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スウェーデンの春のお菓子Semlaを作る

先日、と言っても1月の話だが、スウェーデンの春のお菓子Semlaを作った。
本当はクリスマスの頃に別のものを作ろうと思っていたのだが、やれ仕事のストレスだ、やれ旅の準備だ、とあれよあれよと月日がたち、作ろうと思っていたものが時期外れになってしまった。しかしどうしても作ったことのないものを、それもスウェーデンのものを試したい熱が高まり、「そうだ、そういえばSemla があった、あれはSweden語のコースに通っていた時に先生が作ってくれたものを食べて以来、毎年Torino で買っていたのだった」と思い出し、とある週末、Semla 作りを決行した。

検索してヒットする大半のレシピには生クリームがたっぷり入っているが、生クリームも牛乳も得意とは言えない身のため、今回は、たまたま見つけたマスカルポーネを入れるレシピを主に参考にした。どちらがカロリーが高いのかは分からないが、生クリームよりも血管が呼吸しそうな気がして😅 

私はレシピにあった分量の半量で試したが、何個作りたいのか、それ以前に、日本で簡単にマスカルポーネが手に入るのかわからないので、気になる方はご自身にあったレシピを探して試されることをお勧めする。
作ってみた感想として、お菓子作りよりもパン作りに慣れている方向きのお菓子だと思うので、変わり種のパンを作りたい方によりオススメしておきたい。

シマ子の使った材料はこちら。
左下がマスカルポーネ。残りはパックに入れたまま冷凍してある😅右下はカルダモンパウダー。
生地を焼いています
フィリングのアーモンドペースト。パン生地の中身をほじくり出したものを入れ混ぜる、というのが、庶民的で好き😂繊細なフランス菓子では絶対にそんなことはしないだろうし、イタリア人なら、ほじくった中身は入れずにそのまま食べそう🤣
出来上がりの図。このお皿、アンティークの一点もので最近のお気に入り。

パン生地の一次発酵からして、何かを間違ったらしく、あまり膨らまず、まずいのを一人で全部食べる羽目になるのか、と一時的に落胆したシマ子だったが、味は、スウェーデン語のクラスで食べたものと何ら遜色はなかった。

一見シュークリームみたいなのにそうではないし、Maritozzoみたいにくどくもないので(あれは本当に苦手。ちなみに、イタリアでは一切流行っていません。流行ったのは日本だけで、日本に一時帰国した際に名前を知ったくらい🤣🤣🤣)このサイズなら、リベンジしてみるのもありかな、と思った。
その際には、フィリングを変えてみようかな、と思う。


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シマ子
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