好きなことを仕事にすることは、楽に生きるということではない
「好きなことで生きていく」
好きなことを仕事にすることは、
楽に生きるということではない。
社会人経験のない僕がいうのもなんだが、
現状の人生経験の中で「仕事」に対して
楽な仕事なんて存在しないと思った。
「好き」だけでできる仕事なんてほぼないのだ。
この前銭湯でオーナーさんと話をしていた時に、
お客さんから「いいな、お前はここで座ってるだけで金が稼げて」と言われたことがあると言っていた。
内心めちゃくちゃ腹が立ったらしい…笑😅
僕も実際に働くまで分からなかった。
「銭湯」の仕事の中心は、
「始まり」と「終わり」にある。
銭湯をやるにあたって、
毎日の掃除は絶対に欠かせない。
これだけなら百歩譲っていいとして、
問題は「時間」だ。
僕らの銭湯は「11時」閉店だ。
遅いときにはお客さんがいなくなるのが、
11時半頃になるので、そこから掃除が始まる。
めちゃくちゃな肉体労働に加えて、
終わるのはどうしても2時頃になってしまう。
2人いてこの時間なので、
1人だともっとかかると思う。
今まで居酒屋などの飲食店でも
働いてきたことがあるが、
「締め」にかかる時間と労力は圧倒的だった。
僕は、幸いにも夜型人間なので、
そんなに苦痛には感じないのだが、
冷静になった時に「やばっ」と思う。笑🙄
僕らはまだ人数がいるのでいいが、
オーナーさんは20年以上それを
1人で週6日間続けてここまできた。
これはなんの仕事をしていても言える。
居酒屋だって「締め」が短いとはいえ、
他人の汚物を処理しなきゃいけなかったり、
営業中の忙しさは銭湯の比じゃない。
一見、楽をしているように見える
社長やお金持ちだって今は楽なのかもしれないが、そこに至る過程にはそれに見合うだけの相当な苦労があったはずだ。
僕は「好き」という感情は、
頑張るための力強い味方だと思っている。
どんなに嫌なことも、
どんなに辛いことも、
「好き」をするためだから頑張れる。
今をときめくYouTuberだって寝ずに「編集」をしている。僕らが見ているのは撮影のほんの一部に過ぎない。
好きなことだと思って始めたが、
仕事にすることで嫌いになったという人もいる。
それは「好き」に対しての期待があまりに
高すぎたがために起こってしまったものだと思う。
「好き」を表面だけで判断し、
裏側の部分を受け入れることができなかった。
それは頑張れば頑張るほどに
仕事ごとにいろんな「障壁」が見えてくる。
それでも、
「この仕事をしてるとイキイキする!」
「おれはこの仕事がしたい!」
「この業界に貢献したい!」
と思えるような、
自分の中での「意義」や「理由」を
見つけることが大切になってくると思う。
大切なのでもう一度、
『好きなことを仕事にすることは、
楽に生きるということではない』
苦しいなかでも「好きなこと」「得意なこと」どんな些細なことでも、見つけて働くことができたらそれが幸せへと繋がっていくと僕は思う。😌
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
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