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旅先で出会った食材「ビーツのキャロットケーキ」
食わず嫌いということばがある。
食べたことがないのに、なんとなく嫌いだと思いこんでいる。そういうのって、食べものに限らず日常に潜んでいないだろうか。
たとえばひとの印象もそう。
どうも苦手(その気持ちはほぼほぼ勝手な嫉妬からきていた)だなと感じていた、とあるエッセイストのポッドキャストを聴いてみたら、めちゃくちゃおもしろくて、嫌悪感を抱くどころかむしろ大好きになって全話視聴して本まで買ってしまった。
こういうことがたまにある。
「なんかイヤ」のボヤッとした気持ちを一旦なくして歩み寄ってみると、案外その方がラクでたのしい発見があったりするものだ。
食わず嫌いは損。
今の自分にはそう言いきれる。
先日、愛犬のJoeyと長野を旅した(そのようすはこちら)。
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旅先でのたのしみのひとつに、「地元の食材を買って帰る」がある。
今月のキャロットケーキに、ちょうどいいものを見つけたのが『たてしな自由農園』だった。
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グルテンフリーでローレクチンな「ビーツのキャロットケーキ」レシピ
ようやくスーパーでもちらほら見かけるようになったけれど、それでもまだまだ市民権を得ていないであろうビーツ。
それがお手頃価格で、しかもたくさん販売されていたので意気揚々とカゴの中にいれた。と、同時にキャロットケーキにしたらおもしろそうだぞと頭のなかで思い描いたレシピがこれだ。
材料(6cmのマフィン型18個分)
【ケーキ生地】
にんじん:100g
ビーツ:90g
レモンの皮のすりおろし:1/2個分
レモン汁:1個分
オリーブオイル:150g
ビートシュガー:150g
卵:4個
(A)
アーモンドパウダー:280g
キャッサバパウダー:60g
ベーキングパウダー:小さじ2
ジンジャーパウダー:小さじ1
シナモンパウダー:小さじ1
【クリーム】
クリームチーズ:250g
アーモンドミルク:大さじ3
ビートシュガー:20g
【仕上げ】
にんじんパウダー:適量
つくりかた
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①にんじんと皮をむいたビーツをフードプロセッサーで撹拌する
②レモンの皮のすりおろしとレモン汁を加え、混ぜあわせる
③ボウルにオリーブオイルとビートシュガーをいれ、よく混ぜあわせる
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④卵を1個ずつ加え、つどよく混ぜあわせる
⑤あらかじめ混ぜあわせておいたAのパウダー類を加え、混ぜあわせる
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⑥ ①を加え、よく混ぜあわせる
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⑦型に流しいれ、160℃に予熱しておいたオーブンで25分焼く
⑧ボウルにクリームの材料をいれ、よく混ぜあわせる
⑨ ⑦にデコレーションする
⑩おこのみでにんじんパウダーをふりかける
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クリームチーズをつかわなければレクチンフリーになるのだが、ビーツ特有のアーシー感と乳製品の組みあわせがスキなのではずせなかった。
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とってもしっとりした仕上がり。
長野の旅は大いに気にいったので、またすぐに行くつもりである。
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