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(158)娘から学ぶマナーレッスン③

★"フランス料理”★<食事・後編>

本日も引き続き、<食事編>について教えて頂きます。

①オードブルや、メインディッシュのソース。とても美味しいので、ついついパンをちぎってパンで拭き掃除をするように食べたくなってしまいますが、はしたないのでやめましょう。マナー違反になります。どうしてもパンにつけたい場合は、さりげなくちぎったパンをお皿に落とし、フォークとナイフでお料理を食べるように食べましょう。ただし、それもやらない方がベストです。

②最後にデザートが出てきます。
たとえばアイスクリームの場合、ウエハースが付いてきます。決して、ウエハースにアイスクリームを載せて食べてはいけません。マナー違反です。
ウエハースの役割とは、アイスクリームで口の中が冷えてしまうので、ときどきウエハースを食べて、口の中の温度調節をするために付いているものです。

本日もコーヒーシャーベットを砕いたシャリシャリの冷たいデザートに、小さな熱々のフィナンシェが付いています。
フィナンシェは、冷たくなった口の温度調整をするために付いています。

③コーヒーカップは基本的に、3本の指で持ち上げて飲みます。決して指を入れてはいけません。
コーヒーや紅茶にスプーンが付いてきます。スプーンでかき混ぜたら、お皿の手前ではなく、カップの後ろ側に置きましょう。

④レモンティーのレモンは、スプーンでレモンを紅茶の中に入れて沈めます。そのあと、スプーンで取り出してカップの後ろ側に置きます。

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今回まお先生のお話を伺いながら、フランス料理の食事のマナーとは、ほんの些細な気配りが「淑女」であり、「気品」に繋がり、「信用」「信頼」にも繋がることを感じました。

またマナーを意識すると、しぐさもエレガントになるので到底早食いはできません。のんびりと食事と会話を楽しむことが「マナーの心得」であると学ばせて頂きました。

次回は、
<乾杯のマナー・番外編>です。


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