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はぢめ
2022年10月30日 20:38
さて、次に仕事量の話をしたい。何か難しい事ではなく非常に単純で簡単な話である。話の都合上、わかりやすく介護施設の利用者の、寝る為の準備をお手伝いする〝就寝介助〟を例に話をする。就寝介助といえばその日の終わり、介護士にとってラストスパート、踏ん張り所なのだ。夕食後に介護士2人で対応する、勤務時間は共に残り2時間である。その内のおよそ1時間分は夕食の片付けやその日の記録に取られてしまう。
2022年10月28日 21:33
名前も覚えてきて、少し慣れてくると働いている介護士の性格がだんだんわかってくる。人間の悩みのほとんどが人間関係の悩みだそうだが、この働いている介護士の性格が介護施設で長く働いていけるかどうかの大きな壁の1つである。いろいろな施設で、みなさんのそれぞれ独自のやり方を観察していると、まず介護という仕事に対する2つの姿勢があると感じられた。それが〝人情派〟と〝効率派〟である。この2つは相反
2022年10月26日 20:39
現場初日、配属されたフロアやらユニットの中のリーダーとかリーダー格の先輩の横について仕事を教えてもらう。介護士の出入りが激しい介護施設のリーダーなので指導も、こなれている様に見える。まず最初の難問として、人の名前を覚えなくてはならない。利用者、介護士、看護師、理学療法士や作業療法士、管理栄養士、ケアマネジャーなどなど現場で出会う人数はかなりのものである。施設側の人間は、たいてい同じ様な制
2022年10月24日 21:25
「いい人からどんどん辞めてっちゃう。」介護施設でよく聞く言葉を言われながら、頭を下げ退職をする。理由は今の現場環境で働く事に疲れてしまったからである。退職者の多い介護施設の退職理由といえば、だいたい同じ様な理由であったりする。そんな介護士が次々と辞めていく理由が、わかっているんだったら、そこの理由を潰してしまえばいいではないか。と思われるかもしれないが、それが結構複雑だったりして施設側
2022年10月22日 20:28
介護士の転職は賭けの様なものである。なぜならば、介護施設内の人間関係と上下関係、考え方や指導の仕方、設備の違い、残業の有無や待遇の違い、利用者の様子や性格などなど…。複雑すぎる職場環境は数ある介護施設の全てが違っていて働いてみないと自分が続けていける介護施設なのかどうか判らないからである。たくさんの介護施設の中でも、〝自分に合った〟施設には、ほぼ辿り着かない。せめて〝自分が我慢できる〟