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ずっと独身でいるつもり?
私たちには価値がある。
添えものではなく、主役になろう。
男性がいなくたって幸せになれる。
私は自分の人生は自分で紡ぎたいし、自分の幸せは自分で買いたい。
そりゃあ、男性がいたら「もっと」幸せになれるのかなとも思うし、
プレゼントをたくさんもらえたり、お仕事しなくていいとかなったら
全女子が夢見がちのお姫様的位置になったら、幸せかもしれない。
でも、あくまでも「もっと」幸せになれる「かもしれない」という事。
独りでだって幸せになれる。
どうも、まだまだ女性の立ち位置が低い風潮のある現代だが、
女性自身にも考え方を変え、行動を変えていかないといけない点があると思う。
もっと、女性も声を挙げ、自分たちの力で幸せになれることを
証明するために戦い続ける必要があるように感じる。
どこか妥協していないか、どこか甘えていないか。
心のどこかで「養ってほしい」とか、「玉の輿になりたい」とか
シンデレラストーリーを夢見がちな女子がおそらくたくさんいると思うが、
だからこそ、未だに世の中の女性の価値は低いままなのではないかと思う。
私は、未だに男に媚びる生き方をした方が楽になってしまう世の中が悔しい。
確かにそれも一つの生き方だとも思うし、男性から求められるような言動をして生きるのも、一つの幸せの形かもしれない。
しかし私は少なからずそれが嫌だ。
結婚が幸せと直結するとは限らない。
子どもがいたら本当に幸せかは分からない。
好きな人とくっつくために、自分を抑えて生きる生き方も嫌だ。
女性は男性の物ではないし、なぜ区別されるのか。
なぜ、ひ弱に扱われるのか。
なぜ、か弱さを求められるのか。
なぜ、かわいさを求められるのか。(そもそも可愛さが何か分からない…)
こんな風に、社会的に女性が求められていることを上げてみるとやはり、
俺がいないとダメ、俺が守ってやりたいと思うような女性
「男性がいないと生きていけない女性」というメッセージが染みこんでおり、
それを女性が知らず知らずのうちに刷り込まれているように感じる。
違う。女性も自分たちで幸せになれる。
声を挙げ続け、女性たち自身が戦い続ける必要があると感じる。
私たちが女性は独りでも幸せになれると信じ、自分たちの価値を信じ
そして行動を起こそう。
私たちには価値がある。
添えものではなく、主役になろう。
と、いうような思いがこみ上げてくる映画だった。
田中みな実さん大好きです♡
女性たちの言いたいのに言えず、言えないというか声を挙げることにさえ諦めを感じてしまっている心の内を
ストーリーとして代弁してくれているように感じた。
ぜひまた観たい。