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自己承認のコツ:過去の自分を解き放つ方法

自己承認が大切だということは、多くの人が知っていますよね。でも、それを実践するのは意外と難しいもの。なぜかというと、つい他人と比べてしまったり、劣等感や優越感を感じてしまうことがあるからです。


ポイント:自己承認を妨げる原因
自己承認ができないとき、それは多くの場合、過去の経験が影響しています。似たような状況に遭遇すると、無意識に「これは以前のあの嫌な経験と同じだ」と思い込んでしまい、自己を否定するような考えに引っ張られるのです。けれど、今の出来事は過去と同じではなく、そして、過去の嫌な経験自体も、自分の一方的な解釈である場合が多いのです。


実例:過去を紐解いて気づいたこと
私自身も、特定の人と口論になりがちでした。「どうしてあの人は攻撃的なんだろう?」とイライラしていたのですが、周りの人に聞いてみると、実は私の方が先に攻撃的な態度をとっていたと指摘されました。

そこで内観してみたところ、口論になりやすい人は、何事も深く質問してくる人である傾向に気づきいたのです。そしてそれは幼少期の家庭環境が関係していると。
我が家は祖父母との同居家庭でしたが、祖母はとても気の強い人で、誰も逆らうことができなかったのです。「うちの家庭は他とは違う」とずっと思っており、それを知られたくなくて、友人たちとは一線をおいていたのです。
これが、自己承認ができないことの原因の一つだったのです。

でも、冷静に考えてみると、家庭の問題なんてどこにでもあるものですし、それを話したからといって誰かに非難されるわけではありません。こうして過去の思い込みを解きほぐし、「自分を守らなくては」という不要な壁をなくすことで、少しずつ自己承認がしやすくなったのです。

結論:深掘りして自分を見つめ直すことの重要性
自己承認を妨げる感情が湧いたときは、その原因となる過去の出来事を深掘りし、俯瞰して見直すことで、驚くほど些細なことだったと気づくかもしれません。こうして自分を認められる範囲を広げていくことで、より前向きな心を持てるのです。

感情を無視せず、丁寧に向き合うことで、大きな成長につながるかもしれませんね!

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