便利。 動画は見れるしゲームもできる。 お金だってほとんどかからない。 コンシューマー(家庭用)ゲームなんて不要。 究極の暇つぶしアイテムスマホがあれば解決! あ、私も当然昔からずっと使ってますよ。 でもねぇ、スマホって便利すぎるからね… 嫁様の前でもよくいじっちゃうんだよね。 同棲期間中にね、凄く怒られたんだよね。 「もう!スマホばっかりいじらないで!」 当時の私はこう返したわけ。 「はあ?俺やることやってるし。 スマホくらい、いいでしょ?」

特技トーク

「ねえ嫁ちゃん」 「なんだい夫くん」 「君の特技、教えてよ」 「なんだい藪から棒に」 「ぼくはね、君のことが知りたいわけだよ」 「ふむ」 「そこでぼくは考えた」 「ほう」 「ぼくが思う“特技”と君が思う“特技”を それぞれ擦り合わせてみようって」 「…なに?どういうこと?」 「たとえば嫁ちゃん、君は自分で自分の “特技”って、なんだと思う?」 「え?わたしの特技?うーん・・・」 「どう?思い当たるもの、ある?」 「あのさあ夫くん」 「なんだい嫁ちゃ

愛されクズキャラ談義

・・・ みなさんはクズキャラ、好きですか? 私は結構好きです。 調子に乗って外道な悪事を働いて 因果応報を受けるまでがワンセット。 ここで言うクズキャラっていうのは マンガとかアニメの悪役ポジションというか クズな行動をするキャラを指します。 要は創作上の話であって 現実のクズの話ではございません。 そのあたりをご了承頂ければ幸いです。 さて、最近の一推しクズキャラですが… 有名作品で言えば呪術廻戦の禪院直哉くん。 ものすごい逸材です。 彼はイケメンで家柄も良く頭も

悪い記憶を呼び覚ましてみたけど

うーん、私と嫁ちゃんが仲良くなったきっかけ? なんだろう、さっぱり思い出せない。 それより仲良し期間が長すぎて 険悪だった期間が思い出せない。 きっかけなんてあったかなぁ? でも、あったんだよ、私たちにも。 一触即発で別れてしまいそうな険悪な期間が。 なんか酷いケンカをしたような… 汚い言葉で強く罵ったような… うむむむ、いつだったかな… いや、ちがうな… 人として最底辺なケンカはしなかったし 人格攻撃的な最低最悪の罵りもしてない。 露骨に酷いことはやってない気がする

夫婦のポンデリング

「ポンデリングを焼きたいんだ」 ある日、嫁様がつぶやいた。 ポンデリング?ミスドの人気商品のこと? 「知ってる?夫くん。ミスドのポンデリングを フライパンで焼くとめっちゃ美味しいって!」 なにかしらの動画を見て触発されたのか 目をキラキラさせて嫁様がまくしたてる。 こうなってしまったら私の話は届かない。 「だからさ、行こうよ、ミスド!今から」 ウチの嫁様の行動力は高い。 特に自身の欲が絡んだとき彼女は止まらない。 止められない。 でも欲望に忠実な所は嫌いではない。

いい夫キャンペーン

「ウチの旦那がいい夫キャンペーン始めてさ」 ある日のこと同僚のAさんが語ってくれた。 はて?いい夫キャンペーンとは、なんだ? かいつまんで言うと 結婚当初は妻をないがしろにしていた夫が年齢を 重ねたある日家庭内に居場所が無いことに気付き これはいかん!(やあ、僕は気が利く夫だよ)と 今更のように家庭サービスを始めることらしい。 でもでも、旦那さん 家庭の事をやってくれるなら 良かったじゃないですか!と伝えると 「いやあ今更よ。いつまで続くのって感じ」 なるほどいい夫

夫婦のマンネリ

夫婦関係マンネリ化、してますかっ? とんでもない第一声からスタートしますが まあまあ、少しだけお付き合いくださいませ。 なぜなら今回の話は珍しく実用的。 そして夫婦関係マンネリの本質に切り込む内容。 2分くらいで読めるので一読いかがでしょうか? ・・・ まずマンネリって、何で起こるの?って話。 これって要は相手のことが「分かっちゃう」から 起こるんですよね。マンネリって。 そうなんです、長年一緒に生活をしていると 相手のことが(この人なら、こうするか)と 行動パタ

モテる女とは

「モテる女って、どういう女のことだと思う?」 ある日ぼんやりと、嫁様とそんな話になった。 あれやこれやと一通り話をしてみて まず意見が一致したことがある。 男性と女性で、モテる女の定義が違う ということだ。 ざっくりと、個人的主観要素強めだが 「男性側から見たモテる女性の特徴」はこうだ。 この特徴をずらずらと挙げた時に嫁様から 「分かる~」と共感された部分があったが 「ええ~?」と共感されなかった部分もあった。 おおむね、共感された部分はこんな所だ。 「知的」「美人

3.2%の女

「ねえ夫くん、知ってる? ガリガリ君って当たりが付いてるんだよ」 終わらない暑さ。うだる9月初頭。 私たちはドラッグストアで買った アイスを車内で食べていた。 ふーん、そうなんだと適当に相槌を打つ。 当たりなんてそうそう出ないものだろう。 現に私はアイスで当たったことなどない。 「うーん、はずれか。残念」 そりゃそうだ。気まぐれで買ったアイスが そうそう当たるわきゃないだろう。 いくら強運の申し子たる君だって 無理なもんは無理だよ。マンガじゃあるまいし。 「わたしガ

パートナーと愛

それは唐突に起こった。 突然、嫁様が消えたのだ。 ・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・・ 運命のいたずらを感じたことがあるだろうか。 私はある。何度か。 今日はそんな少しオカルトめいた話である。 あれは嫁様と結婚してしばらくのこと。 毎日がバラ色のウフフアハハな日々を これでもかと堪能してたある日のこと。 その日、嫁様は仕事が遅く終わる日だった。 いつもなら連絡が来るのに、今日は来ない。 突然会議でも入ったのだろうか? しかし、予定時間より1時間を過ぎても 連絡も

ひっそりと、すやり

私は真っ暗闇が好きだ。 ひんやりとしたシーツのベッドに 身体を横たえて安眠をむさぼるのが好き。 音はもちろん、無いほうがいい。 静かに、ただひたすらに、身体を休める。 暗闇と、静寂と、ひんやり清潔なベッド。 数あるこの世のぜいたくのうちで この環境はなかなか上位に入るのではないか。 私の身体と心がとても喜ぶのを感じる。 ・・・という話を結婚前の嫁様にしたところ 意外にもいたく共感してくれた。 どうして意外なのかというと、イメージ的に テレビと照明をつけっぱなしで寝るよ

夫婦のよくばりカレー

「よくばりカレーが食べたいな」 ある日曜日、嫁様がつぶやいた。 はて? よくばりカレーとは、なんだ? 「まずカレーを作るでしょ」 うむ。 「シャウエッセンと目玉焼きをトッピング」 おお。 「どう?よくばりじゃない?」 よくばりだ! 「夫くん、作ってくれる?」 まかせておけ! 鼻息荒く了承する。 それもそのはず、カレーは私の得意料理。 お盆期間は給食センターのマダムの如く いつも以上に食事を作りまくった嫁様に 恩返しできる絶好のチャンスではないか! そこに