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怒涛のマーケ配属1年目を経て目指したリーダーの視座と責任【10周年記念企画・新卒6期生】

2024年1月6日で設立10周年を迎えるサーキュレーション。当社では設立2期目の2015年から新卒採用を行ってきました。2016年卒の1期生をはじめとして、現在は新卒8期生までが入社しており、新卒入社メンバーは総勢70名以上になっています。

今回は10周年を記念して、「Talk Baton」と題し、創業1年目から今まで各年に入社した「元・新卒」の皆さんを対象に、後輩から先輩へのインタビューをリレー形式で回していきます。

創業時の8名から今では300名近くになり、組織も毎年どんどん成長し変化していくサーキュレーションで、どのようなキャリアを歩み、どのような自身の変化を楽しんできたのか。これからどのような未来を描いているのかについて、新卒の先輩・後輩同士ならではの率直な想いを話し合っていただきます!

第6回目はこのお二人!

▽インタビューされる人 (右)新卒6期生(2021年卒)板垣 和水(いたがき・なごみ、以下和水) CX推進部 マーケティングチーム リーダー
▽インタビューする人 (左)新卒7期生(2022年卒)小池 直輝(こいけ・なおき、以下直輝) CX推進部 インサイドセールスチーム

1.「こっちについて行けば何かありそう」経営陣のリーダーシップに惹かれて

直輝:仕事での連携や一度飲みに行ったことはありますが、改めてこういう場で話すのは緊張しますね(笑)早速ですが、和水さんの入社理由を教えてもらえますか?

和水:サーキュレーションでは珍しいかもしれないけど、私はビジョン共感じゃなくて、面接で会った人達が入社の決め手になったんだよね。
面接で会った人は皆、キャラクターが違って。私と似たような、ビジョン共感がすごく強いわけではない新卒の先輩から「この会社楽しいから!」って背中を押してもらったり、同性のロールモデルと引き合わせてもらえた。経営陣も全然タイプが違って、皆さん尊敬できるなと思った。

直輝:確かに多様な人がいると、自分も馴染めるかもって思えますよね。

和水:ビジョンやカルチャーマッチってある程度重要だと思ってるんだよね。サーキュレーションは最終的に目指すものやキャリアビジョンが違っても「今一緒にいることが最善だと思っている人たちの集まり」っていう感じがして、それがいいなと思った

もう1つの理由としては、自分が就活の軸にしていた「新しい当たり前を創る仕事がしたい」ということと、サーキュレーションの「新しい働く価値観を創る」っていうミッションが一致したこと。その2つの理由で入社を決めた。

実は学生時代に入っていた長期インターン先も候補ではあったんだけど、サーキュレーションは、経営陣が強いビジョンを持って引っ張っている印象で、「こっちについて行ったら何かありそう」ってワクワクできたからかな。

2.急ピッチの独り立ちを経て、2年目でミドルバック部門のリーダーに

直輝:サーキュレーションに入社後、ギャップはありましたか?

和水:私が入社した2021年は、入社研修後に全員インサイドセールスに配属される流れだったから、私も最初は今直輝がいるインサイドセールスにいたんだよ。超しんどかった(笑)4月の研修で「電話をかけるのがどうしても嫌なんですが、どうしたらいいでしょうか…」って質問するぐらい嫌だった(笑)

直輝:本当に嫌だったんですね(笑)僕はインサイドセールスでやりがいを感じているんですけど、そう感じる人がいるのは理解できます。
そこからマーケティングチームに異動になって、業務内容がガラリと変わったと思いますが、そこからはどうだったんですか?

和水:ここも求められるレベルがすごく高かった!
異動後2日目からプロ人材のカウンセリングを担当することになったの。1日目は部署の説明、カウンセリングの同席をして、「明日からカウンセリングやるからね」って言われて「嘘でしょ?!」って(笑)それで、1日目の後半は2日目のカウンセリングの準備をずっとしてた。

直輝:そんなバタバタな感じだったんですね。

和水:うん、その分急ピッチで独り立ちさせてもらえたと思う。配属2週間くらいで、先輩の同席もなくなって、月20〜25件ぐらいのカウンセリングを1人で担当できるようになってたよ。

実はもう一波乱あって、12月に先輩2人がチームから外れることになったの。
でも、上司から「ウェビナーはこれまで通りのペースでやるから、明日からウェビナーの企画もよろしくね」って言われて、その時も「嘘でしょ?!」って(笑)

直輝:新卒2年目でミドルバック部門のリーダーになるまでにそんな急成長があったんですね…!以前のnote記事で、ウェビナーのディレクター兼ADみたいなことをしているとお話しされていましたが、これはいつ頃からなんですか?

和水:異動してから3〜4ヶ月目ぐらいかな。プロ人材のカウンセリング、ウェビナーをやりつつ、先輩の後任育成も始まり、1年目にとにかく詰め込まれたな〜。

直輝:1年目から盛りだくさんですね!さまざまな業務をやられていると思いますが、どうやって仕事を覚えていったんですか?今は育成の仕組みがあると思いますが、和水さんの時はまだありませんでしたよね。

和水:上司がやっていることをとにかくマネした
1年目は自分が提案したことのアラや抜け漏れた部分をプロ人材に質問されたら、フリーズしちゃって、話せなくなってたの。そしたら上司が間に入ってくれて、それを見てマネして失敗して、の繰り返しで覚えていった。

直輝:入社1年目よりも今の方が業務にも慣れて、やりやすくなっていますか?

和水:そうだね、今が入社3年目だけど、1年目よりキツいと思うことはないね。
業務量はリーダーになった今の方が多いけど、1年目はとにかく時間がかかったんだよね。今は仕事に慣れて、タスクの優先順位をつけて進められるようになったから。

直輝:意外です!マルチタスク能力がこの2年で一気に身についたんですね。

3.リーダー「っぽい」人とリーダーでは視座と責任の重さが違うことを実感

直輝:今の和水さんの仕事内容って、僕たちインサイドセールスと連携している部分以外あまり知らないのですが、今はどういったことをやっているんですか?

和水:自分でウェビナーの企画を作ることと、ウェビナーQCとして、メンバーが考えたウェビナー企画のチェックをやってるよ。あとは、リーダーとして新卒採用の1次面接・メンバーとの1on1、他部署との連携、広告運用も。

直輝:じゃあ仕事量としては、どんどん増えているんですね。マーケティングチームのリーダーの仕事、人事評価の軸になるものがあまりイメージがつかないんですけど、どこが評価軸になってくるんですか?

和水:BtoBマーケのKPIを追っているから、例えばチームでリード数を何件取ったとか。
だから、インサイドセールスとあんまり変わらないと思う。ただ企画の本数というよりかは、結果お客様がどのくらい参加いただけたか、その後にインサイドセールスに働きかけて、何件商談を組めたかの商談化率、あとは受注貢献数だね。

直輝:直接マーケが獲得する数字を超えているのですね。結構難しそうです。

和水:2部署またいでるから、ちょっと遠い感じはあるよね(笑)でも、当社は分業型営業組織を無形商材でやり切ろうとしているから、すごくチャレンジングだし、お客様の成果にコミットするためには重要な指標なんだよね

直輝:先ほどもメンバーとの1on1の話などもあり、今はリーダーをやられていると思います。リーダーになって何が一番変わりましたか?

和水:一番変わったのは視座だと思う。リーダー「っぽい」役割をしている人と、実際にリーダーをしている人では視座が全然違うんだなって実感した
私もリーダーになる前には「自分が今やっていることって、リーダーとあんまり変わらないな」と思っていた時期があったんだけど、その頃の自分と比べると視座が全然違うから…。

直輝:それはすごく気になります!視座の違いを感じる具体的な出来事があったんですか?

和水:一言で言うと、責任が生まれたこと。
メンバーからすると、私が上司だから、この発言がメンバーの今後を左右するかもしれないと思うと、迂闊に無責任な発言はできなくて。だから根拠を持って話をするために、もっと勉強が必要だなと思った。何かに裏打ちされたものじゃないと、相手に話しちゃいけないと考えるようになって、昔は死ぬほど本が嫌いだったんだけど、リーダーになって本を読むようになった(笑)

直輝:発言責任って重いですね。

和水:重いと思う。BtoB施策は私が中心にやっていて、最終判断はマネジャーだとしても、自分が判断を間違えたらどうなるんだっていう緊張感がものすごくある。

直輝:耳が痛い話ですね。自分もリーダーに近いことをやる機会がありますが、リーダーとは何が違うのかって考えたりします。

でも、先ほど和水さんが言っていた発言責任の話を聞いて、自分はそこまで考えて今の業務に落とし込めているかなって振り返るきっかけになって、めちゃくちゃ勉強になりました。

和水:そうだね。リーダーに上がらないと視座が上がらないとは全く思ってないよ!
例えば、施策を進めるにあたって、他部署の役職者の人と話すことも出てくるじゃない。その機会が増えることで、重要な意思決定をする人たちがどういうことを懸念しているのか分かるから、それを考えることによって視座も上がると思う。明らかに変わるのは部下に対する責任の大きさとかかな。

直輝:他部署の役職者の人と施策について話すのって、緊張感ありますよね。

和水:その緊張感に晒されるのは、貴重な機会だと思う。
さらにその緊張感って今は上に対して向いてると思うけど、自分のメンバーに対して向いた時にどうなるかっていうのが次の段階なんじゃないかな。

4.プライベート優先からリーダーになりたいと思えたきっかけ

直輝:リーダーとしての話を聞いてきましたが、今後のキャリアはどう考えていますか?

和水:正直、昔は自分がリーダーになることを考えてなかったんだよね。私の人生の優先順位って仕事が一番じゃないんだよ。仕事は手段だから、こうなりたいっていうものはなくて。家庭でこうしたいから、仕事でこうするっていう順番で。

直輝:えっ、そうなんですか!和水さんって、バリバリ仕事をやっているイメージだったので意外でした。

和水:実はキャリアに悩んだ時にHRの植田さん(執行役員/ヒューマンリース部 部長)にアドバイスをもらいに行ったんだよね。
それまではプライベートの人生設計が確固たるものがあった分、仕事でやりたいことがないな〜って感じてた。業務内容や量を考えると、もうリーダーになっていい頃かもと考えてはいたんだけど、自分がなりたいという気持ちがついていっていなかったし、実はサーキュレーションをやめようと思って相談しに行ったんだよ。

直輝:知りませんでした!HRの部長に直接相談に行ったってことですか…?

和水:うちの制度の「キャリトーク」に応募して、メンターに植田さんを希望したの。普段あまりお話ししてなかったけど、仕事と家庭の両立とか、人事から見えてる世界の話とか、聞いてみたいな〜と思って。

◼︎キャリトークとは?
サーキュレーションの、キャリアをテーマにした対話するための社内人事施策。人事の中から、自分でフォロワー(トーク相手)を指名して、その相手とキャリアについて面談を実施する。

その時植田さんから「これから歩みたい人生から逆算すると、最速でリーダーになった方がいいんじゃない?」とアドバイスをもらえて初めて、リーダーを目指そうと思った。そしたら仕事でやりたいことが増えてきて、リーダーになりたいっていう話を4月に上司にしたんだよね。

直輝:じゃあ2ヶ月ぐらいで話が進んだんですね!不安はなかったんですか?

和水:あったよ!でもそこも植田さんに「年齢が気になるのは分かるけど、『その仕事で一番いい判断ができるのは私だ』っていう風に考えて、自信を持ってやりなよ」って励ましてもらって。
確かにサーキュレーションのマーケティングチームでは、BtoBの業務をやってきた経験は私が一番長いから、その分の経験値はある!って思えたの。

直輝:自分の経験や1,2年目でやり切ったことを自信に変えて乗り越えられたんですね

和水:植田さんなしでは今の自分はないなって感謝してる。

直輝:キャリアについて悩んだ時期を乗り越えてリーダーとして活躍されている今、会社のどんなところが好きですか?

和水:入社当初から変わらず「人」が好き!様々なタイプの人がいるし、何より熱狂して仕事に取り組んでいる人は素敵だよね。サーキュレーションはマネジャー・部長以上がすごく楽しそうだし、新卒がお客様の話で盛り上がっているのを見ると、仕事を楽しんでやっているんだなと思う。

直輝:1年目でもお客様がこうで、と語れるのがすごくいいなと思いますね。

和水:それだけ仕事に向き合ってるのも良いところだよね。緊張したり、ドキドキしたりすることもあるけど、仕事に行きたくないって思ったことはサーキュレーションで働いていて一度もない。

直輝:そういう風に思えるのってどうしてなんですかね?

和水:裁量権が大きいからかな。「自分が意思決定をした」と思える機会が多いからだと思う。もちろんQCを経て変わっていくけど、「プロ人材と議論してここまで作ったのは私!』と感じられるなあ。

直輝:意思決定を迫られるのは大変ですけど、その度に視座の高まりや成長が待っていると思うと、リーダーを目指したいなという気持ちがさらに強くなりました。今日はありがとうございました!

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