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フォロワー1.2万人!?DeNAのデザイナーが当時3人のベンチャーに入社を決意した理由とは

【プロフィール】
成塚 雅樹(なりづか まさき)
Cloudbase株式会社 / Design Manager

DeNAに20新卒で入社し、入社後はデザイン本部エクスペリエンス戦略室に所属。BtoBの新規事業の立ち上げや、デザインイベントのリブランディングなど様々な事業に携わる。
2022年8月にクラウドセキュリティサービスを提供するCloudbase株式会社に1人目デザイナーとして入社。入社後は、会社のロゴデザインやプロダクトのデザインシステム構築、デザイナー採用業務、デザイン組織の立ち上げなどに従事。

DeNAのデザイナーが当時3人のベンチャーに入社を決意した理由とは

ー まずは、お名前と簡単な自己紹介をお願いします
デザイナーの成塚と申します。2022年8月にCloudbaseに6番目にジョインしました。
Cloudbaseに転職する前は、DeNAでプロダクトデザイナーとしてBtoBの新規事業の立ち上げに関わっていました。
現在Cloudbaseではデザインマネージャーとして、プロダクトデザインやコミュニケーションデザイン、コラボレーターメンバーのマネジメントなどに携わっています。

Cloudbaseはどのようにして知りましたか?
2022年の1月ごろにCEOの岩佐と会う機会があり、そこで初めてCloudbaseのことを知ったと思います。

ー 代表の岩佐との出会いについて教えてください
岩佐との出会いは、学生時代にSPAJAMというハッカソンに一緒に出場した時に知り合った感じですね。そのチームはDeNAの社員とDeNA内定者で結成されたチームだったのですが、何故かDeNAに入社しない岩佐もメンバーの中にいて、イベントが終わった後にそれを知って驚いたのが記憶に残っています。その時はDeNAで一緒に働けないのが残念だなと思っていたのですが、今こうして、一緒に同じ会社で働けていると思うと感慨深いですね。

ー 学生時代はどのようなことをしていましたか?
地元の宮城大学デザイン情報学科で商業デザインを幅広く学びました。片っ端から大学の図書館にあるデザインの本を読んで勉強したり、ありとあらゆるデザインツールの使い方を覚えたり、自主的にデザインの勉強を積極的にしていて、かなり今の業務に役立っていると思います。
それと大学二年次に、鹿野教授に出会ったのがデザイナー人生の中での大きなターニングポイントになったと思います。鹿野教授はその当時、Breakfastというプレゼンテーションツールを開発しており、その話を良く聞いていたので、その影響でUI/UXデザイナーに興味を持ちました。

鹿野研究室での勉強会の様子

Cloudbaseのロゴを作った人物…!?

いつ頃からCloudbaseに関わるようになりましたか?
2022年の1月に岩佐から会社のLPやロゴのデザインをお願いしたいと連絡があり、最初は副業で関わっていました。その当時に作ったロゴがこちらです。

Cloudbaseのロゴデザイン

元々は左のようなデザインだったのを右のロゴにリデザインした感じですね。

ロゴデザインのBefore, After

ロゴを作る機会はそこまで多くないので、とても楽しんで取り組めました。ロゴ以外にも、LPや名刺、資金調達のOGP、UIのブラッシュアップなど幅広くデザイン制作をさせてもらいました。

その後、Cloudbaseに入社するに至った経緯を教えてください。
副業を始めた2022年の1月から7月までデザイン業務でお手伝いしていたら、2022年の7月に岩佐から八丈島にみんなで行くんだけど一緒に行かない?というお誘いがあったんです。当時DeNAでやっていた仕事で満足していたので転職をするみたいな気持ちは全くなかったのですが、ただただ面白そうという理由だけで二つ返事で参加することにしました。そこで一緒に働くメンバーの解像度が上がって、このメンバーで一緒にプロダクトを作りたいという想いが強くなり、入社を決意したという流れですね。

八丈島での出来事について詳しくはこちらをご覧ください!

八丈島のワーケーションの最後に代表の岩佐と握手したのが、今でも鮮明に記憶に残っています。

最終的に入社の決め手となったのは何でしたか?
Cloudbaseの事業内容だったり、クラウドセキュリティ領域の市場規模の成長性といったところも勿論見てはいたのですが、自分はそれ以上に一緒に働くメンバーと気が合うかどうかや、このメンバーと一緒にプロダクトを作っていきたいと思えるかというところを重要視していました。八丈島での体験はそれらがすごくマッチしていることを確認できた瞬間でしたね。

入社前と入社後にギャップはありましたか?
入社前は業務委託で関わっていたというところもあり、みんなのそれぞれの仕事ぶりははっきりと把握していなかったのですが、入社をしてみんなと一緒に議論したりプロダクトを作っていく過程で、本当に優秀な人たちが集まってるんだなということを改めて感じました。Cloudbaseにいるメンバーは、メルカリやサイバーエージェント、リクルートなど前職が異なるので、カルチャーややり方など全然違うはずなのに、議論するときにお互いの意見だったり考え方を尊重し合って、みんなで柔軟にCloudbaseとしての正解を見つけていくところが素敵だなと思いました。チームとしてまとまりがある状態を作るのってかなり時間がかかると思うのですが、Cloudbaseでは最初からまとまりがあったというか、何年も前からみんなでプロダクトを作っていたような感覚になれたということが、大きなギャップかもしれないですね。

1人目デザイナーとしてCloudbaseにかける想いとは

ー 1人目デザイナーとしての苦悩はありますか?
二つあって、一つはデザイナー採用ですね。デザイナーが1人しかいない状態だと、普段の業務と並行して、2人目デザイナーの採用活動をする必要があり、結果が出るまでに時間がかかりました。
デザイナー採用は、前職で新卒採用に関わることはありましたが、中途採用については全く知見がない状態だったので、回り道をしながら一つ一つ学びながら正解を見つけにいった感じです。

二つ目の苦悩は、1人目デザイナーが故に1人で黙々と作業し続ける時間が多かったのが、結構大変でしたね。
例えばプロダクトデザインのデザインシステムを作る作業では、かなりプロダクトデザインの専門的な内容になってくるので、エンジニアやビジネスチームを巻き込んで進めていくというより、自分で意思決定をして、1人で進めていく時間が多かったですね。

Cloudbase Design System | Component
Cloudbase Design System | Style

ー 1人目デザイナーのやりがいを教えてください
一番のやりがいは会社のデザイン領域の全てを担えることですね。大変ですがとても裁量が大きく、やりがいがあります。ジョインして1年間で、ブランディング、コミュニケーションデザイン、プロダクトデザインなどありとあらゆるデザインを作らせてもらい、いちデザイナーとしてかなり貴重な経験をさせてもらえました。特にCloudbaseにジョインしてから、面白かったのはブースの壁面グラフィックの制作ですね。今まで紙や物のデザインは経験したことがありますが、高さ3mを超える壁面のグラフィックの制作は初めてだったので、新しい発見や学びが沢山あり良い経験になりました。

Cloudbase IT Week | モニュメント 壁面グラフィック
Cloudbase IT Week | バックヤード 壁面グラフィック
Cloudbase IT Week | 展示イメージ(パース図)
Cloudbase IT Week | 展示イメージ(実際の写真)

ありがとうございます。では今後Cloudbaseでやっていきたいことについて教えてください。
お客さまに喜んでもらえるように、プロダクトの体験向上や新しい価値の創出に貢献したいと思っています。BtoBのSaaSプロダクトは、売って終わりではなく、導入先で運用が回り、対価以上の価値を出し続けなければ、簡単にチャーンしてしまうので、お客様の声を大事にして常にプロダクトを磨き続けていきたいと思っています。
また、デザイナー組織の構築も重要な課題だと感じています。現在フルタイムのデザイナーが僕1人しかいないので、優秀なデザイナーを採用し、今よりも早いスピードでプロダクトの新機能のリリースや改善を行える体制を作りたいと思っています。
プロダクト以外にもデザイン組織がマーケティングやブランディングなどのファンクションを担い、あらゆる方面で事業にインパクトを出していける全社横断型のデザイン組織を作っていきたいと思っています。

記事を読んでくださっている方はCloudbaseに興味を持ってくれている方が多いと思いますが、その方たちへのメッセージをいただけますか。
Cloudbaseは、急速に市場が拡大しているクラウドセキュリティの領域に、国内でいち早く参入できたことが大きな強みです。その市場自体の可能性に惹かれて、Cloudbaseに興味を持ってくださる方も多いと思うのですが、それ以上にCloudbaseのメンバーの人柄やカルチャーがとても強い魅力だと思っています。
少しでもCloudbaseのことが気になっている方がいましたら、気軽に声をかけてもらえたら嬉しいです。

最後にどんな人と一緒に働きたいかを教えてください
これはCloudbaseメンバーからの受け売りですが、勝ち馬に乗る人ではなく「勝ち馬を作っていくぞ!」という強い意気込みがある方と一緒に働きたいなと思っています。
一緒に国内初の世界中で使われるクラウドセキュリティ製品を作りたい!という方がいれば是非、フランクにお話ししましょう!カジュアル面談やご飯会などのセッティングはいつでも可能ですので、X(Twitter)のDMから気軽にご連絡ください。

ありがとうございます。成塚さん自身のこの会社を伸ばしていくぞという想いも感じることができました。この記事を読んで少しでもCloudbaseに興味を持たれた方は、是非成塚さんのX(Twitter) やCloudbaseの採用情報からお問い合わせください。

成塚のX(Twitter)アカウント : https://twitter.com/Narizuka_Design

編集:Koharu Fujimura

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