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ストレスが続くとどうなる?「3つのステージ」あなたはどこ?
ストレスがかかった時、まずストレス対処することが大切です。
ストレス対処とは、セルフケアや、原因そのものに対する考え方を変えていく、など色々ありますが、ストレスの原因がそう簡単になくなることがないこともありますよね。
今日は、「ストレスがかかり続けたらどうなる?」というストレスの経過について紹介したいと思います。
ストレスの経過には「3つの段階」がある!
ゴムのボールを想像してください。
ボールを指で押すと、少しへこみますね。指を離すと、ボールは元の形に戻ります。この指の力を「ストレス要因」、ボールの弾力性を「回復力(レジリエンス力)」といいます。
では、指がずっとボールを押し続けたら・・・?
●第1段階「警告期」
(疲れたな・・・)と感じる時。
体からは注意信号が発せられ、血圧が上がったり下がったり、
イライラしたり、肩がこるようなことも多い。
●第2段階「抵抗期」
ストレスに対して、反発や抵抗をする時期。
抵抗力がストレスとバランスを取っているように見え、元気になったと勘違いすることも。
実際には疲れが「興奮」に変わったり、無理をして動けている時期。
いつ本格的な病気になってもおかしくない状態。
●第3段階「疲はい期」
電池が切れたようにストンと落ち、自分ではどうしようもない状態になる。
体が動かせない、なぜか涙が止まらない、胃に穴があいたりして、
命を落とすこともあるような状態。医療の力を借りる必要がある。
お疲れのあなた。
いま、どの段階だったでしょうか。
私が第3段階まで体験してみて感じたのは、できるだけ「ストレス対処の方法をたくさん持つ」こと。
第1段階ではしっかり寝る、食べる、入浴するという基本的な生活習慣を改善することで回復することが多く、セルフケアで回復する可能性がある時期です。
第2段階では、生活が崩れていき眠りが浅い日が続くように。
気持ちではまだまだ大丈夫、と感じますが早めに内科で漢方をもらったり、意識的に「休み」を作らなければいけません。
カウンセリングが効果的な時期だと思います。
第3段階では、どっぷり休まなければどうにもなりません。
1か月は休職して、しっかり寝ること。仕事も家事もしない。心療内科・精神科にかかり、お薬をもらいましょう。日中は日光浴をしたりして、昼夜逆転しないように気を付けましょう。
▼セルフケア(ストレス対処)についての記事をリンクしておきますね。
これからも色々なセルフケアの方法を、深掘りして記事をアップしていきたいと思います!
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