珍しいジョージアのパンを食べる
先日、とあるパン屋でジョージアのパンに出会った。
ジョージア、というと、通常ならアメリカのジョージア州を思い浮かべるかもしれないが、国のジョージア、かつてのグルジア共和国の方である。
とはいえ、地理的にもどこだかわからないし、公用語は何語か、という疑問が沸きそうなので、下に簡単な説明をWikipediaから抽出して載せておく。
昨今の世界情勢からすると、近づくことが容易ではなさそうなポジションにある国なので、このパンも現地で食べるとなると何年後になることか、一生ないかもしれない、と思い、ものすごく高かったが(カットのケーキが2つ買えるくらいの値段だ。マリー・アントワネットもびっくりだろう。「王妃、ワタクシはケーキの2倍の値段のする希少なパンを持っております、ですからケーキなどには目もくれません」な~んて…😆)ここはひとつ試して、美味しければ自分でも作ってみればいい、と思い大枚をはたいたわけだ。
そのパンの名は、Khachapuri(ハチャプリ)という。
Wikipediaの説明には下のようにあるが、私が「これ、何が入っているのですか?」と尋ねたところ(子供の頃から肉が一切ダメで、挽肉やベーコンが入っていることを危惧しての質問だ)、「3種類のチーズが入ったジョージアのパンだよ」と言われ、チーズだけだと分かったので、即購入を決定した。
続けて、Wikipediaにはハチャプリの種類が9つ載っているが、私が購入したのは、形はアジャリアのハチャプリというやつだが、中身は完全にオリジナルのようだ。
・アジャリアのハチャプリ
→開いたブーツのような形に成形され、熱いパイの上に生卵とバターを乗せて食べる。
では、購入した写真と実食へ移ろう。
3種類のチーズが入っているだけあってコクがあり、またパンももちっとした食感で香ばしい。ただ、重さが尋常じゃないだけあって、食べてもその重みを十分に感じるので、できれば、今日はマラソンに行くぞ、とか1日中引っ越し作業だよ、とか解体作業の仕事をしてます、という方にはこれとコーラとフライドチキンかポテト、もしくはデザートなんかでもよいかもしれないが、そうでない場合はやっぱり、一食=半量とサラダとスープくらいで止めておいた方が無難だと思う。
最後に、日本語でもレシピを見つけたので、特によさそうなもの(マヨネーズが入っているとか邪道なものは却下…笑)を2つ載せておこう。
私も、これらのレシピをもとに、チーズを3種類(東欧の食品店で買ってこようと思う)揃えて、仕事の繁忙期が終わったら試したいと思う。