【ろ】楼の上もはにふの小屋も住む人の
楼の上もはにふの小屋も住む人の心にこそは高き卑しき
立派な屋敷に住んでいようとみすぼらしい小屋に住んでいようと志の高さ低さを決めるのは自分の心の持ちようだ。
みたいな意味でしょうか(笑)
日新公(じっしんこう)いろは歌とは 「島津家中興の祖」といわれる島津忠良(しまづただよし)が考案したものと伝わります。
以下 島津忠良Wikipediaより引用
忠良はその後の島津氏発展の基礎を作り出し「島津家中興の祖」と言われ大きな影響力を与える事になった。
また、忠良は人間としての履み行うべき道を教え諭した『いろは歌』の創作でも有名である。これは日学を広めるために、平易な歌謡によって、その精神をあらわそうとした試みで47首からなる。「いにしへの道を聞きても唱えへてもわが行いにせずばかひなし」に始まる歌であるが、この儒教的な心構えを基礎とした忠良の教育論は、孫の四兄弟・義久、義弘、歳久、家久にまで受け継がれることとなり、その後の薩摩独特の士風と文化の基盤を築いた。いろは歌は後の薩摩藩士の郷中教育の規範となり現代にも大きな影響を与えている。
郷中教育(ごじゅうきょういく)についての記事はこちら