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森林セルフケア🌲鎌倉広町緑地

こんにちは!みき亭です。
今年の5月から3ヶ月に一度、担当しております森林セルフケアウォーキングクラス@BLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ。前回の投稿は、新緑の県立座間谷戸山公園のご紹介いたしました。今回は、鎌倉広町緑地のご紹介とご報告です。9月というのに、猛暑日。。。参加者の皆さんは、それぞれに暑さ対策万全で、参加くださいました!猛暑の中、五感を刺激するという森林セルフケアウォーキングのミッションは遂行できたでしょうか?!(もちろん、強制ではないですよ。笑)


都市林「鎌倉広町緑地」

西鎌倉に位置する広町緑地は、約50年前、住宅開発が進められようとしていましたが、近隣住民の方を中心に反対運動が起こり、「都市林」として保全されることになりました。

都市林:主として動植物の生息地または生育地である樹林地などの保護を目的とする都市公園

鎌倉広町緑地パンフレットより引用

NPO法人鎌倉広町の森市民の会などに属する市民ボランティアグループの皆さんが、田んぼや畑を復元し、ヤマザクラの林を再生して里山景観の再現と緑地の自然を豊に保つ活動を続けていらっしゃいます。

私たちが伺った時、稲が頭を垂れた始めた田んぼで、ボランティアの皆さんが雑草の駆除作業をされていました。「どこからいらしたの〜?」っと気さくに声をかけてくださり、作業についての説明をしてくださいました。広町緑地を大切にされていることが伝わってきました。

広町緑地は、約48ヘクタール(外周90分)の広さがあります。高低差のある谷戸地形で、尾根道には、相模湾や富士山が眺望できるスポットもあり、変化に富んだ散策路も特徴です。

樹木と知り合う

メタセコイヤや樹齢約200年の桜の古木など、いろんな種類の樹木と知り合うことができます。尾根沿いには迫力のある木肌を持つ大木もたくさん見られます。

個性的な木肌。触ってみると、その木の硬さや重み、水分の感じなど手に伝わってきます。

樹にネームプレートがついているのも、ありがたいですね。名前を知ると、より親近感がわきますね。中でも、「カクレミノ」という木の名前に惹かれて、どうしてこんな名前がついたのかな?っと、みんなで考察。帰ってから調べたところ、葉っぱの形が隠蓑に似ているからだとか。みんなで考察することも楽しいのですよ♪

ユニークな木肌!樹木めぐりも楽しい

ここには、何人もの子どもたちが木登りをして遊ぶ姿をよく見かける大榎があります。ってことで!参加者さんもチャレンジ!童心に戻ったような、思わず笑みがこぼれます。木登りは、全身の触覚を使って樹と戯れる感覚がありますね。

子どもたちにも大人気❣️

海の風を肌で感じる

猛暑の中ですが、尾根沿いの森は相模湾から涼しい海風が、「自然の扇風機だ〜!」っとみんなで大喜び。潮風にハグされる感覚が心地よく、潮の香りも風に乗って届きました。

花ごよみ

花ごよみ片手に

四季を通して、400種の花を楽しむことが出来る広町緑地。9月ですが、夏の花のヤブランやキツネノカミソリ、オオバジャノヒゲなどなどのお花を楽しむことが出来ました。

これは、オオバジャノヒゲだよね!っと花ごよみを見ながらみんなで検索

海の幸を味わう

最後は、広町緑地から1キロほど歩いて腰越海岸へ。腰越漁港の朝どれ地魚フライ販売所でランチしました。豊かな森が豊な海を育み、その恵みをいただく。ありがたい贅沢な時間を過ごすことが出来ました

また、桜に時期に!

広町緑地は、桜の大木が多いのも特徴です。「今度は桜が咲く時期に来たい!」っとのリクエストをいただきました。また、来ましょう!

環境省の生物多様性保存上重要な「里地里山」に選定されています

最後までお読みいただき、ありがとうございました


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