私のおばあちゃん①
今年101歳になった私の祖母のことです。
祖母との思い出はたくさんあるので、とりあえず①としておこう。
祖母は堀の深い顔立ちで、昔からよく外国にルーツがあるのですかと聞かれたりしたそうで、なかなかの美人である。自分でもその自覚があるらしく、80歳になっても、90歳になっても、「美しくある」ことを意識していた。別にブランド品を身にまとうわけではないが、いつもうっすらと品の良い化粧をして髪を巻き、ときどき娘(私の母)とデパートに買い物に行ってシンプルでセンスの良い服を買う。母が高