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習慣化の最適なタイミングは朝起きてすぐの時間【読書感想文】
どうも、こんにちは。
読んだ本の内容を自分の言葉で書き出して記憶の定着を図る試みです。
今回はメンタリストDaiGoの『超習慣術』より『「起きてすぐ」の時間を使う』について書いてみたいと思います。
行動を習慣化するためには朝起きてすぐの時間を使うのが適しているという研究データがあります。
ニース・ソフィア・アンティポリス大学の研究では48人の学生を対象に習慣化についての実験が行われました。学生たちを2つのグループに分けて片方のグループには「朝15分のストレッチ」もう片方のグループには「夜15分のストレッチ」を習慣化するように取り組ませました。その結果それぞれのグループで全員が習慣を身につけるまでにかかった時間を調べると、朝のグループが105日、夜のグループが154日という結果になりました。
朝のグループが早く習慣を身につけることができた理由としてコルチゾールの濃度が高い状態で運動をしたことが挙げられます。
コルチゾールとは別名ストレスホルモンとも呼ばれ、人間がストレスを感じたときに分泌されて交感神経を刺激します。例えば、自身の生命を脅かす敵に遭遇した時などに大量に分泌されます。これにより交感神経が刺激され、敵から逃げるための大きなエネルギーを生み出します。つまりコルチゾールの濃度が高まっているとき、脳は覚醒に向かい、目の前のことに最大限、適応しようとするということです。
この働きを利用し、体内のコルチゾールの濃度が高まっている時に新しい取り組みをすれば、集中でき、身に付きやすくなります。
コルチゾールの分泌量はエネルギーを出して目を覚まさせるために、起床するタイミングで一度大きく跳ね上がります。よって、このタイミングを利用すると習慣が身に付きやすくなるわけです。
何か習慣を身につけたいと思っている人は朝起きてすぐの時間を利用してみると良いかも知れません。
以上、メンタリストDaiGoの『超習慣術』より『「起きてすぐ」の時間を使う』についてでした。
それでは、さようなら。