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【地域活動】よく笑う人ほど認知症になりにくい。幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せ


クローバーホスピタルでは「地域に密着した"入院の出来る在宅医療”"医療のある介護”の実践」を理念に掲げ、地域活動の中で様々な情報発信を行っています。

今回は篠原理事長が認知症についての医療講演で講師を務めましたので、その様子についてお伝えします。




親子、ご夫婦での参加多く、身近な課題として認識


2024年1月28日(日)鎌倉市の鶴ヶ岡会館にて行われました。
今回のテーマは「決断 ~家族として認知症にどう向き合うか~」

当初60名の定員で参加者を募っていましたが、予想を上回るお問い合わせをいただき、急遽定員を増やしての開催となりました。

会場には親子、ご夫婦で参加される方も多く、ご家族や親族などの身近な課題として認識している様子を伺うことが出来ました。

篠原理事長は「認知症サポート医」としてクローバークリニックで週2回、もの忘れ外来で診療にあたっており、もの忘れ外来での診療経験に基づいた知見や医師会理事としての活動から得た経験により、社会構造からみた日本の現状、認知症の症状や接し方、告知や予防、治療などを90分に渡り、時おり笑いを交えながらの講演となりました。


定員を超える多くの方にご参加いただきました


具体的な認知症の症状や対処法は特に参加者の関心高く


一般の方に向けた講演でもあり特に認知症の周辺症状と接し方については、すべてが解決できるものではないとしながらも、認知症患者の心理的特徴や支援者の心構えについて具体例を挙げながらお伝えしました。


当日の資料より一部抜粋
当日の資料より一部抜粋
当日の資料より一部抜粋

ご参加いただいた方々のリアクションや質問内容からも特に関心の高い内容であったことが伝わりました。


ターニングポイントと長期的なサポート体制の構築

認知症の周辺症状が悪化すると100%ご自宅で生活することが困難となる場合があります。特に”排泄の失敗”や”徘徊”、”火の不始末”などは重要なターニングポイントと言えます。

また食事の摂取が困難となった場合には胃瘻という選択肢もありますが、ご自宅での管理は支援者への負担も大きく、介護施設への入居や入院も検討しなければなりません。

様々な設備、サービスを有する介護施設がありますが、医療面でのバックアップがあることや、看護師が常駐している施設を選択すると良いでしょう。


よく笑うことが予防となる

残念ながら現時点では根本的な治療方法はありませんが、治療によっては、進行を緩やかにし、おだやかな生活を支援することが可能です。

とは言え、生活習慣の改善から促進因子を減らし、抑制因子を増やすことで予防することが何よりも大切なことです。

当日の資料より一部抜粋
当日の資料より一部抜粋
当日の資料より一部抜粋
講演終了後、参加者の質問に答える篠原理事長

講演の最後には参加者から多くのご質問をいただきました。講演終了後も質問者の元へ歩み寄り、時間いっぱいまでお話をさせていただきました。

今回も多くの方々にご参加いただきありがとうござい



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