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マブ Love is...
2024年6月17日 00:12
「何だか難しい話になったり、痴話話になったり。」信幸が笑いながら紫乃に言うと「まあ、いいじゃありませんか。なんだかんだで仲良 く話してるんですから。」「そうだな。こういうのが幸せな店なんだろうな。」勇也や美代に澪を遠巻きに見ながら夫婦が笑った所に、、、「すいませ〜ん!これにぃお酒を分けていだたけませ んかぁ〜!」調子っぱずれの素っ頓狂な声が掛かった。見ると首に厚手の布
2024年6月16日 02:46
「あたし、勇也が危ない事するの、嫌なんです! 勇也は物の怪退治が仕事じゃないんです! そんなぁ、戦ったりしなくていい人なんです!」特に今回は女じゃないのぉ!とは言わないままで、美代が澪に懇願していく。「あなたたちが誰で何なのかは分かりません。 でも物の怪退治をしているなら、お願いです! 勇也を巻き込ないで下さい!」雪は支えながら美代の身体が熱くなっていくのを感じていた。「強
2024年6月15日 00:45
「ぐすん、、痛いよぉ、、」「だから言ったのですよ。貴女には不向きだと。」「ぐすん、、ですが、私は妻です。旦那様の仇を取る のは当然の行いで御座います、、痛いぃ、、」「そうは仰られましてもね、、それを使いこなすには 鍛えられた強い精神が必要なのです。現に物の怪は 実体化しておりますまい。」「されど、されど!私の力とはなっております故、全 くの不向きとは言えませぬ!うっ!痛いぃ
2024年6月5日 00:03
「また、あの男かい?」「つくづく物の怪に縁があるんでしょうなあ。」「馬鹿な男かと思ったけどねぇ。それでも何度も首を 突っ込んで、生きてるんだよ。何だってんだい?」「勇さんは、、何ですかね、妙な運がある男なんでさ ぁね。死んだ親父さんから受け継いだ人足たちを、 ああも纏め切るなんざ、正直誰も思っちゃあいませ んでしたぜ。」「ふーん、、あんたも妙に信じてるじゃないかね。 さて