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読書量が減った|ココカリ心理学コラム
会社員を辞めて大学院受験予備校に通い始めた時に、新宿までの通学時間を心理英語の暗記に当てるようにした。合格後は、大学院の図書館にある豊富で魅力的な心理学専門書を、行き帰りの移動中に読んでいた。病院勤務になっても通勤電車での読書はいい癖として継続していた。
ところが、2024年からWEB開業心理士になり、通勤がなくなったせいで、ここ最近の読書量がめっきり減ってしまった。老眼が進行し文字を読む疲労感が増したのもあるし、加齢で集中力が低下してきた影響もあると思う。
読書量が減ることで生まれる懸念を、ChatGPTに聞いてみた。
1. 語彙力・表現力の低下
読書を通じて新しい言葉や表現に触れる機会が減ると、語彙力が乏しくなり、自分の考えを的確に伝えるのが難しくなります。
2. 思考力・理解力の低下
本を読むことで、論理的思考力や読解力が鍛えられます。読書量が減ると、文章を正確に理解する力が衰え、複雑な問題を考えるのが苦手になることがあります。
3. 集中力の低下
読書は長時間集中して行う活動のため、読書量が減ると注意力が散漫になりやすくなります。特にデジタル機器の短い文章に慣れると、長文を読むのが苦痛になることも。
4. 想像力・創造力の低下
小説や物語を読むことで、想像力や創造力が刺激されます。読書が減ると、視野が狭くなり、新しいアイデアを思いつきにくくなることがあります。
5. ストレス解消の機会減少
読書はストレスを和らげる効果があります。特に物語に没頭することでリラックスできるため、読書量が減るとストレスを発散する機会が少なくなります。
6. 共感力の低下
物語を読むことで他者の視点を理解し、共感力が育まれます。読書が減ると、人の気持ちを想像する力が弱まり、対人関係にも影響を与える可能性があります。
7. 知識の停滞
読書は新しい知識を得る重要な手段の一つです。読書量が減ると、情報が限られ、自分の世界が狭くなることがあります。
読書と映画鑑賞の相違
語彙力、表現力、想像力、共感力などの感性でいえば、読書に限らず映画鑑賞でも代替え可能であると感じた。サブスク動画配信サービスを利用し始めたので、映画やドラマの視聴量は読書量に反比例するが如く増えている。感性を磨くという文脈における読書と映画鑑賞の相違は何か、こちらもChatGPTに聞いてみた。
1. 想像力の刺激の違い
読書:文字情報をもとに、登場人物の姿や風景、感情の機微を自分の頭の中で想像する必要があります。そのため、読書は想像力を鍛える効果が高いと言えます。
映画:映像や音響を通じて、視覚的・聴覚的に直接的な情報が伝えられます。観る側は監督や撮影スタッフの視点を通して世界を体験するため、想像の余地は読書よりも少ないですが、映像美や演出の影響で直感的に感情を揺さぶられることが多いです。
2. 情緒・共感力の育成
読書:登場人物の心理描写をじっくり読み、自分のペースで理解するため、細やかな感情の変化に気づきやすく、他者の心情を深く想像する力(共感力)が鍛えられます。
映画:俳優の表情や声の抑揚、音楽による演出など、視覚・聴覚的に感情がダイレクトに伝わるため、瞬間的に強い感情を揺さぶられることが多いです。ただし、心理描写が短時間で展開されるため、自分のペースでじっくりと考える余地は少なめです。
3. 物語の受け取り方の違い
読書:文章を自分のペースで読めるため、登場人物の心情や物語のテーマを深く考えながら受け取ることができます。行間を読むことで、自分なりの解釈を加える余地も大きく、主体的な体験になります。
映画:限られた時間の中で情報が視覚・聴覚的に詰め込まれるため、直感的で感覚的な受容がメインになります。美しい映像や音楽、編集技術による演出の影響で、瞬間的に強く印象に残る場面も多くなります。
4. 感性を磨くポイントの違い
読書が得意な部分
言葉のニュアンスや表現力を磨く
登場人物の心の機微を深く理解する
自分の解釈を加えながら物語を楽しむ
論理的思考や構造的な理解力を鍛える
映画が得意な部分
視覚的・音響的な美的感覚を磨く
直感的・感覚的にストーリーを体験する
俳優の表現力や演出の影響を受ける
言語以外の情報(映像・音楽・演技)から感情を読み取る
結論、読書も映画もどちらも感性磨きに役立つが、目的によって使い分けるものだということ。読書は自分のペースで咀嚼し吟味できるのがいいし、映画は自分の中にあるイマジネーションを直線的に刺激してくれる。
読書と映画を組み合わせることで、より多面的に感性を磨くことができる。一方で、専門的な知識や情報を定期的に得るには論文や書籍が優れている。仕事人の責務として読書習慣は取り戻したいと思う。イフゼンプランニングを使って、行動から嵌めていくかな。
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