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「悪文コンテスト」で文章力を磨く?!面白アプローチ

こんにちは🌷国語の先生から転職してライターになった「はな先生」です✍️✨

今回は、少し変わった文章力向上法として「悪文コンテスト」をご紹介します。これは、あえて「悪い文章」を書くことで、逆説的に良い文章の本質を学ぶ方法です。

文章を書く練習をしたいけれど、なかなか続かない💦という方はぜひお試しください!


なぜ「悪文コンテスト」?


1. 文章の問題点を認識できる!
悪文を書くことで、良い文章の特徴を逆の視点から理解できます。

2. 創造性を解放できる!
下手に書く」ことで、文章に対する固定観念から解放されます。

3. 文法規則を確認できる!
規則を意図的に破ることで、重要性を再認識できます。

4. ユーモア感覚を育める!
面白い悪文を作ることで、文章に遊び心を取り入れる感覚が養えます。

5. 批評力が伸びる!
他人の悪文を評価することで、文章を客観的に見る目が養われます。

「悪文コンテスト」の基本ルール


1. 参加者全員で「お題」を決める
2. 制限時間(例:15分)を設定する
3. できるだけ「悪い」文章を書く
4. 書いた文章を読み合い、「最高に悪い文章」を投票で決める
5. なぜその文章が「悪い」のか、みんなで分析・討論する

悪文の種類、そして作り方👿

1. 冗長な文

例:「私は今から、これから述べようとする内容について、ここで話そうと思います。」

2. 主語と述語の不一致

例:「彼女の笑顔は、とても明るい性格だった。」

3. 同語反復

例:「今日の今日まで、今日が来るのを今か今かと待っていました。」

4. 比喩の混乱

例:「彼の心は氷のように冷たく、まるで燃え盛る炎のようだった。」

5. 修飾語の位置ミス

例:「食べかけのリンゴをほとんど見つけた。」

6. 句読点の誤用

例:「私は。そう思った、けれど?違ったのかも!しれない」

「悪文コンテスト」の進め方


1. ウォーミングアップ

簡単な文章を全員で一文ずつリレー形式で作り、徐々に悪くしていく。

2. お題の選び方

✅身近な話題(「今日の朝ごはん」など)から始め、徐々に難しくする。
✅抽象的なテーマ(「幸せとは」「時間の価値」など)も試してみる。

3. 評価のポイント

✅文法的な間違いの多さ
✅内容の一貫性のなさ
✅比喩や修飾の不適切さ
✅読みにくさ、分かりにくさ
✅ユーモアがあるか

4. 必ず振り返りをしよう!

💡なぜその文章が「悪い」と感じるのか、具体的に議論する。
💡その「悪さ」を直すとしたら、どうすればいいか考える。

発展的な「悪文コンテスト」アイデア

1. ジャンル別悪文

小説、ニュース記事、広告文など、特定のジャンルの悪文を競う。

2. 有名作品の悪文化

名作の一節を選び、それを「悪く」書き換える。

3. 悪文リライトチャレンジ

互いの悪文を「良い文章」に書き直す練習をする。

4. 連作悪文

テーマに沿って複数の悪文を繋げ、「最悪の短編小説」を作る。

さいごに


「悪文コンテスト」は、楽しみながら文章力を磨ける画期的な方法です。「悪い」ものを作ることで、逆説的に「良い」ものの本質を学べるのです。この方法を通じて、文章に対する新たな視点と、より深い理解が得られるでしょう。

ぜひ友人や家族と一緒に「悪文コンテスト」を開催してみてください。きっと笑いあり、学びありの素晴らしい経験になるはずです。皆さんの「悪文力」と「良文力」が同時に向上することを願っています!

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