白湯に違いがあるって知ってる? - 白湯BARで飲み比べしてみた -
先日のディナチャリアにて、白湯BARを体験しました!
白湯BAR???
ってなると思うのですが、実は白湯って種類があるのを知っていますか?
え?どれも同じでしょ!って思っていたので、一番不思議なブースだったのですが、本当に違うんです。
それから、白湯を日常的に飲むようになったのでその体験も合わせてシェアしますね!
白湯ってどれも同じではない!
私が飲み比べした白湯の種類は4種類でした。
利き白湯をしたのですが、全然当てることができませんでした。
タングスクレーパーを使ってしっかり舌磨きをしていくと、だんだん違いがわかるそうです。
出てきた白湯の種類
60度以上に沸かした白湯
1/8に煮詰めた白湯
湯冷し
沸騰させてない水
これの違いが全然わかりませんでした!
ただ、私が一番美味しいと感じた白湯は、1/8に煮詰めた白湯でした。
この白湯は、時ならぬ時に飲む白湯だそうで、気圧の変動などで頭が痛い時に飲むといいとのことでした。
実際にその時は頭が痛かったので、それを聞いてとても驚きました。
また、一緒にフェスに参加したルームメイトは、湯冷ましが一番美味しく感じたとのこと。
ちゃんとしたドーシャ診断は受けていたいので多分にはなりますが、ピッタが強めのタイプで、ちょうどこの湯冷ましが必達の方にはピッタリであるとのことでした。
こんなに白湯って違いがあるのだと改めて思い、ただただよくわからないけど、体は欲しているのだと思いました。
白湯の飲み分けについて
体調によって白湯の感じ方に違いがあることをお話しできました。
今度は、こんな時はこの飲み方がいいよ!の一部をご紹介したいと思います。
便秘の人向け
アーユルヴェーダ的な便秘と一般的な便秘には違いがあります。
毎日、朝起きてスッキリ残留感なく出ることが快便なのです。(もっということがあるのですが、一旦ここで止めます)
便が出ていても回数が多かったり、食事をしないと出なかったり、1日・2日おきには便が出ている状態は、排泄になんらかの不具合があることになります。
私も1日何回かに分て便が出るタイプなのですが、以外と辛いんですよね。
外出がある時などは、お腹痛くなったらどうしようとトイレがあるか気になります。
また、踏ん張らないと出ないも良くない状態で、アーユルヴェーダ的にはプラーナという生命エネルギーを消費してしまうと言われよくありません。
一般的にもトイレショックといい、便を出す時に力みすぎると吐き気を催したり、頭がくらくらとして体によくありません。
便秘の方におすすめの白湯
60度以上に沸かした白湯
寝る前に、布団に片足を入れた状態で、フーフーしながら飲まないと飲めないくらいの温度の白湯を飲むこと。
飲んでそのまま寝てしまうのが良いそうです。
また、白湯を取りながら食事をすることがおすすめです。
偏頭痛持ちの人向け
気圧の変化で頭痛を起こしてしまったり、体調を崩してしまいがちな人にも白湯が良いそうです。
私も、気圧がいきなり下がってしまうと、眠くなってしまったり、偏頭痛を起こしたりしてしまうタイプです。
気圧って自分ではどうしようもないので、漢方を薬を飲んだりやり過ごすしかないと思っていました。
偏頭痛持ちの方におすすめの白湯
1/8に煮詰めた白湯
800ccのお水を蓋をせず、100ccまで煮詰めたものを飲むことです。
体に熱がこもりやすい人向け
熱がないのに体が暑いと感じたり、鼻血をだしやすかったり、お腹を下しやすいタイプの人にも白湯がおすすめです。
でも、体に熱がこもりやすい人の中には、消化力が高く熱々の白湯を飲むと逆に食欲がなくなったり、昼間に眠くなってしまう方もいます。
体に熱がこもりやすい方におすすめの白湯
湯冷し
熱々の白湯ではなく、湯冷ましを飲むと良いそうです。
また、貧血気味の人やお酒をよく飲む人は湯冷ましを日頃から飲むといいとのことです。
白湯といっても熱々なものだけを飲むのではなく、自分に合った白湯を飲むのが体にいいのです。
昔、白湯はおもてなしだった
今の私たちは、白湯を作るのはすごく簡単ですね。ヤカンを火にかけなくても電気ポットで数分でお湯を沸かすこともできますし、それを保存しておくことも簡単にできます。
だから、おもてなしと言われてもピンとこないですよね。
でも昔はどうだったでしょうか?
暖かい食べ物や飲み物はとても貴重だったはずです。
今は蛇口をひねれば綺麗なお水を飲むことができます。
*浄水器を使わないと飲めたもんじゃないとかはまたべつのお話しとします。
でも、昔は水を汲む(引く)ところから始まります。
そして、薪になる木を拾ってきて、それを燃やして、その上に温めるための器を置いて。
火を起こして、消えないように見張りながら、お水を温めてお湯を作ります。
こんなに手間ひまかけて作ってると思うと、それはおもてなしの飲み物になりますよね。
お茶っ葉が入っていなくても、温かいものを出してもらえるだけでそれはありがたいことだと。
その上、飲み方によって体に良い効能をもたらしてもくれる。
今の私たちからすれば、たかが沸かしたお湯です。
でも、薬と同じくらい私たちの体にとって、良いのもをもたらしてくれるのもなのです。
そう思うと、白湯ってすごいですね!!
白湯が苦手と思う方へ
私も白湯苦手でした。
むしろ白湯(パイタン)と読んでしまうくらい、白湯に関心がありませんでした。
でも、今は白湯の良さを感じています。
もともと普通にお水を飲むことも好きではなかったので、白湯はハードルが高かったです。
ですが、あることを一緒に始めたら白湯を飲むことに抵抗がなくなりました。
個人差もあるかもしれませんが、タングスクレーパー をすることがおすすめです。
タングスクレーパー をするようになり味覚が研ぎ澄まされ、微細な味の変化を感じられるようになりました。
詳しくは下記の記事を参考にしてみてください!
白湯は、他にも眼の疲れ、イライラ、寝起きの良さ、お腹が空かない、口内炎や吹き出物、生理痛や更年期などにも良い効能があります。
不調を感じている方に白湯とってもおすすめなので試してみてくださいね!