①クリティカルシンキングの使用場面
*今回の記事は1300字程度です。
こんにちは、にゃごんです。
今日はクリティカルシンキング(批判的思考)について、「クリティカル進化論」をもとに解説を行いたいと思います。
本書は、OL進化論という4コマ漫画に突っ込みをいれていく流れで読み進めていくため、とてもとっつきやすい内容になっています。是非お手にとっていただきたい本です。
今回は、クリティカルシンキングの使用場面について書きたいと思います。以前にもクリティカルシンキングについてまとめた記事を書いているので、そちらも併せて読んでいただけるとより理解が深まると思います。
それでは、いきましょう!
クリティカルシンキングって何?
皆さんはクリティカルシンキングについてご存じでしょうか。
批判的思考とも呼ばれたりするこのスキルは、以前の記事では自分の考えに対して「本当にそうだろうか?」を投げかけることだと説明しました。
本書においてクリティカルシンキングとは、
「何事も無批判に信じてしまうのではなく、問題点を探し出して批評し、判断する」ことと定義されています。
自分の考えだけではなく、様々な場面においてクリティカルシンキングは活用可能なものなのです。
それでは、実際にどのような場面で使われるのでしょうか。大きく分けて3つあるので解説します。
使用場面①:原因の推測
1つめは原因の推測です。
ある事実について「原因はこれだ」と推測することです。
原因の推測が合っている場合もあれば、間違っている場合もありますよね。
間違った原因の推測は、多くの場合はそこまで重要では有りませんが、取り返しのつかない事態を引き起こす場合もあります。
そのような場面で原因の推測が「正しい/間違っている」を評価する際に、クリティカルシンキングを使います。
使用場面②:何かを判断する
2つめは、何かを判断するときです。
これも一種の推測です。推測に基づいて、何かしらの判断を下すというわけです。
日常的な小さな判断ではそこまで問題は大きくありませんが、会社の損得に関する判断などかなり大きな判断では、かなり重要な問題となってきます。
そのような何かを判断する場面で「合理的/非合理的」かどうかを評価する際に、クリティカルシンキングは使用されます。
使用場面③:情報を選択する
3つめは情報を選択するという場面です。
私たちは現在、様々な媒体を通して情報を収集しています。その中で、正確な情報とそうでない情報も入り混じっています。
そのような中で、他人からの情報を吟味し取捨選択する際に、クリティカルシンキングが必要になります。
ひろゆきさんが「嘘を嘘と見抜けないようではネットを使うのは難しい」といっていましたが、情報源がほとんどネットの現在、すべての人が習得すべきスキルだと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回以降は、クリティカルシンキングを実際の使用する際に必要なことについて書いていきたいと思いますので、チェックをお願いします。
良いと思ったり、感想があれば、スキやコメント、フォローでフィードバックをいただけると大変励みになります!
それでは、ありがとうございました!