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未来の自分のためにできること
ご覧頂きありがとうございます。
HSPカウンセラー志乃友子です。
HSP気質の方は必ずしも全員が生きづらいのではなく、育った環境によって心の強度が変わってくるため、受け取る感覚も違ってきます。
安心できる環境で育ったHSPさんは心の中にリソースがあり、いろいろなパターンの情報にさらされても大丈夫です。つまり繊細さを親や周りの大人から理解され、肯定されてきたからです。
反対に、十分な愛情や言葉をかけてもらえなかったHSPさんは、心の痛みを伴ったまま、マイナスな地点から自分のリソースを探す作業が必要になります。そして家族や兄弟間で、否定的な体験をしている場合は、アダルトチルドレンの要素も持ち合わせていることが多いです。
ありのままを認められたり肯定された体験が少なかったりすると、自分に批判的になっていることが多く、寂しさの奥には不満や怒りも隠れています。そこへ日常の多くの情報が入ってくると、刺激過多になり耐えられなくなってしまうのです。
これを読んでくださり、自分のことかも知れないと思った方、もちろんあなたのせいではありません。しかしながら、人生を歩むのはあなた自身なので、より良く変える必要が出てきます。
親や兄弟、周りの大人たちの言葉や態度、あるいは人前で失敗してしまった経験、大切な人の喪失が原因でトラウマになっていることもあります。自分のトラウマを感じたら、まず子供時代に戻って小さな自分を癒すことから始めましょう。
トラウマに近づいて、感情が騒ぎ痛みを伴ってしまう方は、時期尚早なのかも知れません。そこへ辿るには、事前に自分がどんな性格でどんな考え方なのか、またどんなことが好きで得意なのかを探っていく作業が必要になります。ノートに書きだして探る作業も出来ますが、エゴグラム診断を行うと、自分がどの価値観(子供時代に親や大人から影響を受けた価値観)で生きているのかがグラフでわかります。自分はどんなことを伸ばせば良いかがわかるので、それをベースに少しずつ変わっていけば良いのです。過去の小さな自分も、未来の自分も「自分」です。別人に変わるということではなく、自分を批判することなく受入れられラクになっていく、そんなイメージです。