育てにくい子を育ててる保護者に伝えたいこと
すっかりご無沙汰してしまいました。
書きたいことは常に山ほどあるのですが、どこまで書いていいか、どういう言葉で書いたら読む人を傷つけないか考えているうちに、つい、間が空いてしまいました。
今回は、今年強く思ったことを書きます。
アウェイな集団
発達障害とか、何かの理由で、集団行動が取りづらい子がいます。
それでも必死でついていこうとして疲れてしまう子もいるし、頑張ってもみんなと違う行動をとってしまう子もいます。
すると、そういう、大多数と違う行動をする子を受け入れられない人がいます。
「こんな言動する子は、いじめられても当然。」
「こんな性格の子は、浮いても当然。」
と、本気で思ってて、なんなら口に出す人は、一定数実在します。
いやいや、当然なわけないけでしょ、あんた何者?どんだけ上から?
合う合わないは否定しないけど、あんたにいじめる権利ある?
つーか、あんたと違うだけでしょ?
どんだけ世界狭いの?
完璧な人なんている?
思い通りにならないと嫌なだけでしょ!
…と、私は全否定ですけど(笑)、
そんなこと思ってもいないけど流されてしまうという人も、一定数います。
特に学校とか幼稚園とかそういう中だと、
無用なトラブルに巻き込まれるのを回避したいために、
声が大きい方に何となく流れるっていう人も増える気がします。
テキトーですが、10人いたとして、声の大きいAさんがそういう感じだと、積極的に流される人が2人くらい、4人くらいは消極的に流されます。
残り3人はちょっとそれは嫌だなと思って、そっと離れて近づかないようにします。
運がいいと、そっと離れる人の中に、優しい言葉をかけてくれる人がいます。
アウェイな空気になりますが、実はみんなが敵ではありません。
本当の敵は1人だけです。
これは、保護者間でも子ども同士でも同じです。
社会は優しい人もたくさんいるけど、そういうアウェイな空気を作る人もいて、
保護者のストレスは相当だろうなと思います。
どうしても伝えたいこと
そんな時、絶対にやめた方がいいのは、
「Aさんに立ち向かうこと」
これだけ、今回伝えたいです。
絶対に、絶対に、Aさんには立ち向かわないでください!!
無意味ならまだマシ、攻撃のネタが増えるだけです。
Aさんが、変わることはありません。
変わるとしても、本人のタイミングでしかあり得ません。
誰かの影響で変わったりしません。
絶対に!!
わかってほしいなんて少しの希望も持たないでほしいし、
なんなら、「言えば気が済むから」なんて理由でも絡まない方が身のためです。
Aさんは常にもっともらしいことを言います。
こちらも完璧ではないし、実際子どもも特性があるため、つっこまれたら痛いです。
心のシャッターを下ろして、単純にAさんがやってくれることでありがたいことだけに感謝を表明して、ものすごーく浅いレイヤーでうすーく付き合うことに尽きます。
Aさんがそうせざるを得ない背景もあって、もしかしたらトラウマがあるとか、今の生活に不満があるとか、大変だとか、頑張りすぎてるとか、そういう可能性もあるのです。
Aさんはこの件以外ではとてもいい人で、みんなに感謝されてて好かれてたりすることも、あったりするのです。
かといって、こちらが悪いとかでもなく、
「今は、Aさんとは理解し合えない」
それだけです。
すべきこと
その代わり、理解してくれる人、味方を見つけましょう。
必ずいます。
味方してくださーい!というのではなく、観察します。
温かい目で見てくれる方、さりげなく気配りしてくれる方、そっと優しい言葉をかけてくれる方、
こういう方に少しずつ近づいて、繋がりを作ってください。
最初からガツガツ来る方は、経験上ちょっと警戒した方がいい気はしてます(単なる個人的な感覚です)。
職場でも偏見アリアリでイヤな言動してくる人います、実は。
心の中でベロを出しながら、裏で同じ思いの人と愚痴りながら、表面上はなるべく接点を少なくしつつ妥協点探して暮らしてます。
保護者の皆さんは、そんなに簡単に割り切れないと思うし、本当にストレスだとおもいますが、
人は簡単には変わらないので、
理解してくれない人はさっさと諦めて離れる
理解してくれる人は必ずいるから繋がる
ここ2点を忘れないでほしいと思います。
理解してる人が増えれば、空気は変わります。
アウェイじゃない場所が増えます。
子どもが幸せになります。
親も快適です。
社会も平和です。
頑張ってください!!
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