高齢な親の介護日記⑩
2024年5月20日 月曜日 晴れ
父を大学病院に連れて行った。先週は脳神経内科でCGAテストを行い、今日は循環器内科を受診した。
覚書📝
高齢者総合的機能評価(comprehensive geri-
atric assessment:CGA)とは、高齢者の日常生活動作(instrumental activities of daily living/ADL)機能、精神・心理的機能、社会・経済的機能ならびにQOL(quality of life)等を総合的に評価する手法です。
一般的な評価内容とその方法として、ADLをBarthel Index、認知機能を改訂長谷川式簡易知能評価スケールやMini-Mental State Examination(MMSE)、情緒・気分を老年期うつ尺度(Geriatric Depression Scale 15:GDS15)等で評価するそうです。
私は同席できないので、50分後にまた迎えにきて下さいといわれました。
診断結果はすぐでるらしく、その後の診察で、
父はMMSEでは21点。短期記憶、時間見当識はおかしくなって1年半前よりも更に1点下がったけれど、空間認知能力が高かったため、今後の進行は遅いとの診断でした。
現在の生活環境も、週に2回のデイサービスで麻雀を楽しみ、洗濯や入浴は自分でおこない、週に3日は私が仕事帰りに買い物や薬の管理をしに行くという状況で、他府県で一人暮らししていた時よりもよくなったと言って下さいました。
循環器内科の先生にも、脳神経内科の結果が見れるらしく、認知機能はそんなに悪くないから大丈夫でしょうと励まされ、心臓のほうも、BNPが400超えから200まで安定してきたので次の次の診察から大学病院に連れてこなくても大丈夫だと言って下さいました。
父というよりも、いつの間にか私にもう一人息子ができていて、その息子の病気が前よりも少しよくなったようは気がして、嬉しかった。