亡者、仲間を募る
今さらではあるが、noteを約5か月間続けてきて、未だにミラクルに感じることがある。
noteには実に「面白い人たち」、そして「上手い人たち」が溢れかえっている。
私は元来、テンションが上がりやすい性格であると自認している。
そんな私は、これらの「めちゃめちゃ面白い(または上手い)人たち」の記事を見付けると、テンション爆上げ状態になることがある。
そして、その場で「いや~、あなた様は実に面白い! これは素晴らしい巡り合わせだ! いえいえ、あなた様はね、あなた様がどれだけ凄いか、もしかしたらご自分でも気付いてないかとも思いましてね。その点、私はね、、、あっ、私はハミングというケチなやつでございますがね、いや、ケチな私でも、あなた様がどれだけ素晴らしいかということはね、もはやあなた様よりも良く気付いている次第でありまして、、、」
、、、といった実にこの上ない「ウザ絡み」をして長文コメントを残してしまうことがある(やや誇張はあるかもしれないが、似たようなことはしている)。
後から反省するのだが、ウザ絡みをしている最中は爆上げなので止まらなかったりする(後から少しクールダウンして、数行削りに戻ったりもする )。
仲良くしていただいているフォロワーさんであれば、ハミングハイを喰らったことがあるかもしれない(極力やらないように、気を付けてはいる)。
このハミングハイを「初コメント」で喰らってしまった場合、どうなるのだろうか?
よほど平常心を保つスキルに長けている人以外は、「(えっ、誰?!ハミング?)あっ、いえ、これは、、、いや、どうも」みたいなドン引きになると思うし、キレる人がいてもおかしくないレベルかもしれない^^;(←うわ、笑ってる)。
、、、さて、『noteで常にハイクオリティーな記事を投稿し続ける人』とイチイチ書くのも長ったらしいので、これ以降、このような方々を仮に『天上界の人』と呼ぶことにする。
冒頭に書いたミラクルであるが、このような天上界の人にコメントした後、スルーされるどころか「コメント返し」+「こちらの記事にもスキ返し」をいただけることがある。
私はこれを「小ミラクル」と呼んでいる(知らんがな)。
その上、天上界の人と相互フォローになることができ、未だにフォロワーさんとして仲良くしていただいていたりもする。
これはフォロワーさんに対するお世辞でもなんでもなく、かなりミラクルな状態且つ光栄の至りだと思っており、感謝している。
これが「中ミラクル」である(「である」とか、私が勝手に名付けているだけだが)。
いやいや、それは優しい天上界の人が、たまたま義理でフォローしてくれただけでしょ?
い~え、違いますぅ~。
天上界の人が私の記事を読んでくれて、コメントとかもくれるんですぅ~。
OMA!(Oh my angel !! 天上界なだけに)
何とも凄いことが起こっているものである。
あー、言い忘れたが、これが「ミラクル大」である(最上級なのでテレコ)。
優しい方は「いえいえ、ハミングさんの記事も緩くていいと思いますよ」と言ってくださるかもしれない。
そう、私の記事はね。緩いのがいいんですよ ToT
みんな、別々の花を咲かせればいいじゃない ToT
多様性でしょ?そうでしょ?違うの? 私ウザい? ToT
だが実際、本当に丹念に言葉を選び尽くしたのだろうと思われるような高尚な言い回しの小説、どれほどの手間をかけたのだろうと息を飲むようなアート作、経験とユーモア満載のエッセイ、、などなど、天上界の人たちはホントに丁寧~っに真剣に作品を投稿されていると感服する。
そのころ、ハミングは、、、
、、、一方、自分の投稿を改めて読み直してみたが、、、やれ「餃子の皮マンの顔が食われた」だの、やれ「アヒル口が空に浮かんで、まぁ怖い~」だの、実に悪ふざけな、誰をターゲットにしているかもよくわからない危険物を乱発しているものである ^^;
「この人何となく緩そうだな」と似た匂いを感じる人が来られた場合、「まあ、ゆっくりしてってや~」という気分なのだが、優しい天上界の人にスキ返しでお越しいただいた挙句、私の「餃子の皮マン」や「アヒル口」にコメントせざるを得ない心境を想像すると、さすがに心苦しいときもある ^^;
でもね、でもね。
このような天上界の人たちが、フォローし続けてくれて、記事まで読んでくれるのはさぁ、、、ひょっとして、、、♡
私もいよいよ天上界にお声が掛かっているのか?
いや、そうかもしれない。
そう言えば、noteに来てから、私も随分と天上界の人たちの作品を勉強したからなぁ。
自分の力量も上がっているのかも、、、
ん? 実は、すでに自分もほぼほぼ天上界の人になりつつあるのかも、、、
はい
ドーン!
(ウワ~~~~~ッ!)
私以外にも、安易にこういう浅はかな考えを抱きやすい人は、喪黒福造のおっさんにドーン!とやられて人生を踏み外すので、気を付けた方がよい。
「心の隙間」を見せると、喪黒のおっさんは必ず来る!
ときどき、何もしていないのに来る!
人様が生命を削って大作を投稿されている横で、パッパラパーのパー♪ とアヒル口を茶化して天上界入りしようとするなんて傲慢である。
「傲慢」は七つの大罪の1つである。
重罪である。
正に、神と同じ位置にいることを望み、神に反逆したルシファーである。
(イラストを越えた数行上の「ドーン!」の真上のウキウキしたくだりが、そっくりな状況ではないか!)
ほうほう、「傲慢」は仏教でも罪とされ、六煩悩の1つ「慢」として戒められるらしい。
喪黒のおっさんどころか、noteを始めたせいで、そのまま地獄に堕とされそうな流れになってきた。
そう言えば、「地獄」とひと口に言っても、罪状によって随分と種類があるらしいね。
ほうほう、これはこれは、、、わ~お、実に細分化、、、全部で100種以上もの地獄が、、、なになに? 羊とロバを獣姦した人が行く小地獄、、、それはちょっと細か過ぎないか?「動物」という括りではダメなのだろうか、、、
罪状も実に細かい。
『恥ずかしげもなく駄文をばら撒き、人様を苛立たせた罪』、、、さすがに、ここまで細か過ぎる罪はなさそうである。
少し安心した。
ヘタなショートショートを投稿するたびに、毎回地獄に堕とされては割に合わない。
要するにアレだ。
大した汗もかかずに「天上界から発信しているオレ様の貴重な記事を読みやがれ」などと思い上がっていると、西洋でも東洋でも色んな怖い人たちに怒られそうなので、気を付けた方がよいと実感した。
この『自分は天上界の人だと言い張りながら、駄文をばら撒き続ける人』というのも長いので、簡潔に「どこかの地獄にうごめく亡者(もうじゃ)」と呼ぶ。
それでも長いので、もっと簡潔に「亡者」と呼ぶ(二度手間)。
たまにアウトロー系の本や「こんな危ないこと体験してみました!」みたいな本が売れたりする。
読者コメントを拝見すると、決まって出てくるコメントに「自分の日常生活では接点のない世界を垣間見ることができて、面白かったです!」というのがある。
要するに、「天上界の人」が「亡者」の記事を真剣に読んでくださり、コメントまでくださるというのは、決して天上界に誘いに来てくれたわけではなく、自分には及びもつかない「亡者が悶え苦しむ地獄」を垣間見たいということなのか ^^;
さて、ここまでお読みいただいた方々。
「そう言えば、私も天上界の一員を自負してはいるけど、まあ、だいたいどの記事読んでも、私が勝ってることが多いし。でも、さすがにあの人には敵わないなぁ~。あの人だけは別格だよね。でも、仲良くしてくれてるし、認めてくれてるってことだよね。」
、、、と感じた、そこのア・ナ・タ!
もしかすると、アナタも亡者かもしれない。。。
さあ、朽ち果てた体で寄り添い合い、一緒に傷を舐め合おう!