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年間1200時間以上が「移動」に?訪問営業のコストたち
以前リアルなコミュニケーションの重要性について、以下の記事で少し触れました。
今回はこの時の話に付随して、リモート営業と訪問営業の違いに目を向けたいと思います。(参考記事↓)
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まず以前洗い出したリモート営業のデメリットについて
・雑談がしづらい
・お互いの空気感が読めない
・情報漏れに気を付け、聞くことに集中しすぎてしまう
などがありました。
コミュニケーションをする上で人間性の有無はテクノロジーが唯一代替えできない要素であると気づくことができましたね。
では実際に訪問する場合に考えられるデメリットを見ていきましょう。
・移動にかかる時間が多い
70%の営業職が月30時間以上を訪問のための移動に
・移動に伴うコストがかかる
30%が年間60万以上を交通費や宿泊費として使っている
・労力対効果が低い
営業職の全体の30%が移動時間や営業経費をほとんどかけずにリモート営業だけで受注まで完結させている
(参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/948aa1c43ab4736bc2b7e7e79784ff9a28dc5dcf)
これらの数値から、リモートと対面の大きな差には手間の存在が考えられますね。「お客様に訪問し、営業をする」という基本の構図が「そこまでする」という見られ方へと変化してきていることは興味深いです。
またこのように具体的な数値を見ることで、改めてムリ・ムダ・ムラの存在を随所に認識することができました。こういった移動にかかるストレスがMaaSとして展開されていくことも自然な流れだったように思えます。
リモート営業・訪問営業共にそれぞれの特性があるように、どのようなコミュニケーションを図りたいかによってその手段を考えることは日頃からも意識したいと思いました。
Sally