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アラフィフに伸びしろはあるのか

来たる秋冬のマラソン大会参加に向けて日々ランニングに励んでいるが、走る距離も速度もなかなか進歩せず、モヤモヤ中である。

途中で歩かずに走り通せる距離は、現時点ではせいぜい7、8km。
(先月、10km走れるようになったと書いたが、どうやら計測アプリの不具合で正確に計れていなかった…)

それなのにいっちょまえに10月にハーフ、11月に30km走、12月にフルに参戦するのである。

大丈夫か、私。

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脚痩せのための筋トレも、毎日15分の英語リスニングも、長らく続けているわりには特に効果は見られない。

うつの後遺症か単に年のせいか、記憶力もダダ下がりである。

追い打ちをかけるように、肌も重力との戦いに負け続けているようで、鏡を見ては愕然とする。

私にはもう伸びしろはないのかしらとため息をつく。

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その一方で、いやそんなはずはないと気炎を上げる私もいる。
アラフィフだってまだまだいけるさ。

「ずん」の飯尾さんだってアラフィフでブレイクしたし、40代、50代から急に輝き出す女優さんだっているじゃないか。

自分とはかけ離れた芸能人のレアケースを持ち出してくるところが、私の頭の中がいかにお花畑であるかを表している・・・。

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別にこれからブレイクしたいわけではないけれど(笑)、今取り組んでいることは、なんとかそれなりに形になってほしい。

ランニング、筋トレ、肌改善(スキンケア・睡眠・食事)などは、こつこつ続ければ必ずある程度の効果は出るはずだ。

英語のリスニングに関しては、長年、ネイティブのナチュラルスピードの会話を理解できるようになりたくて続けてきたけれど、どうにもこうにも身につかずに現在に至る。

3年ほど前から続けているオンライン英会話で先生が少しゆっくり話してくれる内容にはなんとかついていけるので、それで十分だと今は思っている。

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アラフィフに伸びしろはあるのかという問題を改めて考えると、やはり努力の方向性によるのだと思う。

現在の自分に合った現実的な目標に向けた取り組みを続けて、ほんの少しずつでも成果が出れば万々歳である。

そして、可能であれば、どうしても無理なことには見切りをつけて、別の方向へさっさと進むのが精神衛生上良いと思う。

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そんなことをつらつら考えながら、我が家のウンベラータを見つめる。

我が家にやって来て3年目の御方。

夏の間ずっと、しょぼくれたまま微動だにしなかったが、9月に入ってから突如として芽が出て、枝葉がぐんぐん伸び始めた。

その下には破れたり、穴が開いたりしたまま残っている葉がある。
黄色くなって落ちてしまった葉もあった。

育て方が雑なのか・・・。


そんなウンベラータの姿を、アラフィフの伸びしろ問題と重ね合わせる。

残念ながら枯れてしまう能力、芽が出ずに伸びない能力もある一方で、意外にも開花する能力もある。
全体として美しく整っていなくていびつな姿であっても、それはそれで味がある。

若くない自分はもう詰んだとあきらめず、伸ばせる可能性がある方面に注力して、地道に凸凹アラフィフライフを送るのも悪くない。

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ということで、アラフィフの自分もそれなりに伸びしろはあると信じて、まずは喫緊の課題であるランニングを頑張ります!

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