誰からも必要とされていないと感じたら

ちょっとネガティブなタイトルですが、
「私は誰の役に立っているのだろう？」
「誰からも必要とされてない気がするな」
そんな気持ちになることってありませんか？

先日、世界的にも有名なモチベーションコーチのアンソニー・ロビンスの言葉を知りました。「ヒューマン・シックス・ニーズ」つまりヒトには以下の６つのニーズがあるとのこと。

１）安定のニーズ
２）不安定のニーズ
３）自己の重要性のニーズ
４）愛とつながりのニーズ
５）成長のニーズ
６）貢献のニーズ

それぞれを解釈してみると、

１）安定のニーズ

安定のニーズとは、安心、安全な居場所を持ったり、安心な人間関係を持つこと、一種の自己防衛本能でもあります。

２）不安定のニーズ

不安定のニーズとは、一見安定の逆ではありますが、環境を変えたり、新しいことを知ったり発見したり、安定の枠から飛びだして、刺激を求めたり、挑戦してみたりと新たな一歩を踏み出してみるなど冒険のニーズです。

３）自己重要感のニーズ

自己重要感のニーズは、誰もが大切にされたい、自分は価値のある人間と思いたい、リスペクトされたいというようなマズローで言うところの承認欲求に近いものかと思います。

４）愛とつながりのニーズ

愛とつながりのニーズ。これは、やはり人とのつながりや暖かく愛のある関係を持ち、相互に理解しあいたいというニーズです。

５）成長のニーズ

成長のニーズは、文字通り、現状維持ではいられない、知らなかったことを知る悦びを感じたり、常に何かしら新しいことを発見していくことで喜びを感じたり、進化をもとめていくニーズです。

６）貢献のニーズ

最後は貢献のニーズなのですが、こちらは人から頼りにされたり、役にたっていることの実感を得たがるニーズでしょう。

もしも、自分が誰からも必要とされていない、と感じてしまったとき、まずはどれか一つを満たせるような行動をしてみることをお勧めします。

会社で忙しそうにしている人に、「何か手伝えることある？」と声をかけてみる、とか、
電車でお年寄りに席を譲るとか、
道に迷っている外国人旅行者に声をかけてみる。
などなど、まずは「貢献のニーズ」などは、ちょっとした場面ですぐに満たすことができそうではないですか？

きっとあなたを必要としている人が近くにいるはずです。