みなさん、こんにちは。 先日(10月20日)に行われた、東京レガシーハーフマラソンに参加しました。 ちょっと遅くなりましたが、当日の様子とその感想です。 東京レガシーハーフマラソンとは。 2020年東京オリンピックの記念大会として、東京マラソン財団が行なっているレースで、今年で3回目の新しい大会です。 東京マラソン同様の東京のど真ん中を走る楽しいコースです♪ 大会のキャッチコピーが「ハーフなら、ぎり行けるかも」 そうなんですよねー わたしも「フルは無理でもハーフなら」なん
夫婦で寄付をしている。 夫は少年が兵士に、わたしは少女が性奴隷として売られないように。 別に大した額ではない。 我が家は完全お小遣い制なので、その中でやりくりをして月々1000円や2000円という額だ。 こう書くとそんな少額と思われるだろう。 日本では、ちょっと良いランチ1食で1000円も珍しくない。 けれども、世界では1000円で栄養不良の子供の治療食十何食分になる地域は多い。 同じ様に、人間の尊厳や権利が日本とはあまりにも違う地域も多い。 10代前半の少女が性奴隷として
みなさん、こんにちは。 先日、術後1年の検査を行いました。 CTとマンモグラフィー、血液検査です。 結果は異常なし。再発はありませんでした。 まずは一安心。 術後1年 異常なし いつもは自分ががん患者なのだという事を忘れている時もあるぐらいなので、再発も心配はほとんどしたことはなく「ま、大丈夫でしょう〜」ぐらいの感じなのですが、さすがに検査結果を聞く瞬間は緊張しました。 特に問題なしなので、先生もあっさりしたもの。 1時間以上待っての5分程度の説明と半年後の検査の予約…半
『がんになってわかったお金と人生の本質』 山崎元 2024年朝日新聞出版 経済評論家として数多くの講演や著作を発表している著者だが、そう言えば最近見かけないなーと思っていた所に、書店に並んだ新刊であった本書を見掛けて驚いた。 自分も昨年癌が見つかり、幸いな事に早期の発見のため手術もその後の治療も順調だと思う。 己の状況もあって本書を手に取った。 癌検診について 著者は癌検診に消極的だったという。 時々聞くことがある癌検診は不要説。 早期発見を目的とした検診が死亡率を下
『より少ない生き方 ーものを手放して豊かになるー』 ジョシュア・ベッカー 2016年 かんき出版 最近、ミニマリスト熱が再燃・燃え盛っている様子の夫が借りきてきた本を、横から拝借した。 著者のジョシュアは、ごく平均的なアメリカ人らしく消費しきれない程の物に囲まれて暮らしていた。 家の中はおろか、本来は車を入れるためのガレージにも物が詰め込まれ、常にそれらの整理に追われている。本来なら、5歳になる息子の遊び相手をしたいのだが、差し迫った物の管理を優先せざるを得ない状況だった
最近、株式相場の下落が激しい。 今年から新NISAを始めた上昇相場しか体験していない人たちが、大損するかも!と狼狽売りをして市場から退却している。 そんな記事を読んだ。 みんな、資産形成してる? 初めにハッキリ宣言しておくと、わたしはお金の計画を立てるのが好きだ。 計画(目標)を立てて、それをコツコツと実行する。 するとじわじわとでも数字が増える。 それを見てニンマリする。 正直、働くモチベーションのほとんどはココにある。 こう書くと、地味で暗いヤツと思われるが、良いの
『対立・葛藤 類語辞典』上・下巻 アンジェラ・アッカーマン➕ベッカ・パグリッシ2022年 フィルムアート社 書店の棚で偶然目にした書籍。 〇〇類語辞典というちょっと厚めの本が数冊並んでいた。 『類語辞典』と銘打っていのだから辞典なのだろうが、カラフルな色合いと表紙の雰囲気から、イマイチ辞典と思えずにその時はそのまま通過。 辞典を多数出版している出版社の類語辞典も数多くあり、文庫や新書サイズの割と手に取りやすい物は度々見掛けいたのだが、このシリーズは初めて。 後日Amazo
先日、どういう理由でモノを捨てて、モノを少ない暮らしをするのか、と改めて考える事がありました。 どうしてモノを捨てるのか 最近入社した同僚。どうも彼女も積極的にモノを少なくしている様子。 お互い、最近何を捨てたのかという話をしていた所「わたしの断捨離は『自分がいつ死んでも良い様に』という発想から始まりました」と言われました。 ちょっとドキッとする発言。 まだ30代の彼女。 大抵の人は、20代の頃と比べてお金を稼ぐようになり世界観も広がったりライフスタイルが変化したりと、ま
『スモールワールズ』 一穂ミチ 2021年講談社 ままならない現実を抱えて生きる人たちの6つの物語からなる短編集。 その中から『魔王の帰還』について書きたい。 他の作品、全て良いのだが、ちょっとした毒や棘、晴天の中にふと雨雲が不吉な翳りを連れて来る様な感覚を覚える中で、この物語は「進め、進め!」と最後まで前を向かせてくれる。 ラスト数行で心を掴まれる読者も多いと思う。(わたしが完全にそうだった) タイトルの『魔王』実は女性。 その名は真央。27歳、身長188センチ、靴の
みなさん、こんにちは。 5月も半ばを過ぎて、今年もベランダのバラが花盛りになりました。 実はベランダガーデナー歴10数年余り。 バラとギボウシを中心に育てています。 と言っても、水遣りと時々の肥料さえ忘れなければ、後はあまり手を掛けていないと言うより、結構放ったらかし。 もうちょっとちゃんとお世話すれば、もっと花園みたいになるのかしら? 今年1番乗りの開花をした『アイスバーグ』 バラ殿堂入りしている品種で、丈夫で育てやすく、細目の枝がしなる程真っ白の花がたくさん咲きます。
「ガソリン生活」 伊坂幸太郎 2016年 朝日新聞出版 この作品、タイトルの通り(⁉︎)主人公は車である。 望月家所有の緑色のデミオ『緑デミ(みどデミ)』がそれでである。 車をはじめとする自転車やバイクの二輪車や電車など、それぞれの意思を持ち結構みんなおしゃべり好きなのだ。 ちなみに、彼らには人間の言葉が分かりこちらの話をよく聞いているが、残念ながらわたしたちには、彼らの言葉は聞こえない。 近所の駐車場の主は友人であり、ファミレスや信号で一時停車した時にも、車同士噂話や
みなさん、こんにちは。 先日、恒例の奥高尾の城山の桜を見に行ってきました。 城山は高尾山山頂から奥高尾山へ入る事、約1時間ほどのルートタイムです。 お茶屋さんの脇にちょっとした丘の様な芝生(?)があり、その真ん中に桜の木が1本います。 毎年、春はこの桜を眺めながらお昼を食べるのを楽しみにしています。 気持ちの良い空の下、ちょっと疲れた足を休めながらのコーヒーは最高! この城山の芝生エリアは結構有名な人気スポットで、桜の季節は混み合います。 今回はJR高尾駅からバスで小仏バス
『三千円の使いかた』 原田ひ香 2018年中央公論新社 既に読んだ人も多いとは思うが、かなり話題になった本。 ちょっと出遅れて図書館に予約を入れたら、待つ事2年!更にまだ後ろに200人程の利用者が待っているという凄さ。 それもこれも、『人は三千円の使い方で、人生が決まるのよ』と本文にもある通り、貯金や節約、お金の使い方等、普段の自分の生活と重なる内容に読む前から期待が膨らむ。 貯金に目覚めた社会人2年目の美帆。 3歳児の子育て中の姉は、夫の少ない稼ぎの中で上手にやり繰り
みなさん、こんにちは。 先日、仕事用のシャツを数枚新調しました。 うきうきクローゼットに仕舞おうとして、 「ハンガーが足りない…」 1本ハンガーが足りません。 クローゼットは滑り止め付きの同じ種類の100均のハンガーで揃えています。 「あー買いに行かなきゃ」 と一瞬考え、危うく「明日仕事帰りに買ってこよう」なんて予定を立てていました、が!ここで気がつきました。 「ハンガーを買い足すんじゃなくて、ハンガーの数に収まる様に、服を見直すべきじゃない?」 そうなんです。 買い足
先週、夫が出走した東京マラソンの応援に行って来ました。 8回目の応募にして、やっと目出たくの当選。 応募倍率が猛烈に高い東京マラソン。 今回より、3回連続で外れた人は抽選チャンスが1回分プラスされ、そのチャンスが活かされました。 通常のマラソン大会では、手荷物の預かりがあるのですが、東京マラソンは有料のさらに事前申し込み。 なので、応援を兼ねての荷物持ちで出動です! ゲート近くまで付いて行き、着替え等が入ったリュックを受け取ってお見送り。 その後は、お目当てのトップ選手を
『貴婦人Aの蘇生』新装版 2023年朝日文庫 主人公の『わたし』は経済的な理由から、夫に先立たれ孤独となったユーリ伯母さんと伯父が残した古びた洋館での共同生活を始める。 伯母さんは亡き伯父がある日いきなり連れて来た年上のロシア人の女性、伯父と結婚した時からかなり歳を重ねており、ロシアから亡命して来たと言う以外には詳しい素性は謎のままの人物。 小川洋子の小説は、何処の土地で起きている話なのかハッキリとしないものが多い。 今回も多分、日本?でも、ヨーロッパの古くさいちょっと湿