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note初心者の書籍編集者が読んで役に立った、noteと編集などに関する記事30選

こんにちは! noteをはじめてほぼ1か月という初心者の私が、読んで個人的に役に立ったり、面白かったりした記事を、自分の備忘録をかねてまとめてみました。「note編15本」と「編集とライティング編15本」に分かれています。

「note編」「編集とライティング編」で目次を作っていますので、ご興味のある分野に飛べるようにしております。お時間のあるときにでもお読みください。

また制作にあたっては、cotreeのひらやまさんの記事まとめnoteを参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。



noteについて


1)noteで発信を楽しむためのポイントや、発信するに際してのポイントがまとめられています。”あなたの記事で、勇気づけられる人、あたらしいチャンスを得る人、悲しい気持ちになる人がいる”というのはその通りですね。いろんな人がいることを想像するって大切だなと、あらためて感じました。


2)noteのCXO深津貴之さんによる入門note。読みやすく、また読まれやすいnoteの書き方を紹介されています。「創作を楽しみ続けること」と「ずっと発表し続けること」がなにより大切。細かい技巧も大切ですが、最後に力を発揮するのはテーマに対する圧倒的な愛情や情熱、というのは納得です。


3)冒頭でもご紹介したひらやまさんが、noteを書くときに大切にしていることをまとめた記事です。なかでも、「書けない日を受け入れる」「スキをもらわない勇気を持つ」「noteの哲学を理解する(したい)」という項目は大事だなあと思いました。


4)noteプロデューサーの徳力さんによるブログ入門。「自分のためのメモ」としてブログをはじめようという提言は、noteを書くハードルを下げてくれますね。私も、自分が好きなことを書いたり、頭を整理したりするのにnoteを使っています。


5)4)に続くステップ2は「友だちや同僚とのコミュニケーション」のために書くことを徳力さんは勧められています。友だちにメールを送るとき、文章力を気にしたりしないですよね。書くことのハードルを下げてくれる記事でした。


6)noteの使い方を11種類にわたって紹介している記事。各ジャンルでは、どのような方がどのようにnoteを活用されているかが、紹介されています。個人的には、吉本ばななさんが3年以上もnote上で連載を続けられているのを知り、驚きました。


7)note6周年の歩みについて、インフォグラフィックを使って紹介されています。自分が使っているプラットフォームがどんなものかを知る意味でも目を通しておいて損はないと思います。


8)同じく、自分が使うプラットフォームが目指すミッションと哲学を知るために、CEOである加藤貞顕さんによる「noteが6周年を迎えました」がわかりやすいです。文化は不要不急なものではないけれど、社会に豊かさと厚みをもたらします。という考えは全く同感です。


9)同じく、CXOの深津 貴之さんの「note6周年に、伝えたいお話」を。正しいことを正しくやろうという姿勢に共感しました。VSコロナ、VS経済、VSメンタルへのチャレンジにも同感です。


10)Creative Directorのヤマシタ マサトシさんによる、noteにおける読者に届きやすいパターンとその考察。なかでも「自分の提供できる最大限のノウハウを惜しみなく書く」というのは大切だなと思いました。


11)10)の応用編として、noteで読まれやすい記事・共感を得やすい記事について、4500字にわたって紹介されています。”スピード勝負の速報性よりも時間経過で価値が生まれる方向や、積み重ねる事で価値が増えていく方向を狙ったほうがいい”というのは確かにと、思いました。


12)食×マーケティングメディアFoodClipの編集長である、渥美まいこさんによる記事。”誰にもフォローされていないときにこそ、テストマーケすべき”というのは納得でした。


13)ライフスタイルメディア cocorone編集長のとみこさんによる、この記事を拝読して、私もできるだけ早起きしてnoteを投稿するようになりました。なぜ朝投稿がベストなのかという理由などについて紹介されています。


14)noteのCXOである深津 貴之さんによる、フォロワーの増やし方ガイド。現状のスキルセットに応じた形で「インターネット全体に奉仕すること」が健全にフォロワーを増やす唯一の方法として、実践法を紹介されています。


15)同じく深津さんによるフォロワーについての記事。フォロワー数の意味と、フォロワー数の正しい成長の仕方が紹介されています。”フォロワー数は、あなたの行動が、誰かにとって価値があったという、可視化にすぎない”というのは目から鱗でした。

編集とライティング


16)編集家の松永光弘さんによる編集入門。「編集とは組み合わせの中で価値や意味を引き出すこと」と定義し、実例にふれながら編集という活動のひろがりについて考察されています。


17) 16)でふれた「編集とは組み合わせの中で価値や意味を引き出すこと」という定義にしたがって、日常や仕事にどう編集が活かせるかを考察した記事です。「インプットの編集」「アウトプットの編集」という考え方が面白いです。


18)小学館の編集者である水野隆さんによる編集論。「コンテンツの価値の最大化をする人」=編集者の定義から、未来の編集者の雇用形態のあり方まで考察されています。

19) 18)の続編記事。かつての出版社「面倒なことを考えず、いいコンテンツをつくる→自ずとコンテンツの価値の最大化はされた」から、これからの出版社「新たな収益の仕組み作り」+「収益率の向上」→コンテンツの価値を最大化へという「ビジネスモデルの変遷」を解説されています。

20)同じく小学館水野さんの記事。なぜ「出版のウェブメディア」には未来がないのかを、「収益」「集客」「運営」の3点から、「ウェブメディアの構造自体、出版社が注力すべきモノではない」と考察されています。

21) 20)の続編記事です。後編では「なぜ出版社は旨味が少ないビジネスに傾倒してしまったのか」「未来がないとわかっていてもなぜ止められないのか」「今、なすべきこと」「それでもウェブメディアには未来を感じる理由」について考察されています。


22)元料理王国副編集長の江六前一郎さんの記事。”編集者は、最初の編集方針を決めるまでは、クリエイターであっていいんだけど、それ以降は、クリエイターではなくてもいい、むしろクリエイターじゃない方がいい。なぜなら、あくまで編集者は、クリエイターがいて成り立つ仕事だからだ。”ほか、編集者という仕事の位置づけなどについて述べられています。


23)数々のプロスポーツ選手にインタビューしてきた『REAL SPORTS』編集長の岩本義弘さんに、ライターの徳重辰典さんが「インタビュー前の準備」「よい話を引き出すコツ」などをインタビューした記事です。


24)文藝春秋の村井 弦さんが、雑誌「文藝春秋」の松井一晃編集長に、「いいタイトル」についてというテーマで聞いた話をまとめた記事。”カッコいい言葉よりも、「分かること」「伝わること」が、一番大事じゃないかな”(松井編集長)ほか、参考になる話がいろいろありました。


25)同じく文藝春秋の村井さんによる体験的推敲論です。村井さんはインタビューをして原稿を書くたびに、「書き手」視点と「編集者」視点の二つの視点から原稿を読んで推敲されるそうです。本記事では物理的に「二つの視点」を持つ方法を紹介されています。


26)編集者やライターなら、インタビューや対談、座談会などで、一度は経験する「文字起こし」。その正しい扱い方と、「文字起こし」をコピペすることによる二つの弊害を文藝春秋の村井 弦さんが解説しています。


27)バトンズの古賀史健さんが語る、ライティングのテクニック以前の大切なこと。”それよりも、「いいこと」や「あかるいこと」、「たのしいこと」や「前向きなこと」、そんなもともとの語彙に乏しいフィールドで、その対象や心情をどう言語化するかにじたばたしているほうが、ぜったいに育つ根っこは太いんです。”


28)文章が書けないときに思い起こしたい記事。書いたのはWORDSの竹村俊介さん。”なぜなら作家の作品は「秘伝のタレ」のようなものだからです。何年、何十年と、煮詰め、継ぎ足されてできあがった「タレ」が素人にいきなり作れるはずがない。今ここで醤油とみりんをささっと混ぜて「奥深い味」が出せるはずがないのです。”


29)企画を考え、原稿を書いていただくだけが編集者の仕事ではありません。原稿を読者にとってわかりやすく編集することも仕事の一つです。「リディラバジャーナル」の記者である鈴木洋平さんの記事は、編集による「わかりやすさ」のもたらす弊害について体験をまじえながら紹介しています。


30)クライアントワークを中心とする編集者も多くなっているので、企業発信のあり方を学んでおくのも編集の仕事の幅を広げるはず。ということで、noteのCEOの加藤貞顕さんとnote proを中心に事業開発を担う佐々木望さんのインタビュー記事を入れてみました。


以上、noteの書き方や続け方、編集とライティングの基本となるnoteをまとめてみました。折にふれ何度も読み返してみたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
よい一日を!



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つくだとしお|書籍編集者×作家
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