歩いてみたら変わった。
夏休みに入って新たに習慣化を目指していることがあります。
それは、散歩です。
歩くことが良いとは知っていながらも、なかなか習慣化できていませんでした。
そこで、夏休みのゆとりを生かし、早朝に家の周辺を歩いています。
歩いてみると、いろいろな気づきが得られました。
だから、多くの人が散歩をすすめているのだと身をもって感じた次第です。
そして、自らの気づきと研究データ等で明らかにされている散歩の効用が一致しているのか無性に気になり、調べてみることにしました。
今日は歩いたことで気づいたこと、研究データを調べて考えたことを述べていきます。
まず、私が歩いてみて気づいたこと。
それは、心のゆとりを取り戻せるということ。
日頃、小学校教員として働いているため、心にゆとりなどなく、せわしない日々を過ごしています。
学校を出てからも自己研鑽や家事・育児に励んでいるため、それもまた心のゆとりをなくしているのでしょう。
そんな自分にとって散歩は革命的でした。
目的なし。時間の制約なし。デジタル機器なし。
その上、緑を見ながら、ただ愚直に歩くという行為のみに専念するこの感覚。
気づけば自然と、呼吸や体の調子に意識を向けています。
心のゆとりがスーッと自分に戻ってくるような感覚がありました。
まさに、巷でよく聞くマインドフルネスや瞑想で得られる効用。
あぁ、自分は今ここに生きているのだと。
少しスピリチュアルな雰囲気になってきたので、ここで研究データと照らし合わせてみます。
DaiGoさんの『究極のマインドフルネス』では、いくつかの研究データが示されており、緑のあるところを歩くと、うつ病の原因となる「反芻思考」を減らす効果が得られると書かれています。
「反芻思考」は分かりやすくいうと、「どうしていつも失敗ばかりしてしまうのだろう」「あの人は私のこと嫌っているのかな」など、同じことでクヨクヨ悩むものです。
また、『超集中力』の中でグリーンエクササイズを紹介されていて、緑のあるところを5分歩くだけで、脳の疲れが取れると書かれています。
ハーバード・ビジネス・レビューの記事でも、散歩の効用が書かれており、散歩をすると以下の力が向上するそうです。
・記憶力
・注意力
・創造力
つまり、散歩は脳の疲労回復に加え、脳を活性化させる効用があると分かっているようです。
といった感じで、散歩はいいことだらけな習慣です。
最近疲れを感じやすい、悩みを抱えやすい、頭がスッキリしない。
そんな方は、散歩の効用を体感してみてはいかがでしょうか。
たった1週間ですでに散歩の効用をひしひしと感じております。
この夏、まずは1ヶ月。
心のゆとり、豊かさを取り戻します。