お菓子は心を満たす大切な食べ物
お菓子作りに数十年携わり、多くのお客様との出会い、大きな災害(震災・台風)の経験で感じたことを綴ります
それは、「甘いお菓子は心を満たし、元気づけ、人生の記憶に残るもの」だと感じています
当店は「しふくのせかい」という店名で焼菓子販売を行っています
店名の通り、お菓子の時間は至福の世界に浸ってもらい、心からリフレッシュして、日ごろの疲れやストレスから解放され、また明日からも頑張って欲しい想いでお菓子作りを行っています
そんなお菓子を販売し、お客様からの嬉しい声があって、なんとか毎日頑張れています
例えば・・・
「至福の時間を堪能できました、明日からも頑張れます」
「毎日1個食べるのを楽しみに1日頑張っています」
「ふだんお菓子をあまり食べない祖父が、ここのお菓子は喜んで食べます」
「病気のリハビリ中ですが、ここのお菓子で頑張れます」
などなど
お菓子には、普段の食事とは違う、心を満たす力があると感じる瞬間がたくさんあります
食べすぎはよくないですが、適量を食べることは心の健康にもつながるのだと思います
東日本大震災、東日本台風も経験しました
その時は、お菓子は必要不可欠なものではなくなります
まずは水と食料です
そんな時、お菓子のような嗜好品はあくまで嗜好品であり、生活する上での必要不可欠な存在ではないと感じました
しかし、復興していく中で甘いお菓子を食べるひとときの時間・瞬間が人々に元気と活力を与え、大きな力になることを知りました
毎年のように大きな災害や異常気象、世界情勢など不安が募る日々ですが、
お菓子作りに従事する1人として、少しでも多くのかたに
「心を満たすお菓子」を提供していきたい想いがこみ上げてきました