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不登校の私が前に進めた理由


私はもともと自己肯定感が低く、つらい、悲しい、寂しい という気持ちを人に見せるのはいけないことだと思ってきました。


そんな私が不登校になり、つらい気持ちが隠し通せないほどになり、母は初めて見る子どもの姿に困惑しただろうと思います。

ずっと引きこもって寝てばかりで、その当時は父親は単身赴任中、下に3人弟妹がいる 犬もいる。

そんな状況だったのにお手伝いもせず、自分のことで精一杯だった私をずっとそばで支えてくれた母は、私にとって世界一のお母さんです。

いつまで経っても前に進めず苦しんでいる私に母がかけてくれた言葉に何度も救われました。


今回は、私を変えた母の言葉と、
自己肯定感の低い私が少しずつ前を向けるようになった理由をお話させていただきたいと思います。

「悩みと葛藤して前に進もうと頑張ってる様子が青春」

これは学校生活を楽しんでいる友達と自分の差に落ち込んでいた時にかけてくれた言葉です。

友達と寄り道をして帰ったり、甘酸っぱい恋をしたり、たくさん思い出を作る。

そんなキラキラした高校生活こそが青春であると思い、夢見ていたので
私の青春は来ないまま終わってしまった、と落ち込んでいました。

なのでお母さんからの言葉を聞いて気持ちが楽になりました。
もしかして私、めちゃくちゃ青春してるのでは?と思いました笑

意味もなく生きているように思えていた日々でしたが、今は自分自身が成長する時なんだなと思えるように変わっていきました。


悩んで悩んで葛藤して、もがきながら前に進もうと頑張っていた過去の自分が、今の私の土台になっています。

経験は自分の強い味方になります。

多少困難なことが起きても、あの辛い時期を乗り越えられたから大丈夫だ と思えるようになりました。

辛かったら逃げても構わないし、
泣きたかったら泣けばいい。

辛い気持ち、悲しい気持ち、自分の気持ちを認めることができるようになって少しずつ変わっていくことができました。

自分のことを一番理解してあげられるのは私しかいないので、自分を好きになれなくても、気持ちだけは認めてあげる。

それを大切にしています。

自己肯定感が低い人は、
つらい という気持ちに対して、こんなことで挫けていたらダメだ。とか、自分は心が弱いな。と自分の気持ちに対してマイナスなイメージを持ちやすい気がします。

私もそうでした。
こんなことで挫けるなんてメンタル弱すぎるな。もっと頑張らなくちゃ。
と自分のつらい感情を必死に抑えようとしていました。

でも自分の気持ちを抑えようとすればするほどつらい気持ちが溢れてきて余計に苦しくなる事がよくありました。

自分を好きになることも、
他人と比べないことも、
困難に負けないことも
とても大切ですが、決して簡単なことではないと思うので まずは、

自分を好きになれない気持ちも認める。
他人と比べ劣等感を抱くことも認める。
生きることが辛いと思うことを認める。

そうすることで私は前に進めました。


これからも自分の気持ちを大切に、ありのまま自分を好きになっていけたらいいなと思います!

この話が少しでも誰かの役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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